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— 松竹シネマPLUS【公式】 (@shochiku_video) June 20, 2024
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🚨本日終了⚠️
🎬『わるいやつら』
原作:松本清張 監督:野村芳太郎
出演:松坂慶子/片岡孝夫/梶芽衣子/緒形拳/渡瀬恒彦/藤田まこと他
稀代の性悪モテ男と強かな悪女達の愛憎戦、怒涛の結末へ-
👇視聴&登録https://t.co/SFN323Edm7 pic.twitter.com/bEVfj10LCL
1980年 日本
あらすじ
松本清張が主宰する霧プロダクション第1回製作作品。監督は名コンビの野村芳太郎。医者の社会的権威を利用して犯罪に手を染めてゆく医師と、それを取り巻く女たちとの人間関係を描く長編ピカレスク・サスペンス。
世間知らずでプレイボーイ気取りの病院長・戸谷(片岡孝夫)は、妻・慶子(神崎愛)がいながら美貌のデザイナー・隆子(松坂慶子)と結ばれるために数々の悪事を犯していく。しかし、悪女たちの暗躍により、自らも落とし穴へはまっていく。
2024.10.2 BS松竹東急録画。キャストが「配達されない三通の手紙」とかぶってる。
さて、また松本清張特集を見よう。
松竹・霧プロ第一回提携作品
第一回 槇村隆子
SUMMER COLLECTION
ファッションショーの会場でモデルたちがクルクル回る。
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製作:野村芳太郎
野村芳樹
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脚本:井手雅人
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音楽:芥川也寸志
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監督:野村芳太郎
ショーの最後に隆子が出てきて花束を受け取る。しかし、突然、隆子の目の前に男性が出てきて隆子をビンタして、近くにいた信一が男性を止めた。男は、あの女のツラにだまされるな!と罵詈雑言を浴びせて出ていった。
控室で隆子はスポンサーの東京デパートの宣伝部長・山口から逆恨みだと慰められた。信一は医師なのね。
ホテル
信一とたつ子が会っていた。たつ子にいつものと薬を渡す信一。旦那が~と言いつつ、不倫関係なのね。あー、やっぱりこういう映画か。信一とたつ子で計画的に夫を死に追い込んでる? 帰りの車でお礼にライターを渡すたつ子。
たつ子が帰ると、夫・常次郎は布団に寝かされていて、たつ子は薬を飲むように言う。
戸谷病院
受付に来たチセは院長に言ったら分かると無理に入っていく。
ホテル
信一はチセともいい仲なのか(呆)。妻とは別れると定番のセリフ。チセにも夫がいる。チセは信一のライターにめざとく気付き、新しい人がいるんだろうと言う。婦長ともそういう関係? ハア〜
信一は下見沢を誘ってキャバレーへ。キャバレーだかクラブだか女の人がいるところ。下見沢は経理を見てもらっている。下見沢は12歳で信一の父に引き取られて、大学まで出してもらった。信一より頭がよかったのに三流大学へ行かされ、信一は一流大学を出て、大病院の院長になったとホステスに愚痴る。
隆子は誕生日に花束を贈った信一にお礼の電話をかけた。信一は隆子ともいい仲だと下見沢が言ってたっけ。
たつ子を車に乗せて走る信一に、たつ子は夫が危篤だと騒ぐ。やっぱり80年代に入ると、音楽も妙に軽くてな〜。個人的に昭和というより、70年代くらいまでの作品が好きなのかもと気付く。
信一の家に婦長も住んでる? 常次郎が亡くなったという連絡が入った。
翌朝、たつ子から警察に留められたという連絡が入ったと婦長が信一に報告した。身内が死因がおかしいと言い出し、警察が解剖を行い、肝臓の一部にヒ素の一部が永続的に使われていることが分かった。
信一が自身の病院の薬剤師が呼び出し、薬剤師がいつものフェナセチンを持ってきた。別の成分が混じっているんじゃないかと他の薬剤師に調べさせたが純度100%だった。
戸谷家にたつ子が警察がしつこくてと泣きついてきた。婦長のトヨが信一に私に任してねとニヤリ。
ディスコ?に出かけた信一。戸谷家ではトヨが寝かされているたつ子に大きな注射をむけていた。
ディスコには隆子も来ていて、信一は今夜一人にしないでくれと店を出たものの、隆子はさっさとタクシーに乗って行ってしまった。
病院のベッドに寝かされているたつ子を診察する信一。トヨは2時間前に注射しましたと言い、たつ子はうなされている。トヨはあえてたつ子の弟を呼んでいて、危険な状態であることを知らせた。弟は遺産が自分のものになるのでうるさいことは言わないだろうと言う。
たつ子が亡くなったと知らせたトヨは前のように私を抱いてと信一に迫る。
院長室
たつ子の死因は心筋梗塞。死亡時刻は午前4時50分。
氷川という料亭に呼び出された信一。相手は隆子で案内した女中は隆子が先客と揉めていたと話し、部屋に入ると隆子は酔っ払って寝ていた。信一が氷水を飲ませ、落ち着かせ、料亭を出て隆子の自宅へ。隆子を着物のままベッドに寝かせたが、結局、そういう関係に…
信一が帰るとトヨが全裸で信一のベッドで寝ていた。脱ぎ要員か。
信一は昼は隆子の仕事を見に行き、夜、自宅ベッドに寝転んでいるとトヨがコツコツとノックを続ける。
子供を連れた慶子が来て、3000万の慰謝料を請求した。これが本妻?
葵亭という料亭行った信一だが、チセとは行き違いになった。後日、チセに会った信一は3000万貸して欲しいと頼んだ。チセの夫・藤島に一服盛ってくれたら3000万出すというチセの冗談にまんざらでもない顔をする信一。
信一はトヨに信一の父親の七回忌に列席するように頼んだ。トヨは信一の父の元愛人。
夜、葵亭から藤島が倒れたと連絡が入り、見習いの看護婦を連れて往診に出た信一は麻雀仲間には心臓マヒと説明した。チセは夕方に薬を飲ませたと信一に言い、結局、藤島は亡くなった。
七回忌から帰ってきたトヨは怪しむ。
夜、隆子の仕事部屋に行った信一。仕事中の隆子に酔っ払った信一が迫るが、隆子が拒絶するとそのまま出ていった。車のライトをつけるとトヨがいて、あの女に全部話してやると脅した。信一はトヨを無理矢理車に乗せるが、トヨは人殺しと罵り、泣いた。しかし、車を走らせているうち、落ち着くと、トヨはすぐ怒るところがお父さんそっくりねと肩にもたれかかった。
ホテル
トヨはなぜ私を捨てたの? 隆子だけはダメ、あの女は魔性だと信一に迫る。衝動的にトヨの首を絞め殺し、山中にトヨを遺棄した。
戸谷家
信一がトヨの家出人捜索願を出し、警官がトヨが帰っていないか確認に来た。下見沢は嫌なことが続きますなあと信一に言う。下見沢に金策を一任し、慰謝料の3000万は自分で用意すると話す信一。
葵亭
チセに約束の金を早く都合つけて欲しいと頼む信一に怪しまれるから月末まで待って欲しいと言う。
下見沢の事務所で慶子との離婚が成立したことを話す。
隆子とドライブに出かけた信一は隆子の希望する芦ノ湖に向かった。信一は1億円の融資を受け、通帳と実印をそのまま隆子に渡した。
芦ノ湖に行った隆子は水の色が変わったと寂しそうに言う。北海道・北見出身の隆子は偶然、地元の親友が7年も前に亡くなっていたことを知ったと話す。
信一はイライラした様子でチセに会いに行った。葵亭では女中も替わり、チセのいとこがマネージャーになり、社長になったチセはバンコクに行っていると言われた。
トヨが川越で見つかった。下見沢が確認したが、信一は遺体の写真を見て、トヨには見えないと言う。
道具屋を呼んで、3000万をすぐにでも用意したいと話す信一のもとに刑事たちが訪れ、トヨの異性関係を尋ねた。5月19日のアリバイを聞かれた信一は六本木のシャーウッドというクラブに行き、青山6丁目の槇村に行ったと答えた。
道具屋から総額300万と言われ、全部持ってけ!とイライラ。道具屋さん、木下恵介アワーでおなじみの長浜藤夫さんだ。
槇村に電話した信一は隆子がいないと言われ、イライラ。直接店へ行き、従業員に駒沢公園にいると聞いた。
隆子に何故避けるのか聞く信一。隆子は下見沢から信一が病院の土地を担保にお金を借りていることを聞いていて、ご無理なさらないでくださいと言い、女の声で夜中に何度も信一の罪を密告するような電話を受けていると話し、仕事に戻っていった。
女の声と聞き、山中を捜す信一。
信一は1億3000万円の融資を受けた会社から催告状を受けた。下見沢は地方出張で会えず、銀行に行った信一は1億円の入った通帳は残高が2万円になっていると知らされた。
喫茶店
刑事に下見沢を訴えたいと話すが、刑事からは道具屋に売った志野の茶碗が盗品の可能性があると言われた。信一は茶碗は知り合いからもらったと話すが、茶碗はチセが道具屋から借りていたものだと刑事は言う。
警察署で井上警部に事情を聞かれる信一。トヨのことだけでなく、藤島、たつ子のことも聞かれる。井上警部は信一を疑っていて、信一は慌てる。愛人関係にあるチセとたつ子の夫が亡くなったことを責める警部に信一は声を荒げるが、横武常次郎の殺人容疑で逮捕された。
取り調べを受ける信一はトヨを「あの女は生きてます」と警部に言い、その言葉でトヨを殺したことを証明した。しかし、本当にトヨは生きてた! 新宿の安ホテルでトヨを捕まえたと警部は言い、チセも捕まえたと言う。川越で見つかった遺体は?
捕まったチセ、トヨと顔を合わせた信一。
裁判
チセは信一に罪をなすりつけ、トヨは信一をかばった。信一は無期懲役となった。
信一に面会に来た榊弁護士は下見沢が槇村のマネージャーになっていたと知らされた。下見沢を逮捕する証拠もなく、最初から隆子とグルではないかと言う。
それから三年
最高裁も
第一審判決を支持
刑は確定
網走刑務所
おくりとなる
青森港を出発したフェリーの中で刑事に見せられた新聞から槇村隆子がファッションショーの会場で刺されたと知った信一。犯人は下見沢。隆子は1か月の重傷。
槇村隆子:松坂慶子
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下見沢作雄:藤田まこと
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藤島チセ:梶芽衣子
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寺島トヨ:宮下順子
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横武たつ子:藤真理子
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田中慶子:神崎愛
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井上警部:緒形拳
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榊弁護士:渡瀬恒彦
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裁判長:佐分利信
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スポンサーの男:小沢栄太郎
横武常次郎:米倉斉加年
銀行支店長:滝田裕介
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木村刑事:梅野泰靖
藤島春次:山谷初男
刑事:稲葉義男
粕谷事務長:神山寛
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戸谷信一:片岡孝夫…字幕黄色
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地検検事:蟹江敬三
佐伯赫成
長浜藤夫
伊藤達広
伊藤正博
刑事:小林稔侍
今野鶏三
遠藤剛
荘司肇
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五代俊介
関川慎二
若杜奏身
北村晃一
角田美和
加藤潤
桜井克明
片岡孝二郎
実吉角盛
藍野憲治
金田孝人
ジョセフ・ヒルズ
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小森英明
山本幸栄
羽生昭彦
沖秀一
志馬琢哉
渡辺紀行
篠原靖夫
看護婦・林:西田珠美
原真智子
奈津木麗
見習看護婦・佐々木:雪江由記
高級クラブのマダム :吉田さより
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池田道枝
吉川雅恵
有原久美子
今崎久子
酒井栄子
佐藤裕美子
星清子
斉藤徳子
小畑あや
竹内啓子
荒川美知恵
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石田久美子
佐々木田津子
住吉ユミ子
黒井美佐子
安岐まさみ
光映子
村上記代
一氏ゆかり
披岸喜美子
若槻世津子
宇野沢友美
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監督:野村芳太郎
港の遠景が映る。(終)
軽い気持ちでキャストを書き起こしたら、つ…疲れた。でも、木下恵介アワーや愛の劇場で見かけた名前をたくさん見つけた。しかし、長浜さんくらいしかお姿は分からなかったという…小畑あやさん、どこにいたんだろう?
松本清張作品でイヤだなあと思うのは、有能な女は結局、美人で枕営業と有能な男がバックについてるという設定しか書けないところ。もうちょっとバリエーションないのかね?
その後も1985年の火曜サスペンス(信一:古谷一行)、2001年版(信一:豊川悦司)、2007年版(信一:上川隆也)、2014年版(信一:船越英一郎)と何度も映像化されている。1985年版は映画版でも刑事だった小林稔侍さんが井上警部になり、2001年版はトヨ(このドラマではトヨ美)が映画版のたつ子役だった藤真利子さんになり、2007年版は米倉涼子さん演じる豊美が主人公らしい。そこは槇村隆子じゃないんだ!?