徒然好きなもの

ドラマの感想など

連続テレビ小説 おしん(182)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

母・ふじ(泉ピン子)の病気は治る見込みがなく、死期も近いと聞かされて、おしん(田中裕子)は自分の耳を疑った。次男の仁が誕生した喜びも一瞬にして消え失せていた。夢なら覚めてほしいと願った。しかし、ふじは日々衰弱していき、医者にもおしんにも手のほどこしようがなかった。おしんは、必死に看病し、神仏に祈った。「山形の家で死にたかった」というふじの言葉に、おしんは、ふじを山形へ連れて行く決心をする。

 

 

ん~、言っちゃあなんだが父が自宅で死にたいなどというタイプの人でなくて良かったと自分に置き換えて思ってしまった。短い期間ではあるけど、父を自宅で介護していたことがあった。今は、自動で昇降するベッドを借りることもできたし、ポータブルトイレもある。そして母と私で介護していたから、愚痴を言いあうこともできた。だけど、やせたといっても一人の大人はとてつもなく重く感じた。

 

誰にも迷惑かけたくないとかいうけど、おしんもおふじも言い出したら聞かない性格だよねー。地理的なことはよく分からないけど、今の路線図でとりあえず伊勢市→山形を検索して、安いルートだと7時間(早いルートは4時間)。だけど、これは新幹線が走っている現在のルートで昭和4年ならどれだけかかったことだろう。産後のおしんが大人を背負って長い道中を行くなんて、いくらドラマといっても想像して辛くなった。私は申し訳ないけどできないと思う。庄治あんちゃんに断りもなしに行ったらまたごしゃがれるよ。

 

今日はもう一つ重要な事実が明かされた。仁と同時期に生まれたお加代様の子供は男の子で希望(のぞみ)と名付けられた。←当時としちゃかなり珍しい名前に感じる。

 

そう、初回から出ていた圭ちゃんのお父さんじゃないの! おぼろげな記憶からすると、仁の娘たち(おしんにとっては孫、一人は川上麻衣子さんだった)はおしんをちょっとバカにした感じで、圭は一番かわいがられていた。そして、圭は他の孫たちと違って頭がよく東京の大学に通っていたと言っていた。

 

でも、おしんだって学歴はないにしろめちゃくちゃ頭いい人だと思うんだけど、子供たちはそうでもなかった? 竜三さんだってバカとは思わない。しかし、帝大出身の政男の血を引いてると思えば、そうかぁ…。

 

実家でという気持ちは分からないでもないけど、うーん…。時々おしんの行動にドン引きしてしまう(^-^;