徒然好きなもの

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【ネタバレ】ちょっといい姉妹 #18

TBS 1982年3月11日

 

あらすじ

ある朝、桃(倉田まり子)が大きな四角い包みから水を垂らしながら、小走りに出勤してきた。姉の嫁ぎ先が豆腐屋なので、朝に心を込めて作った豆腐や油揚げを、京(かなどめ)家の人たちに持参したのだ。華子(山岡久乃)も三子(京塚昌子)も悠子(大空眞弓)も豆腐は大好き。桃の家族の真心が嬉しかった。 あまりにたくさんなので、順司(川崎麻世)の家にもお裾分け。豆腐は苦手のはずの順司が、桃からの品と分かって豆腐好きに早変わり。

午後、順司がやって来た。今晩出発のスキー旅行に、桃を連れていきたいというお願いだった。華子は物分かりのいいところを見せて快諾した。有頂天の順司に、古谷(河合宏)は憤然。激しく順司に文句を言って、思いつめた表情で飛び出した。 翌朝、大山君(堤大二郎)が浮かぬ顔で、久しぶりに治療を受けにきた。大学受験にことごとく失敗して歯が痛いのだという。その日は、桃はスキー旅行で欠勤、古谷も無断欠勤で、京歯科はてんてこ舞い。

華子は大山に受付を手伝わせた。大山も受験勉強より仕事が肌に合うのか、社交家ぶりを発揮してテキパキと患者をさばいてくれた。華子は大学よりも就職しては、と提言するのだった…。

ちょっといいもの

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2024.6.6 BS11録画。

peachredrum.hateblo.jp

作・田井洋子

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京(かなどめ)三子:京塚昌子…京家の三女。歯科医。45歳。

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京華子:山岡久乃…京家の二女。歯科医。47歳。

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京悠子:大空眞弓…京家の四女。離婚してパリから帰国。33→34歳。

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津村順司:川崎麻世…津村孝司の息子。20歳。

細川桃:倉田まり子…技工士学校に通う受付。19歳。

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古谷健:河合宏…歯科技工士。21歳。

大山広樹:堤大二郎…患者。

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鈴木しづ:大鹿次代…津村家の家政婦。

舟山一正:松田洋治…悠子の息子。小学6年生。

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清田好子:丘祐子…歯科衛生士。22歳。

患者:溝口貴子

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患者:森本健介

   須永 慶

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津村孝司:山村聰…京家の長女・史子(故人)の夫。53→54歳。

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プロデューサー:石井ふく子

 

キャストクレジットは舟山一正のまま。

 

桃は一番上の姉が嫁いでいる豆腐屋から、まだ温かい豆腐や厚揚げ、がんもどきなどを大きなタッパーに持ってきた。冷蔵庫に入りきれないほどの豆腐をもらってしまい、三子や悠子は困るが、華子はご飯の代わりに豆腐を食べればいいと気にしていない。

 

悠子は朝のうちに津村家に豆腐を届けに行った。春休みの順司が家にいて豆腐は大嫌いだと言うが、悠子が桃が持ってきたものと聞き、厚揚げを口に入れた。

 

昼休み、順司が京歯科医院に来て華子に桃を休ませて欲しいと頼んだ。何度もスキーに誘っているが、休みを取りづらいと言われたと言うので若者に寛大な華子は許した。私の若い頃なんて配給の玄米食べて〜と戦争話になりかけるのをかわす順司。

 

楽楽

桃と好子がコーヒーを飲みに来た。好子が友達に電話すると言って、先に店を出ると、順司は桃をスキー旅行に誘う。桃は院長先生に話すと言って店を出た。順司は喜び、悠子も順司の気持ちに気付く。

 

しかし、古谷が乗り込んできて、人手がなくて忙しいのに誘わないで下さいと順司に文句を言うと、午後は仕事に出てこなかった。このまま病院を辞めてしまうんじゃと心配する三子と悠子。休みの許可を出した華子のせいって無理矢理過ぎ。

 

翌日、好子が受付、古谷は出勤しない。大学受験を終えた大山が久しぶりに来たが、受験は全落ち。

 

ヨシカワという患者が入れ歯を取りに来たが技工士が休みでまだ出来ておらず、あしたの10時ということにした。須永慶さん、入れ歯するような年に見えない。

 

忙しく人手が足りないので大山が受付をし始めた。

 

大山が自分でドーナツを作って持ってきた。華子は大山の母が教育ママだと知ると、勉強よりドーナツを作る専門家にすればいいのにと怒る。大山の父は3年前に蒸発して、母は今はタクシー運転手をしている。タクシー運転手と聞いて、お父さんじゃないのよ?という三子。

 

大山は炊事洗濯を全てやっている。大学を出る頃には母は50になってしまう。三子は勉強を頑張れ、華子は働き口を探したほうがいいと言って、大山を混乱させる。

 

津村家

順司がケガをして、桃に連れられて予定より早く帰ってきた。スキー初心者の桃はコースを外れてしまったのを順司が助けた。順司は、しづの部屋が空いてるから、泊まって行くように言う。孝司が部屋を出ると、順司は桃に古谷をどう思うか聞き、桃に告白。

 

桃は下の弟妹がいるので結婚など考えられない。8人きょうだいなら助け合える、順司さん、一人っ子でかわいそう、お母さんもいないし、お父さんがいなくなったらどうする? 今はお父さんのこと考えてあげて、って酷くないか!? 結局、桃は泊まらずに帰った。

 

翌日、大山は掃除をして白衣を着たいなどと話していると、好子から父親の調子が悪いと欠勤の連絡があった。

 

古谷は出勤前に楽楽に寄って、悠子に桃が3つで死んだ妹と同じ歳なので妹のように思っていて心配だったと話す。それでサボる!?

 

桃も古谷も出勤し、大山も古谷に白衣を借りて受付についた。みんな同じ髪型だけど、古谷と大山は意外と身長差があった。

 

京家

もうすぐ中学生になる一正は勉強していた。

 

津村家

順司のケガより失恋のことを励ます華子たち。お父さんがいなくなったらどうするの?と言う桃をいい娘さんだと褒める孝司。そうなの?

 

順司と仲良しの孝司を微笑ましく見ている華子たち。(つづく)

 

今回は若者中心。順司、大山、古谷、みんな髪型同じで混乱。桃が持ってきた豆腐が多すぎて飽き飽きするという演出が嫌いだわぁ。そんなにお好きならこれから毎週持ってきますと言われてうんざりして顔を見合わせたり…そういうのやめて。