◤昭和の日特別企画
— 日本映画専門チャンネル (@nihoneiga) April 30, 2020
昭和を彩った名優たち◢
#鶴田浩二 主演作🧵
◆5/1(金)午後3時より連続放送!
「シャツの店」全6話
「ビッグショー『鶴田浩二 男の詩』」
映画スターとして東映任侠シリーズを牽引、
歌手としても #傷だらけの人生 などヒット曲をもつ稀代のスタア🎤https://t.co/c4fEiTelft pic.twitter.com/quGE3f9qYe

1986年2月8、15日 NHK
最終回だけ以前見たし、まとめ放送だったので2回分の感想を。
昭夫はバランス感覚が優れた人だけど、おかみさんが紹介されたお見合い相手に内心ガッカリしていた。
由子が昭夫にふさわしいと思った女性がこんな感じ?みたいな。ん〜、働き者の頭のいい女性と思ったけど、昭夫的にはもっと華やかな若い女性がよかったのかもね(そんなこと一言も言ってないけどね)。でも、自分にふさわしい女性と思い、お見合いの話は進めてもらう。
由子は、秀一が別の部屋を借りてることに怒っている。
宇本の2枚目のシャツのお釣りを由子は喫茶店で会って渡す。宇本は二人だけの秘密、って盛り上がってるけど、由子はドン引きしてるし、別れるつもりで別居したんじゃないと話すが、周吉の愚痴も話す。
周吉と村川はすっかり飲み友達になってる。大人になって仕事上じゃない友人いいなぁ。村川は昭夫に結婚なんかするな!と結婚生活の愚痴を言う。まー今なら炎上しそうな妻への愚痴の数々。でも男性の本音だな。鶴田浩二さんの前で「傷だらけの人生」を歌う杉浦直樹さん。緊張しただろうなぁ。
村川は別れたいと思っていた頃、妻が入院してしまいなあなあになった。同じ山田太一脚本の「今朝の秋」の逆バージョンみたいなエピソード。あの話では杉浦直樹さんの方が入院していて、妻が別れたがっていた。
昭夫は、今結婚したら家庭中心になりそうだから、職人の高みを目指すためにお見合いを断ろうとするが、周吉に家庭があった方が頑張れるから断るなと言われる。
しかし、昭夫は結局由子経由でお見合い相手から断られた。由子と喫茶店で会っていた昭夫は店に帰って来て、由子が喫茶店で親方を待っていると告げるが、出かけたもののパチンコ屋に行き会わなかった。
「稲月」という由子が働く小料理屋に行くことにした周吉は、昭夫を誘うがお見合い相手がいるので断られる。村川と一緒に行き、宇本が店に入って行ったところで5話終了。
前に最終話だけ見たときは、周吉と宇本、村川の関係性が分からなかったから友達でもなさそうだし、なんだ?と思ってました。
由子は小料理屋でも人気があって、酔っ払い客に抱きつかれたりしているが、上手にかわしていた。ヤキモキして見ている周吉と宇本。
場所を変えて、3人で飲み直している。周吉の前でも堂々と由子への恋心を語る宇本。やべー奴だ。
昭夫が由子のシャツを周吉に見せるが、黙り込んで部屋にこもってしまう。それを村川に話しに行く昭夫。その中で昭夫がやらせてみれば女の方がうまくてショックだったんじゃないかと語る。大学でも女の方が成績がよかったり…と例を出してたけど、この頃から言われてたことだったんだ。
昭夫は、両親も兄夫婦も不仲だそうで由子に会ったり、秀一と話したり、村川のところへ行ったり夫婦のために細々と動いてくれる。
周吉は村川には、由子の作ったシャツはおしゃべりだと話す。こんなに言いたいことをためていたのなら言って欲しかったと。周吉には突然家を飛び出したとしか思ってなかったみたいだけど蓄積があるのよ。
由子が帰ってくる条件が書かれた手紙を読んだ周吉は毎夜、バーで酔い潰れるほど飲んでいる。「月1回目を見て好きだと言う」これが周吉にはどうしてもできそうにない。由子が秀一へ、秀一から昭夫、村川にも知られて怒る周吉。まー、恥ずかしいね!
しかし、周吉は由子のアパートへ向かう。言葉で言わなくても分かれ、と言うが、ついに向き合って好きだと言い合う。涙を流して喜ぶ由子。
それから…食事を作っている由子とシャツ作りをしている周吉と昭夫。昭夫は「女の時代ですね」なんて周吉に言ってるけど、元に戻っても、結局家事するのは由子なんですけどねー!
宇本とはあれっきりだったのかな。秀一と知子の暮らしもあのままか。
昭和の頑固職人の周吉、ちょっとおしゃれな経営者の村川、仕事に生きがいを見いだせないサラリーマンの宇本と三者三様の描かれ方をしていたけど、橋田壽賀子さんもだけど、わりと自営業>サラリーマンみたいな描かれた方は時代のせい?
90年代に入ってオフィスラブみたいなドラマが増えたせいなのか、サラリーマン以外の人が主役になること少なくない? まぁ中年男性が主役になる話が少ないせいかな。
ホームドラマが見たいです。