徒然好きなもの

ドラマの感想など

【連続テレビ小説】はね駒(3)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

福島県相馬での、りん(斉藤由貴)たちと祖父母との同居生活が始まった。祖父・徳右衛門(山内明)は、体がなまったと木刀をふりまわし、りんと母・やえ(樹木希林)も巻き込み大騒ぎ。しかし、父・弘次郎(小林稔侍)は、おもしろくないと止めに入る。その理由には戊辰戦争のつらい記憶が関係していた。一方、近所に住む越後屋の長男・新之助益岡徹)は、りんに用事があると話しかけるのだが…。

 

 

冒頭は尋常小学校の教室。学級崩壊かっていうくらい騒ぎまくってる子供たちのもとに怒鳴り込んでくるりん。隣の教室にいたと言ってたけど、りんは14歳だそうで、先生の手伝い? 先生が角野卓造さんだった。そう、「深夜にようこそ」にも角野さん出てたよ。髪型もあんな感じ。

 

学校から帰る途中に出会った髭のにやけ男は益岡徹さん。りんの許婚だそうだけど、髭のせいかすごく年上に見える。「はね駒だな~」とタイトル回収。おてんば娘って感じ?

 

やえとりんのやり取りはコントっぽいけど、弘次郎が加わると途端にシリアスになる。徳右衛門が木刀を素振りし、りんにも教える。しかし、弘次郎は、昔の仲間たちを思い出すため、そういうものは見たくないと父に反論する。背中を向けて座っている弘次郎に話しかける徳右衛門。小林稔侍さんはコミカルな役をこなすイメージがあったからシリアスな感じが新鮮。

 

やえも同居することになった姑・ことに頼まれた裃を陰干しするのを忘れていて落ち込む。嫁姑もさらっと描かれてるのね。武士の妻できちっとしてそうなこととお気楽そうなやえの相性はそんなに悪くなさそうだけどね。

 

りんの家に許婚の新之助が両親を伴って訪ねてくるところで終わり。

 

祖母の丹阿弥谷津子さんは「ちゅらさん」では一風館の管理人で、おしんの義父役だった北村和夫さんといい感じになったのをツイッターで見かけてちょっと思い出した。「ちゅらさん」はスーちゃんもヒロインの母役だったね~。

 

おしん」直後の再放送とあってどうしても比べられてしまうし、実際3年後の作品だからリアルタイムでも比べられてきたのかも。こっちはこっちの味があって、私は今のところ楽しく見てます。語りの細川俊之さんと言えば、「ラヂオの時間」のドナルド・マクドナルドです。

↑こちらのラジオドラマの語りは堅物アナウンサー役の竜三(並樹史朗さん)です。