2014年WOWOWで録画した映画を観ています。今回もW座からの招待状だった。
- 価格: 3877 円
- 楽天で詳細を見る
2011年 イギリス/ドイツ/カナダ/スイス
あらすじ
1904年、スイス。若き精神科医のユングは、時に狂暴な振る舞いを見せる若い女性患者ザビーナを相手に、精神分析学の始祖フロイトが提唱する談話療法を実践。それが功を奏して、ユングは彼女の心の奥底に眠るトラウマを突き止め、治療に成功する。しかし、2人はいつしか医者と患者の一線を越えて深い肉体関係に陥り、ザビーナをめぐるユングの心の葛藤は、彼が師と仰ぐフロイトとの関係にも亀裂を生じさせるようになって…。
精神科医・ユングのもとに若く美しい女性・ザビーナが担ぎ込まれてくる。ロシア系ユダヤ人のザビーナは幼少期より父親から受けた虐待で精神に異常をきたしていたが、ユングとの対話により徐々に回復してきた。
2年後初めてフロイトに会ったユングは13時間も語らい続ける。フロイトに会った話をしているユングの隣にザビーナ。すっかり落ち着いた女性になっていた。
やがて、ユングとザビーナは患者と医師という関係から一線を越えた。妊娠している妻を思い、一旦は関係を終わらせようとしたが、結局そのまま。
フロイトが二人の関係を知る。匿名の手紙をもらっていた。妻も知ることとなり、医師と患者の関係に戻ろうと関係を終わらせた。ユングは病院を辞め、ザビーナはフロイトに師事する。
数年後、卒論の相談で再びやってきたザビーナと再び…(-_-;)
フロイトはユングのザビーナへの冷淡な態度が許せず、決別した。それから精神的に不安定になったユングのため、妻が医者と結婚し身重のザビーナに診察をしてほしいとお願いする。
ユングは、ザビーナと同じような精神分析医志望のユダヤ系女性の愛人がいた。ユングと別れた後、馬車の中で涙するザビーナ。
エピローグトークも面白かった。あるシーンで乳首がちょっとはみ出してるのは演出なのか?とか。夢とか心の中を話すのに13時間も話してるのは常人じゃないとか。映画を観た後に一緒になってうんうん、そうそうって思えるのが楽しい。
ザビーナはもともと裕福な家に育った女性だけど、あの状態からよく医者になれたなと思うほどの精神の不安定さだったから、エピローグトークでも話していたけど、ザビーナのあご! キーラ・ナイトレイの演技がすごかった。
昨日観た「マリー・アントワネットに別れをつげて」もそうだけど、あのひらひらドレスいいねぇ~。時代はだいぶ違いますが。