徒然好きなもの

ドラマの感想など

映画アニメ おしん

1984年 日本

4月から「おしん」の再放送が始まることは知っていたけど、私の家はリビングだけBSが見られて録画も不可で別にいいかぁと思ってたんだけど、あの時間帯なら誰もいないしと思い見始めたら、もーハマったハマった。まだまだ序盤ですが。

 

調べたら2013年にも1年かけて再放送してたんだなー。あの頃なら心置きなく録画もできたのに。

 

見始めたのは2週目の俊作あんちゃんと松じいと暮らし始めたあたりから。今日から加賀屋で働けることになりました。

 

リアルタイムで見た記憶はありません。ものすごくブームになってるのも知ってたけど、その頃は8時15分は両親共々家に誰もいなかったんじゃないかなぁ。両親もそのブームの影響だったのかおしんのアニメ映画を家族で観に行った記憶はあります。

 

サンリオ制作でおしんの少女時代のみで構成されています。ドラマみたいに現在のおしんや孫の圭は出てきません。声優はほとんどドラマの俳優さんそのままですが、一部別の俳優さんです。俊作あんちゃんはドラマ版は中村雅俊さんですが、この映画だと奥田瑛二さんだったり、つねさんがあき竹城さんだったり。つね登場時はまだ再放送を見てなかったので、トトロのカンタの母役というからどんな声だったのか確かめたかったのに、アニメ映画なのにこれには出てないんだなー。大人の事情?

 

某動画サイトで見つけて全部見てしまいました。これってどういう風に録ったのか不思議だー。主要キャストはそのままで、ドラマそのままのシーンばかりだからドラマの音声を抜き出したのかとも思えるけど、だったら一部の俳優さんがなぜ違う? ナレーション含めわざわざ録り直したのだとしたらそれはそれですごいし。アニメ独特の表現というか動物キャラを使ったギャグっぽいシーンもあったりしました。

 

だけど、アニメのキャラクターは絵を見ると分かるように俳優さんに寄せてるわけでもなく、つねさんは異常に不気味に描かれてる割に、お医者さん役のケーシー高峰さんはそっくりに描かれてます…ってドラマには出てない?! 私は家族総出で観に行ったけど、興行的にはさんざんだったらしいです。いや、まぁねぇとにかく暗い話です。久々に見て思い出したのが、ススキで作ったミミズクのところでした。

 

 

しかしドラマはというと、おしんの父や兄に腹立ちます。ミニ作造の兄は、家のことをやってるおしんやばんちゃんに向かって、ごくつぶしが2人いるとかふざけたことを抜かして…すっかり橋田脚本の手の内にハマってるということでしょうか。朝ドラ名場面的な番組では、イカダを見送る作造のシーンがよく流れるからもっと優しい父親なのかと思ったら、愛情が全くないわけじゃないけどクズです。

 

それと今回所見で泉ピン子さんがもっと怖い人物かと思ったらめちゃくちゃいい嫁で、ばんちゃんとの仲も良好で、あの家でそれだけが救い。

 

母にも一緒に見ようと言ってるけど、暗くて見たくないといってます。今日から加賀屋編ですが、先輩奉公人も大奥様も奥様も旦那様もこのままでいてくれー、と心から願います。