公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意
(154)「ありがとう」
数多くの人たちのおかげで、今日までなんとかやってこられたことを、あらためて痛感した布美枝(松下奈緒)と茂(向井理)。2人は、水木プロダクション設立20周年を記念する謝恩パーティーを開くことを決め、その準備に取りかかる。盛大な会にするため、招待客のリストアップ、引き出物選び、料理の手配など、家族あげての大仕事が始まる。そしていよいよ、パーティーの当日がやってきて…。
(155)「ありがとう」
水木プロダクション設立20周年記念の謝恩パーティーを無事に終えて、布美枝(松下奈緒)、茂(向井理)、藍子、喜子(荒井萌)は、家へと帰ってくる。盛況だったパーティーの余韻が残るなかで、一家はあらためて“家族のきずなの尊さ”を感じる。パーティーの翌日、調布の住人たちをはじめとする、さまざまな人びとが村井家を訪れ、それぞれに“水木プロ20周年”を祝う。
残り3回ということで総まとめのような回が続きます。前半は仕事関係、後半は商店街の皆様。
青海波のピンクの着物は本物はもっと淡いピンクに写真では見えたけど、布美枝さんにはよく似合っています。原作を読むとこれもいろんなエピソードをつないだ感じで、20周年のときは新しい着物を作れと言われて、アキ姉ちゃんと選んで買っています。
布美枝さんのピンクの青海波の着物と茂の燕尾服とシルクハットはそれから5年後、平成3/1991年に紫綬褒章を受賞したときに天皇陛下にお目にかかるからということでシルクハットをどうしてもかぶると言った茂が、結局入手できず、燕尾服を作った店から展示用を借りたという話でした。
エピソードをつなぐのが本当にうまい脚本だと思います。
原作だと深沢さんも出席されたようですが、戌井さんかつてのアシスタント達、編集者…たくさんの人が集まったパーティー。布美枝さんの着物姿に見惚れたり、花束を渡したり、この夫婦のやりとりが好きな私にとってもご褒美みたいな回です。あんなに布美枝さんが感謝される回も珍しいしね〜。
日を改めて、記念品の湯飲み(目玉のオヤジと一反木綿があしらわれていてかわいい)を商店街の皆さんに配ろうと思っていたところ、商店街のお姉様達+質屋の主人+太一くんが訪ねてくる。分かりやすさ重視のせいだと思うけど、東北人で別の地域で暮らしてる人でずーっとお国なまりでいる人は実際にはなかなかいないんだよなぁ。
美智子さんからの手紙ももらい、楽しい夏だったけど、ついに源兵衛の訃報が届く。
お葬式が最終回というのも「ゲゲゲの女房」らしいな。明日はいよいよ最終回。しかと見届けたいと思います。