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連続テレビ小説 おしん(169)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

おしん(田中裕子)が酒田を去る日が来た。8才で加賀屋へ奉公し、8年の歳月を過ごした酒田へふたたび帰ってきたおしんだったが、酒田もおしんの永住の地にはならなかった。おしんの努力で繁盛し始めた飯屋も、浩太(渡瀬恒彦)の忠告や、加代(東てる美)のことを考えると、おしんには店を続けられなかった。おしんが酒田を出発するという前の日の夜、店には浩太と加代が来て、お互いの別れを惜しむ酒になっていた。

 

 

おしんとお加代様と浩太でお別れ会。相変わらずかいがいしく動いて食事を作るのはおしんだけなんですけどねー。慣れない人が手伝うよ、って言われるより一人で動いたほうが楽なんだろうね。

 

お加代様が夜中まで働かなくていいお酒を出さない飯屋を細々やるんじゃだめだったかな。浩太に仕事を世話してもらったのはありがたいと思ってるけど、もうちょっとさぁぁ。

 

浩太「自分の思い通りに生きている人なんていやしないよ。みんな何かにぶち当たって、それを乗り越えようとあがいたり、あきらめたりしたり、いつの間にか自分が考えていなかった人生を歩いている。それを恨んでも悔やんでも、どうしようもない。その時、その時の幸せを見つけて努力しなきゃ、じゃないと、一生幸せを知らない終わってしまう」

 

鋭い目つきでよさげなこと言ってるけど、おしんが酔っ払い相手の仕事をしてると知ってすぐ辞めさせたのに、お加代様が東京についてくるのを止めもせず、お加代様の部屋を東京の根城にし、酔客相手の女給やってることも何も言わない…そんな浩太に言われたくないよっ。

 

しかし、雪が降る酒田から一転、三重は暖かそうで、浩太の親戚であるひさも優しそうでそんなに嫌な予感はしない。

 

だけど、みのさんの寂しそうだったなー。ほんとに雄を孫みたいにかわいがっていたんだと思う。その後、3人で会うことはなかった、加賀屋を見る最後になったという奈良岡さんの不穏なナレーションもあって加賀屋の皆さんが心配。

 

おしんは前向きだけど、残された人の方が気になってしまう。