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【連続テレビ小説】はね駒(120)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

りん(斉藤由貴)は勇気を振り絞って、新聞社を訪ねた。高木みどり(美保純)にもらった明治新報社の求人広告「新聞記者募集」を見たからだった。「女は採用しない」という津村誠吾(地井武男)に「せめて編集長の面接だけでも受けさせてほしい」と食い下がるりんだったが…。

 

新聞社に入ろうと思っていたところ、男に荷物を預けられ、りんは荷物を持って編集部の中へ。弁当屋と勘違いされ、女だから遅くなったとか、女だからお茶くらいいれてけ、と散々な扱いを受け、お茶はいれるが怒って帰ってしまった。

 

編集部で知ってる人は、地井武男さんや石丸謙二郎さんだけど、他にも名前は知らないけどよく見る人もいました。社員Aの加賀谷純一さん。

 

でも今調べて驚いたのは、よくドラマで見る顔だと思っていたのに、2003年にはお亡くなりになっていたということ。たくさんの作品の中で「救命病棟」第2シリーズ第6話の刑事とあったので、数か月前CSで見たばっかりだったんだな。

 

それとは別に編集部にめっちゃくちゃいい声の人がいたなぁ。波多野役の麦草平さん。今は、壤 晴彦さんという名で舞台や声優をしているそうです。注目していこう。

 

怒って帰ったりんは、みどりに話しに行くが、「あなたは本当の意地悪さや世間の厳しさを体験していないのよ。苦労知らずなの」と言われてしまう。みどりさんもニコニコかわしながら相当酷いことを言われてきたんだろう。

 

むしゃくしゃした気持ちで弘次郎の店に立ち寄ると、弘次郎はひとりの客にコーヒーを出そうとしていた。「まだかい?」とせかし、「西洋までコーヒーの豆、摘みにいったのかと思ったよ」と嫌味を言い、さらに弘次郎の態度に「お待たせしましたくらい言ったらどうだろう。私は客だよ?」と偉そうなジジイに対し、弘次郎は頭を下げ、「お待たせ…いたしました」と頭を下げた。

 

りんにもコーヒーを出して「お待たせいたしました。どうぞ」と頭を下げた。しかし、ジジイは弘次郎のコーヒーを飲んで「おい、うまいねこのコーヒーは」と褒めてくれた。単純な人かもしれない。けどムカつく。何でも思ったことが口に出ちゃう人なんだね。

 

しかし、この光景を目の当たりにしたりんは、もう一度新聞社に行き、いい声の波多野さんに話しかけ、記者になりたくて来たことを言う。そこに地井さんがやってきて、女性は採らないと断られるが、編集長に会わせてくださいと食い下がった。

 

編集部に行き、面接が始まる。地井さんが編集長・津村誠吾だった。こういうインテリっぽい役あまり見たことないような。

 

夜、新聞社を面接したことを源造に報告。見習い記者として採用されたことなどを話す。仕事をするきっかけが源造の仕事の失敗なのに、なんでこんな圧迫面接みたいなのよ、源造は。「新聞記者が君にできるのか?」とか「弘は?」とか編集長以上に怖い。

 

90年代半ばに「ぽっかぽか」という昼ドラがあって、CSで再放送してたときに見てたこともあったけど、あれでもあんなに優しく子煩悩な慶彦さんが妻の麻美が働きたいと言ったとたん、めちゃくちゃ機嫌が悪くなって、生活費じゃなくあくまで小遣い程度でやってくれみたいなこと言ってたんだよね。ちょっと働く事情が違うし、時代も全然違うけど、妻が夫の許可を得て働くのって大変なのね…。 

 

源造は「一緒に頑張ろう」とは言ってくれたけども、明治男の一緒に頑張るは家事を手伝うことじゃなさそうだしね。仕事を許可したことが偉い!って感じなのかな。