公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意
橘りん(斉藤由貴)のところに仙台の東北女学校の合格通知が来る。松浪先生(沢田研二)が直接橘家に持参してくれたのだ。不合格だと思い込んでいたりんは大喜び、母・やえ(樹木希林)は、りんの頬を思いきりつねる。痛がりながら夢ではなかったと歓喜するりん。しかし、父・弘次郎(小林稔侍)だけは、なぜか仏頂面だった…。一方、りんは意を決して、元いいなずけの新之助(益岡徹)に話をしに行く。
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夢じゃないとほっぺたをつねる演出、ドラマだけじゃなく漫画とかでもよくあったけど、いつの間にか消滅したよなー。
松浪と中河を家にあげて合格通知をりんに手渡す。弘次郎は帰って来て無表情でりんの合格通知書に目を通すも、松浪にろくに挨拶もせずにまた出て行ってしまう。
りんは落ち込んでしまうが、松浪や中河に励まされ、笑顔になった。その足で合格通知書を持って新之助のところへ。新之助は、りんの同級生から落ちたと聞いて喜んで、勘当されて横浜に行くくらいならうちへおいでと相変わらず優しい。りんは新之助や家族が嫌いなわけじゃないけど、どうしても女学校へ行きたいと合格通知書を見せる。
手渡された合格通知書を破こうとした新之助を止めようとしたりんに抱きつく新之助。りんは全力で拒絶する。新之助は黙って去っていくが、陰で泣いていた。
りんのわがままで新之助がかわいそうな目に遭って…とは思わないんだよね。益岡さんはかっこいいけど、やっぱり新之助はセクハラ気味というかちょっと気持ち悪く感じてしまう。破談にしたことをりんのわがままで~という論調になるのはさすがにちょっとりんがかわいそうだと思う。いくら条件が良くても嫌なものは嫌だ。
やえは、弘次郎があんなに冷たい男だと思わなかったと泣いていたが、弘次郎の両親の前で泣くとは、おしんならどんな目に遭ったか知らないけど、ことは「橘家の男はみんなあんな感じ」とか「50年連れ添えば良さがわかる」とか優しく慰めてくれる。
若くて明るい女の子が笑顔でいると周りの人間が自然と助けてくれるって自然の摂理なのかもねぇ…。