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ドラマの感想など

【連続テレビ小説】はね駒(4)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

りん(斉藤由貴)のいいなずけ・越後屋の長男・新之助益岡徹)が、祖父・勘兵衛(花沢徳衛)とともにあいさつにやってきた。来年の春、新之助の父親の七回忌の法事で、親族にお披露目したいというのだ。りんの父・弘次郎(小林稔侍)も、母・やえ(樹木希林)も15歳での結婚は早すぎると心配する。りんも気が進まず、友人たちに相談するが…。

 

 

花沢徳衛さんはさすがに祖父だったか。新之助の家は大きな酒屋を営んでいる。弘次郎と仲の良かった新之助の父親は7年前に亡くなった。りんが5歳の頃には父親同士で許婚の話ができていた。りんは14歳、髭の新之助は19歳だそうで。19歳か! 髭だけど若いとは思ってましたけど、そんなに歳の差なかったのね。

 

新之助の母役の大方斐紗子は、「あまちゃん」の鈴木のばっぱ、そしてこのドラマでは方言指導もされています。

 

りんが通ってるのは高等小学校で今4年生。明治23年だと尋常小学校4年+高等小学校4年で卒業だそうで、それが明治40年でまた変わって、おしんや初子・仁・希望あたりまでは、尋常小学校6年+高等小学校2年、仁や希望は尋常小学校卒業後、旧制中学に進学して5年で卒業なのに終戦のときが4年で中退したと。まーしかし高等小学校まで通える女性がどのくらいいたことか。

 

りんは学校の友達と進路について話す。一人は顔も名前も知らない人と結婚、一人は糸繰り工場(おしんのはる姉ちゃんが行ってた製糸工場?)へ。オナゴはカス。牛や馬より役に立たないと父親にも言われていたけど、それでも病気の父のために工場へ行くと無邪気に言う友達。りんの許婚は友達の間でも有名。りんは新之助が嫌いというより、結婚はまだ早いという考えなのかな?

 

新之助を避け、一人で帰ると、物置小屋に兄の嘉助が隠れていた。祖父にこの街に遊郭ができたと教えられ、出かけたら、同級生のおきよが働いていた。すっかりやせてぽろぽろ涙を流すおきよを放っておけず、そのまま居座り続けたが、金も払わず逃げてきたと。深刻な内容なのになぜか流れるほのぼのBGM。

 

おしん」に負けず劣らず暗い話ではあるんだけど、りんは若いしかわいいし、やえや嘉助が明るいせいもあって、そこまで暗い雰囲気になってない感じ。