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連続テレビ小説 おしん(154)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

おしん(田中裕子)は、今まで山形へ帰ることをためらってきたが、追いつめられると、身を寄せられるところは、母・ふじ(泉ピン子)のいる故郷しかなかった。しかし、おしんが来たことが原因で、おしんをかばう母と兄・庄治(吉岡祐一)夫婦の間でケンカが絶えなくなった。おしんがそんな雰囲気を気遣って「田畑の仕事を手伝う」と申し出ると、兄は「うちには、おまえに手伝ってもらう田も畑もない」と言い放つのだった。

 

 

↑このあらすじは昨日とほとんど同じだし、庄治の「お前に手伝ってもらう田も畑もない」も昨日のセリフ。

 

今日は、おふじ暴走、おりき久々登場、おふじVS庄治・とら対立関係激化って感じ。篤子に対して心配しすぎるお清と同じ状態におふじがなってしまい、備蓄していた米を勝手に売って雄にお菓子を買ってきたり、つかみかからんばかりに庄治やとらに話すのも、おしんからすれば、もう、やめて~って感じ。

 

そういえば私はずっと庄治中間子長男説を唱えていたんだけど(どうでもいい)、今日のおふじのセリフによれば、庄治の手を引いて、はるをおぶって仕事してたみたいなことを言ってたから、庄治、はる、みつ(←第3子だから?)、おしん、弟、妹って感じになるのかな? 姉と妹に挟まれた中間子であり、長男でおしんと年も近い分、何かと対立してしまうひねくれこじれ男だと思ってました。

 

しかし、庄治はとらに畑仕事をさせず、育児に専念させていたり、おふじがとらに文句を言えば全力でかばってくれて、竜三よりも夫としては数段上の存在でした。子供丸々としてたね。そういう優しさはばんちゃんやおふじの影響でもあるんじゃないの? でも好きになれない!

 

おふじが米を売って、お菓子を買ってくる様子に母は涙を浮かべていました。母の実家も農家で祖母もずっと働いていたけど、祖母が自由になる現金はありません。そこで小豆やお米を売って(農家を回って買ってくれる人がいたそうです)、時々バスに乗って町へ出たりするのを楽しみにしていたみたいです。橋田さんは農家とは全然関係のない育ちだと思うけど、そういう農家のリアルな感じもすごく取材されたんだなー。

 

おりきに加賀屋の現状を聞く。ここで加賀屋に頼ればいいよー。今の自分はカッコ悪いと思うのかもしれないけど、そこで我慢しないで。結局人手の足りない農家へ手伝いに行くことになったおしん。おりきさんって仕事が早い。しかし畑仕事が嫌だと言ってたおしんなのにねぇ。