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ドラマの感想など

【ネタバレ】8月の家族たち

2013年 アメリ

 

あらすじ

メリル・ストリープジュリア・ロバーツはじめ豪華キャストの共演で、ピュリツァー賞トニー賞受賞の舞台劇を映画化した辛口コメディー。8月のある日。父親が失踪したとの知らせを聞き、オクラホマにある実家に3姉妹が久しぶりに集まる。闘病中で強烈な個性をもつ母と、その妹家族が3姉妹を迎えるが、それぞれの配偶者や恋人を巻き込みながら本音がぶつかり合い、隠されていた家族の秘密が次々に明るみになっていく…。

2024.2.21 NHK BS録画。さて、もう1本観よう。

 

“人生はとても長い。 T.S エリオット”

 

ベバリー・ウェストン(サム・シェパード)は癌闘病中の妻・バイオレット(メリル・ストリープ)のために家政婦を雇おうと面接中。書斎の本棚から仕事とは関係ないと前置きしてエリオットの本を貸した。

 

ウェストン家の次女・アイビー(ジュリアンヌ・ニコルソン)がバイオレットのもとを訪れた。ベバリーが失踪したという。ベバリーが雇った住み込みの家政婦・ジョナについて、バイオレットはインディアンだと文句を言う。知らせを受けたバイオレットの妹夫婦も訪れた。

 

長女・バーバラ(ジュリア・ロバーツ)は夫・ビル(ユアン・マクレガー)、14歳の娘・ジーンと訪れた。バイオレットに話を聞くバーバラ夫婦だが、家にインディアンがいると言うバイオレットにバーバラはネイティブ・アメリカンと言い直すが、バイオレットは何が悪いの?という態度。バイオレットとバーバラの仲は以前から険悪で、バイオレットが癌と分かった時には来なかったのに、ベバリーの失踪では来るのねと嫌味を言う。

 

最初のシーンで白髪だったバイオレットがベバリー失踪後で娘たちの頃には色を染めてて、一瞬分からなかった。

 

夜、保安官が訪ねてきた。バイオレットを起こすバーバラ。ん? バイオレットはカツラだった? また白髪に戻って保安官としゃべっている。薬でハイになっているのか大音量で音楽をかけたり、笑い出したり、錯乱した状態。

 

昨日訪れた保安官はバーバラの元カレで高校時代にプロムに誘ってくれた人だと娘のジーンに話した。バーバラたちは湖で見つかったベバリーの遺体の確認に行った。

 

教会に集まるバイオレットたち。三女のカレン(ジュリエット・ルイス)も新しい恋人を連れてきた。おしゃべりなカレンはバーバラにしゃべり続ける。

 

カレンの恋人のスティーブの運転するオープンカーに乗ったビルとジーン。ビルが買い物に行ってる間にスティーブはマリファナの匂いがするとジーンに近づいた。キッパリ「No」と否定するジーン。

 

テレビで1925年の「オペラ座の怪人」が見たくて家に急いで帰ってきたジーンにバーバラは怒る。

 

チャールズは息子の“リトル”・チャールズを迎えに行った。ほお〜、ベネディクト・カンバーバッチだ。チャールズ(親子で同じ名前でややこしい)は祖父の葬式に寝坊して出られなかったことを悲しむ。

 

ジーンの態度について怒るバーバラはビルと激しい口喧嘩になった。

 

ベバリーの書斎で薬を飲んでいたバイオレット。

 

リトル・チャールズがバイオレットの家を訪れた。アイビーがキスで迎える。んん? ここはいとこということでいいんだっけ?

 

家族が揃い、食事の前のお祈り。クドクドしゃべり続けるチャールズ。

 

動物の恐怖の摂取だと肉を食べないジーンに肉が入ってなければ料理じゃないというチャールズ。バイオレットたちも笑う。肉を食べないのはバーバラもかな? 不愉快そうな表情を浮かべる。

 

カレンは婚約者のスティーブを紹介する。バイオレットは結婚何回目とスティーブを追求。これまで3回結婚していたと答えた。

 

チャールズは突然苦しそうな表情をし、大きな恐怖を食べたとジーンをからかう。あら? バーバラも一緒に笑っている。バイオレットの精神状態は不安定で急に大きな声で笑ったり、バーバラとビルの仲が微妙でビルに別居していると白状させたり鋭さもある。

 

バイオレットが集まった家族を攻撃することにバーバラが言い返すと、ますます激昂した。薬物中毒だと開き直るバイオレットにバーバラがつかみかかった。

 

鎮痛剤の飲み過ぎだと医師のところに行って責めるバーバラ。三姉妹とバイオレットは車で帰ってきたが、バイオレットは吐きそうだと車を止めさせ、草原を走り出した。連れ戻したバーバラはバイオレットに食事会では言いすぎたと謝った。バイオレットはリハビリ施設に行かず、一人で大丈夫だと言う。

 

夜、三姉妹は外のテラスで両親について語る。アイビーがリトル・チャールズと付き合っている話に移り、バーバラは従弟だと言い、カレンも子供は産んじゃダメと止める。アイビーは昨年、子宮頸癌で子宮を取ったと告白。リトル・チャールズとニューヨークへ行くと言う。皆それぞれ住んでいた場所に戻ったらバイオレットはどうすると言う。

 

バイオレットが三姉妹のところへ来て話し始める。本当に全部、薬捨てた!? テンション高いな。自分の母親の話などをする。

 

翌朝、一人でテレビを見ているリトル・チャールズに話しかけたアイビー。リトル・チャールズは自作の歌を歌い始めた。

Can't Keep It Inside

Can't Keep It Inside

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バイオレットの妹であるマティ・フェイはまたしてもリトル・チャールズに辛く当たり、夫のチャールズからお前たち姉妹は人に対して敬意がないと罵られる。

 

バーバラは、マティ・フェイにアイビーとリトル・チャールズの付き合いを許して欲しいと言うが、マティ・フェイはチャールズはベバリーの子だと衝撃の告白! アイビーには言わないでなんとかしてちょうだいとバーバラに言う。えぇ!?

 

夜、外でジーンとスティーブが話していた。マリファナを勧めていたのだが、ジョナが見かけて、スティーブがジーンに手を出したとスコップで殴りつけた。バーバラやカレンたちも外に出てきて、変態野郎と罵られるスティーブ。バーバラはジーンをビンタした。アメリカ映画で珍しいと思ったら、ビルは娘をかばって、バーバラを責めた。

 

カレンは荷物をまとめてスティーブとフロリダへ帰った。

 

ビルもジーンを連れてコロラドへ。離婚の決定打!?

 

アイビーはバイオレットにリトル・チャールズとの仲を話そうとした。バーバラはその話をさせないよう皿を割ったりして邪魔したが、バイオレットが先にアイビーとチャールズはきょうだいであると話した。

 

ショックを受けたアイビーはそのまま車で帰って行った。

 

残ったのはバイオレットとバーバラ。バイオレットはベバリーの手紙に居場所が書かれていたが、自殺を止めることはできなかった。

 

バーバラも出て行き、一人残されたバイオレットは音楽をかけ、子供たちの名前を呼び続けた。バイオレットが嫌うジョナが優しくバイオレットの頭を撫でた。

 

一人トラックを運転するバーバラ。(終)

 

うーん、終始怒鳴り声を聞いてるのが辛かった。これが辛口コメディー!?!?

 


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