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【連続テレビ小説】はね駒(97)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

結婚生活初日、りん(斉藤由貴)はいきなり朝寝坊してしまう。早起きし朝食の支度をしている母・やえ(樹木希林)に「今日からお前は、この家の主人・小野寺源造(渡辺謙)の奥さん、つまり女主人だからしっかりしろ」とたしなめられる。また父・弘次郎(小林稔侍)は、りんと源造の仲むつまじい夫婦の様子を見て、どぎまぎしてしまう。そして朝食の際もちょっとした騒動が起き…。

 

思わずニヤニヤして見てしまった新婚初日…というか2日目?!

 

やたらと出てくる”昨日の疲れ”(^-^;

 

おりんちゃん? あ…おりんさん?とまたしてもナレーションに起こされるりん。寝坊して台所へ行くとやえが朝食を作っていた。

 

しかし橘家の分の朝食だけで小野寺家の朝食は作ってないと言われ、「どうしてそだな意地悪するの?」と思わず言ってしまい、「私がお姑さまならなじょする? 私が源造さんのおっかさまでもお前そだこと言うかぇ?」と、やえに正論を言われてしまう。まぁ実母だと甘えは出るかも。

 

そうはいってもちゃんと作っているのがやえさんなんだよねー。この家の主人は源造でりんは女主人。やえは橘家の女主人で、りんの方が立場が上。だからしっかりしないと、とビシッと言われた。

 

源造の朝の支度を手伝うりん。顔を拭いてあげたり…弘次郎はそんな二人を目撃して、台所で顔を洗って、やえに拭いてもらおうとするが、手があるんだから自分でやれと冷たい。

 

朝食時、小野寺夫婦は上座、橘家は下座に座っていて、源造もりんも居心地が悪い。朝食後、源造としては昔の相馬の家みたいに楽しくやりたかったというのが本音で、りんと言い合いになってしまう。ウルウル泣き出すりんの目。

 

源造は橘家の面々に「息子が一人増えたと思ってください」、りんは「今まで通りでよろしくお願いいたします」と頭を下げ、弘次郎も「こちらこそよろしくお願いいたしやす」と応じた。

 

ここからもう夜? 夫婦の部屋に入ってきた源造は、既婚女性の髪型である丸髷になったりんを見、「隠し事のないいい家族になろう」と話し合う。「隠し事はありませんか?」で始まるイチャイチャ…キャーと思っていたら、聞き覚えのある声がした。

 

「こんばんは! ごめんくださいまし。名古屋でございます」と何と源造の母・いちだった。源左衛門とお寺の住職である建碩さんが浅草の見物に行くと言ったきり帰ってこない。檀家の話によれば吉原にいたらしい。腹が立って今晩は源造の家で過ごす、と。

 

笑えたり、考えさせられたり面白い回だったな。”名古屋でございます”とか地名で言うの親戚あるあるだね。そういう言い回しとかも面白い。