徒然好きなもの

ドラマの感想など

太平洋の奇跡‐フォックスと呼ばれた男‐

2014年にWOWOWで録画した映画を観ています。あと1本!

 2011年 日本

 

あらすじ

1944年6月、陸軍歩兵第十八連隊の大場大尉は、日本から2000キロ余りも離れた北マリアナ諸島サイパン島へ送られる。当時、軍事拠点として重要な位置を占めたこの島を死守するのが使命だった。アメリカ軍が圧倒的な兵力で上陸し、大場たちには玉砕命令が下される。だが“生きる”ことを強く実感した彼の元には人徳を慕い、上官を失った兵士や民間人が次々と集まってくる。大場は彼らを守るため、アメリカ軍に抵抗を続ける。

www.wowow.co.jpこれは確か竹野内豊さんの名前を見つけたので録画したような。しかもなぜか日本映画と思ってなかった。

 

冒頭は、当時の記録映像と英語のナレーション。当時の映像に近いような画質でリアルさがあります(リアルは知らねーだろ)。なんで、日本映画じゃないと思い込んでいたんだろうと調べたら、原作がアメリカ人作家のドン・ジョーンズの小説でした。

 

だからか日本側だけでなくアメリカ側の視点もあります。というかナレーションはずっと英語だし、アメリカ人から見た日本人という感じ。

 

…しかしこんなにも話に乗れないのはなぜだ。

 

日本語のできるアメリカ兵(原作者のドン・ジョーンズ?)に上官が「なんで日本兵は自決するんだ。頭おかしい」みたいな会話になったとき、将棋で例えてました。敵の大将を取ったら味方にできる。日本人は主君への忠誠に重きを置く。だから捕虜となれば新しい支配者に同様の忠誠を示さねばならない。捕虜になれば天皇を裏切ることになり、死ぬしかない。上官は説明されても”武士道自決”が理解できない。

 

どういうわけか全く話に乗れず半分ほど見たところで視聴をやめました。嫌な展開でも最後まで見てやろうと思う作品がある反面、どうしてもこれは肌に合わない感じ。