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ドラマの感想など

【ネタバレ】プリティ・リーグ

1992年 アメリ

 

あらすじ

1943年、男たちが戦場に旅立ったアメリカで、女性だけのプロ野球リーグが誕生する。主婦や元ダンサーと経歴も性格もさまざま、全米各地から集まった女性たちは次第に好プレーをみせ、野球ファンの注目を集めていく…。実在した女子プロ野球リーグの選手たちの奮闘と活躍を、女性監督ペニー・マーシャルが描く感動のドラマ。監督を演じるトム・ハンクスをはじめ、ジーナ・デイビス、マドンナなど、多彩なキャストも魅力的。

2024.4.22 NHK BS録画。ようやくこの映画を観る時が来たー! 昔はテレビでもやっていて好きな映画。昨年、一時的にAmazonプライムに加入したときに「プリティ・リーグ」という名前を見つけて、懐かしく見ていたら違和感が。

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Amazonプライムオリジナルドラマだった。ポリコレ?というやつで映画とは違った印象を持った。まあ、ハッキリ言ってつまんなく感じた。

 

近頃、ふさぎ込みがちのドティは招待されてダブルデイ・フィールドへ。懐かしい仲間たちが野球をしていた。

 

第二次世界大戦の最中、メジャーリーガーたちが戦地に赴き、メジャーリーグはピンチに陥っていた。

 

1943年 オレゴン州ウィラメット

ドティは女子野球の選手として活躍していて、妹のキットは何でもできて美人のドティにコンプレックスを持っていた。

 

家に帰って牛の乳搾りをしていたドティに今度、女子プロ野球ができるとスカウトが来た。週給75ドル。今の酪農は週給30ドル。ドティは既婚で夫が出征中であることから断った。妹のキットはこんな田舎で一生終わりたくない、一緒に行こうと誘う。

 

翌日の列車の出発時刻。もう列車は走り出していたが、ドティとキットはシカゴ行きの列車に飛び乗った。途中、コロラドで下車し、マーラという女性を見に行った。実力はあるが、スカウトは見た目が気に入らず、そのまま行こうとしたが、ドティとキットが抗議した。マーラは母を亡くしていたが、父が良き理解者で、広い世界を見てこいと送り出した。

 

シカゴ・ハーヴィー球場

スカウトとはここでお別れ。集められた女性たちは1チーム16人で4チーム作るためのオーディションが行われ、合格した者たちが紙に張り出された。ドティ姉妹はロックフォード・ピーチズに決まった。ダンサーのメイと友人のドリス、字の読めないシャーリーも合格した。

 

ユニフォームはミニスカート、マナー教室にも通う。この時代、アメリカでも女らしくみたいな感じがあったのね。

 

元メジャーリーガーのジミー・ドゥーガンがピーチズの監督を任された。試合当日、女性たちのロッカールームで用を足し、酔っ払っていて、スタメン表も出さないので、ドティがスタメンを決めた。観客は少なく、バカにして笑う声も聞こえる。酷いセクハラヤジを飛ばす観客にボールを投げて当てる選手。

 

初めての試合はドティのホームランなどで5対2でピーチズの勝ち。ニュースで取り上げられる女子プロ野球は選手たちの美しさ、女性らしさを強調。ニュースの締めコメントも野球は男のスポーツでは?だった。

 

エヴリンは監督の許可を得て、息子を遠征に同行させた。イタズラばかりする息子に運転手は辞めてしまい、ジミーが運転をした。夜、選手たちはバーへ。メイは得意のダンスを披露する。ドリスの父がダンスホールの経営者でメイがダンサー。

 

ドティが仲間たちを呼びに来た。マーラはステージから一人の男性を見つめて歌っている。帰りたがらないマーラを送り届けるというネルソン。

 

監督としての役割を果たさないジミーに代わり、ドティが選手たちにサインを出した。ドティを見ていたジミーが初めてサインを出した。

 

遠征中のバスの中、メイはシャーリーに官能小説を音読させ、エヴリンは曲を作っていた。

 

ジミーは監督らしくなったが、キツイ言い方にエヴリンは泣き出す。審判から選手を大事にしなさいと注意され、ボソッと言い返し、ジミーは退場になった。

 

女子プロ野球は人気が低迷し、観客が少なくなってきた。もっと派手なことをしてほしいという広報。ドディはキャッチャーフライを開脚してキャッチし、ライフ誌の表紙を飾る。ファウルをキャッチしたらキスという垂れ幕に観客は盛り上がる。

 

観客の黒人女性にボールが転がり、すごい返球をみせた。選手は白人だけ。

 

マーラはシーズン途中にネルソンと結婚して、来季に戻ると辞めていった。

 

女子プロ野球のプレーに観客たちも増えた。

 

遠征のバスの中、ドティは夫の写真をジミーに見せた。今はイタリアに出征中。ジミーは俺は役立たずだとつぶやき、夫のボブが戻ってきたらどうするのか聞いた。ドティは野球を続ける気はない。ジミーはドティをリーグ最高の選手と褒めた。

 

試合を見にきたハーヴィー社長は戦況も有利になってきて近々、女子プロ野球は、やめるつもりでいると広報に伝えていた。

 

ピッチャー交代で不貞腐れていたキットに嫌みを言ったドリスがケンカになった。ロッカールームではドティとキットが言い争いになった。

 

ドティはチームから去ろうとし、広報はトレードを提案した。しかし、トレードされたのはキット。

 

エヴリンの作った女子プロ野球の歌をロッカールームで歌う。ジミーはワールドシリーズに出場できればボーナスが出ると鼓舞していると陸軍省からの電報が届いた。ベティの夫・ジョージの戦死の知らせだった。

 

部屋で泣いていたドティの前に負傷して帰還したボブが来た。美男美女。

 

ジミーはボブの帰還でオレゴンに帰ることにした。途中で辞めたら後悔するぞと説得するジミーだが、ドティは野球は遊びでつらくなったと本音を言う。

 

ピーチズ対ラシーンワールドシリーズ。10対1、6対3とラシーンが連勝しながらピーチズも勝利を重ね、3勝3敗となった。ラシーンにはキットがいる。

 

終戦。ジミーの前に現れたのはドティ。途中で投げ出すのはイヤだと国立公園で引き返したと話す。

 

8回表まで0対0。しかし、ラシーンに先制された。9回表2アウトでバッターはドティ。ピッチャー返しでピーチズは逆転した。ピッチャーのキットがベンチで泣きじゃくっているのを見たドティ。

 

9回裏2アウト。バッターはキット。大きな当たりでランニングホームランを狙ったキットとドティのクロスプレー。ドティはボールを落とし、ラシーンが3対2で勝利した。

 

ありゃ! ドティがいつでも勝利したと思っていたのに、すごい勘違い。

 

試合の盛り上がりにハーヴィー社長はリーグ継続を広報に伝えた。

 

球場のロビーで子供にサインしているキットを見たドティ。そのままボブとオレゴンに帰り、来季は戻らない。最後はハグでお別れ。

 

ジミーはメジャーリーグ傘下の男子チーム、ウィチタの監督を打診されたが断ったとドティに伝えた。

 

現在

球場に入ってきたドティにドリスとメイが声をかけた。次々、仲間たちと再会した。マーラも来ている。ドティがふさぎ込みがちだったのは、この冬、夫を亡くしたから。エヴリンの姿はなく、息子が出席していた。ジミーも1987年に亡くなっていた。野球殿堂入りに喜ぶ元選手たち。広報がテープカットをした。スカウトもいた。

 

最後は女子プロ野球の歌を歌う。ドティとキットの再会。最後は元ピーチズで記念撮影。(終)

 

エンディングで試合している女性たちは本物の元選手たちかな。運動神経がいい人が心底羨ましい。前にテレビで見たときは民放だからエンディング見たことないかも。

 

記憶と全然違うところがあってびっくり! でもやっぱり面白かった!

 


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