公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意
おしん(乙羽信子)は、店を大きくして、セルフサービス方式に切りかえ、新しい出発をすることを決心し、自力でその計画を着々と進めていた。もちろん、セルフサービス方式の店が成功するかどうか、昭和30年当時の日本にはまだ前例が少なかっただけに、大きな賭けであったし、不安も大きかった。しかし、新しい店よりも、もっとやっかいなことがおしんを悩ませていた。それは、息子の仁(山下真司)の結婚であった。
↑は今日のあらすじというより冒頭のナレーションですね。
おしんが仕入れから帰って来ても仁はふて寝して起きてこない。やっと起きてきたかと思えば座って、「初ちゃん、腹減っちゃったよ」だもんな。これ完全におしんも初子も甘やかしすぎでしょー!
竜三さんの何が好きかと言えば、割とこまめに家事を手伝ってくれたところだった。源じいというお付きの者がいたから余計やらなそうに見えるけど、戦争中でさえ闇で手に入れた砂糖を自分で容器に移し替えてたりをおしんと会話してる中で自然とこなしてるところが好きだったんだよぉぉ。優しい希望もそこまではやらないし、竜三の気質だったのかな。
仁は結婚前からもめるくらいなら道子との結婚を諦めると言い出した。母さんの気に入る働き者の娘にするとか。でも百合のことはどうしたって結婚相手として考えてたとは思えないんだよなぁ。真剣に付き合おうと思ってたらまず家族に言うだろうから。
しかし、仙造と道子が早朝に訪ねてきて、仙造が同居に賛成すると言い出した。自分の母と妻が嫁姑で苦労したなら同居に賛成するなよー。この結婚については道子の母の言う事がいちいち正しいよ。「いびり殺されちゃう」とか言ってたのは実感こもってたんだね。
ふて寝してれば何もかも都合のいいように話が進む仁の野郎~! 周りがフォローしすぎ。
道子も道子でこんなところで結婚式やるにしても客が入りきれる会場がないとか、今から言いたい放題だし、仁も言いなりになりそうでなんでこう同居に話が転がっていくのか…(-_-;)
駅前の土地は雄の形見とすりかえたおしんなので、初ちゃんの土地なんて思ってもないんだろうなぁ。仁も仁で当然自分のものと思ってるし、かわいいスーちゃんが演じてるだけに、ずっと奉公人扱いの初ちゃんにちょっとモヤっとしたものを感じます。あれがおしんの娘の扱い方かと言えば、絶対禎とは違うだろうし。