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ドラマの感想など

【連続テレビ小説】はね駒(32)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

りん(斉藤由貴)の父・弘次郎(小林稔侍)は娘が結婚の約束をほごにした越後屋に1人乗り込む。尋常高等小学校を卒業したら、りんを家から出すという約束だったが、数日猶予がほしいという頼みごとのためだった。ところが弘次郎は、越後屋当主でいいなずけだった新之助益岡徹)の祖父・勘兵衛(花沢徳衛)と激しい口論となり…。

 

 

越後屋さんが揃っていい人だった。弘次郎が勘兵衛の口から勘当を解いてほしいと頭を下げに来たことをお見通しで、弘次郎に厳しい言葉を浴びせ続ける勘兵衛は(弘次郎にとっては厳しいけど正論だけどね!)弘次郎が怒って帰った後、娘や孫に真実を話す。この朝ドラはまともな大人がたくさん出てくるので見ていて面白いんだと思う。

 

弘次郎は帰らずに話を聞いていて、勘兵衛に改めて頭を下げた。六波羅さんも来て、みんなで酒を飲む。酔って寝てしまった弘次郎をおんぶする新之助は、りんにだけ弘次郎が越後屋を訪問した理由を話す。

 

新次郎や越後屋が「おしん」の桜木みたいな成金のスケベ男なら、いやー、まぁ仕方ないよあんなんじゃと思うけど、そこで越後屋を簡単に敵っぽく描かないないのが「はね駒」のいいところだと思ってます。

 

ヒロインがやりたいことを実現するために周りの人を傷つけていいのかってのもあるかもしれないけど、相手があまりにもヒロインに都合よく動くのもまたちょっと違うなと思ってしまう。

 

越後屋さんはいい人達だけど、でも、りんさえ我慢すれば周りのみんなが丸く収まるという考え方は嫌です。

 

 

不思議だと思います。他で感想を読めば、いかにも男がかわいいと思う女だよねというのも見たんだけど、脚本もプロデューサーも女性であることを知ってるし、私も普段ならそういう女性像に敏感なので嫌悪感を抱いてもおかしくない女性でもあるんだけど、今のところ、共感も応援もできない!とは思ってないです。なぜこんなにギャップが起こるのか。最終回までに解明されるでしょうか。