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ドラマの感想など

ゲゲゲの女房(64)(65)「貧乏神をやっつけろ」

 

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

(64)「貧乏神をやっつけろ」 

藍子が生まれて半年がたったが、村井家の暮らし向きは上向かず、布美枝(松下奈緒)は家事と育児に奮闘しながらも、重苦しい気分をぬぐえずにいた。戌井(梶原善)の出版社も赤字続きで事務所を引き払い、今では自宅をオフィスとしていた。茂(向井理)は戌井の家を訪ねた帰り道、多磨霊園を自転車で通過しようとして、外に出られなくなる体験をする。貸本漫画を悪書として追放しようとする団体が、こみち書房に押しかけ…。

 

(65)「貧乏神をやっつけろ」 

村井家の貧しさは最悪のものとなりつつあり、電気代が払えずに、ついに電気が止まる事態となってしまう。茂(向井理)は漫画を出版社に持っていくが、貸本業界の斜陽化ゆえにどの会社も経営は苦しく、満足な原稿料が支払われることはなくなってきていた。ある夜、大蔵省の役人を名乗る男(片桐仁)が村井家を訪れる。村井家が今、建っている土地は大蔵省の所有する土地であり、土地を買い取るか、もしくは退去せよと言うのだが…。

 

 

多磨霊園から出られないとか大蔵省の役人が訪ねてくるとか嘘のようなホントのエピソードが続きます。薬局でミルクの掛け売りを断られたのも本当。

 

でも二人からはのんびりした空気が流れてるというか、後に水木さんが成功するのが知ってるのもあるけど、私はそこまで貧乏時代が辛い、見たくないとは思いませんでした。今日みたいに電気が止められたけど、星がきれいだと笑いあえる二人が見られるからです。

 

こみち書房にも不穏な空気が流れ始めました。戦時中の国防婦人会みたいな悪書追放団体です。あの中にどっぷり漬かれば、正義の味方になったみたいでさぞ楽しいのでしょうけどね。