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【ネタバレ】赤い疑惑▼第20回『二人の父に涙あり』

TBS 1976年2月13日 

 

あらすじ

相良(長門裕之)は、幸子(山口百恵)が茂(宇津井健)と敏江(渡辺美佐子)の子ではないと知った。18年前、自分が理恵(岸惠子)に生ませた子のことが頭をよぎる。

ありがとう あなた

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2024.6.4 BS-TBS録画。

peachredrum.hateblo.jp

作:安本莞二

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大島茂:宇津井健

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大島理恵:岸恵子(特別出演)

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大島幸子:山口百恵

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相良光夫:三浦友和

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相良多加子:原知佐子

ナレーター:内藤武敏

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森川助教授:福田豊

川村:川口厚

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相良英治:長門裕之

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大島敏江:渡辺美佐子

 

幸子がヴァンを抱っこしながら光夫と歩き、世界史の問題を出し合う。

 

家の前を掃除していた茂は理恵からの手紙に気付く。パリから一時帰国するという内容。

 

相良教授の部屋に呼ばれた茂。英治は理恵来日のニュースを知っていて理恵に会いたいと言う。相良教授46歳か〜! 茂は理恵には会わせたくないとはっきり言う。

 

幸子のカルテ?を見て、ようやく大島親子の血液型の矛盾に気付いた英治。幸子が病院に来ていると知り、何となく幸子の病室の前まで行って、森川に不思議がられる。

 

幸子が帰ってから茂と森川は幸子の状態がかなり悪いと話しているところを忘れ物をして戻った幸子が立ち聞きしてしまい雨に濡れたまま光夫のいるアパートまで歩いて行った。

 

気付いた光夫が部屋に上げ、幸子に着替えるように言う。当時10代の女の子の濡れシャツとかぼやかしてるけど下着姿とかよくやるよ。昭和だな。幸子の髪を拭いてあげる光夫。幸子は死ぬまで光夫さんと離れたくないと抱きつく。

 

後ろ姿だけとか片一方の顔しか映らない時って影武者!? だとしたらものすごく細切れ撮影だよね。

 

このままずっとこの部屋にいたい、家に帰りたくない、という幸子の望みを叶えられない光夫。愛ってやつは人間にとって一番必要なものだが、愛に溺れてはいけない。大学受験に合格して大学生になるのだと諭す。

 

相良家

英治にコーヒーを持ってきた多加子。英治にビールを持ってくるように頼まれ、隠し持っていた理恵の写真が載っている週刊誌を見つけた多加子は怒ってケンカになり、英治に出ていくように言う。家も銀行も名義は全て多加子。

 

アパート

まだ部屋にいる幸子。医学部は男所帯で幸子が入ったらちょっとしたパニックになる、光夫がインターンにいったら看護婦にモテモテになるだろうと話し合う。

 

光夫のそばにピッタリくっつく幸子。見てるこっちが照れるぅ。将来、無医村に行く光夫についていく幸子…という妄想をする。これは夢だと諦めている幸子。夢じゃないと信じるんだよと見つめ合う2人。

 

川村のアパート前で鉢合わせした茂と多加子。

 

MITSUO

SACHIKO

 

曇りガラスに相合傘。

 

多加子と茂はノックもなしにドアを開けた。君のところにいたら安心だと言う茂に対して、男物のセーターを着ていた幸子を見て、どんな躾してるのかしら?とネチネチ。茂は幸子を連れ帰る。

 

多加子は光夫に英治が家出したから家に帰ってくるように言う。夕飯を作るわと立ち上がり、相合傘を見て手でケシケシ。

 

大島家

茂は光夫のアパートに行かないように言う。不満げな幸子にお父さんはヤキモチを焼いているのだと諭す敏江。

 

夕食の席でいつまで幸子と風呂に入ったかなあ? 小学1年生と答えた幸子に好奇心旺盛になったからなあって茂、どういう意味よ!? 

 

2月11日 水曜日

私の病気は、今日、又、悪くなったみたい

哀しいけど泣いてはいけない

悪くなった分だけ自分を励まして

元気に生きなくちゃ……

光夫さんのために

お父さん、お母さんのために……

 

部屋に入って幸子の寝顔を見たついでに日記まで見る茂と敏江。コラッ!

 

理恵はド・ゴール空港から日本へ向かう。

 

川村のアパートを掃除している多加子。まるで豚小屋だと言いながら、楽しそうに掃除をしている。本当に気持ちよくお勉強お休みができると大げさに褒めた川村が、なっ?と光夫に言うと、笑って顔を伏せている。ツボった?

白い約束

白い約束

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川村のギターで多加子も一緒に「白い約束」を歌う。ワインを飲みながらご機嫌な多加子ママ。離婚すれば相手の思う壺だから絶対別れないと言う多加子に家をほったらかしにしたら離婚理由になり、それこそ相手の思う壺だとあおる川村と光夫。冷静になった多加子は帰ろうかしらと思い直す。

 

相良家

家にいた英治はパリで再会した理恵の幸子の話に対する取り乱し方で、もしかしたら…と勘づく。

 

大島家

茂に数学を教えてもらっていた幸子だが、光夫のようにはいかないと言う。そんな時、大島家を訪ねた英治。玄関に出た幸子をまじまじ見つめた。

 

幸子は自室に追いやられ、英治は茂に幸子の父親を追及する。自分と敏江の子だと言い張る茂は血液型が問題じゃない。大事なのは18年の年月。未熟児で蚊とんぼみたいな赤ん坊だった幸子を育てたと熱く語る。茂の言葉に英治も納得!?

 

英治は帰って行き、幸子は叔母さんのことでしょう?と鋭い指摘!

 

花屋にいた光夫と幸子。敏江から言われて、理恵のために赤いカーネーションを買う幸子。花言葉は何と哀れな我が心。光夫の好きな花は勿忘草。花言葉は真実の愛。すぐ見つめあっちゃう2人。

 

光夫と別れて一人で歩いていく幸子に危ないよー!って思ったけど、空港で茂と待ち合わせして、理恵の到着を待った。(つづく)

 

相良教授、ようやく気付く。多加子ママが何をいうか何をするか密かに楽しみ。