TBS 1988年2月15日
あらすじ
自分が俳優になる事で良介(三田村邦彦)を傷つけるなら辞めると桃(泉ピン子)は宣言、良介も納得してふたりに平和が訪れる。数か月後、今後は結婚して家庭に入ると次の仕事を正式に断り、勇や両親に結婚の報告をして家へ帰った桃。しかし、帰ったマンションには見知らぬ女が居た。彼女は良介と間もなく結婚するという。呆然とする桃の元に帰って来た良介は、すまないと桃に別れを告げ、家を出て行った。
↑原作本ではなく、エッセイ集らしい。
2023.11.13 BS11(イレブン)録画。
ナレーション:奈良岡朋子
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神野桃:泉ピン子
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神野杏:紺野美沙子
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神野高子:林美智子
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神野はつ:赤木春恵
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神野建設事務員:大城えりみ
その他:芸プロ
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伊能良介:三田村邦彦
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立野春子:東てる美
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戸村佐和:岡本茉利
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青山幸代:浅田美代子
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大川勇:矢崎滋
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神野平吉:藤岡琢也
小料理屋「辰巳」
2階でセリフを覚えている桃。
1階におりてきた桃は夕飯を食べてないからエネルギー切れ。春子は桃のためにお茶漬けを作り、伊能の愚痴を言う桃をたしなめる。良介のためにもこの仕事をやり遂げる、この仕事が終わったら仕事を辞めて、いい女房になるという。
春子にセリフの読み合わせをしてもらうが、春子の読み方が下手で文句を言う。下手な読み方が上手い!
桃が朝帰りすると伊能は寝ていて、桃の言うことを聞かないフリをしていた。
テレビ局
本番を乗り切った桃。
喫茶店
勇と桃は今後のことを話し合う。伊能は役が気に入らないと連続ドラマを直前で降りたりして、あまりうまくいってないらしいと勇に聞く。
マンション
ソファに寝ていた伊能は桃が帰ってくると機嫌が悪く、今夜は帰らないと出て行こうとした伊能を桃が泣きながら止めた。
楽屋
青山から内々に桃を主役級の役で配役したいと勇に打診があったが、桃は断ってくださいと頭を下げた。
マンション
桃が帰ると、神野桃が次回作を受けたという新聞記事がテーブルに並べられていて、伊能は帰らなかった。
喫茶店
青山に芸人だけでやっていきたいと語る桃だったが、青山はもう桃をイメージした脚本で進めていると言う。なんで青山には伊能との付き合いを隠すの? 芸人一本でやってくとか嘘までつくことないのに。
神野家
桃は手土産のケーキ?と仕送りを持って帰って来た。平吉は桃の演技の批判をし、次の役はどんなのか聞いた。桃は家庭との両立はできないしと言いかけると杏や高子がとうとう結婚を決めたのかと喜ぶ。平吉はちょっと複雑!?
マンション
桃が帰ると戸村佐和と名乗る和服の女性がいた。先生の台本を取りに来たと言う佐和は伊能は桃と別れるつもりだと言い、佐和と結婚するのだと言う。両親は京料理を出す店をやっていて佐和は店を手伝っている。「お笑い事件簿」で桃が不在の時はマンションに来て世話をしていた…いやぁ〜!!
岡本茉莉さんは途中で挫折したけど「花嫁」にも出てた。ちよの長男の嫁。
それと「はね駒」では鶴次先生(矢崎滋さん)の奥さん!
それにしても橋田壽賀子さんは“佐和”って名前好きね。佐和役はみんな美人。
マンションに帰って来た伊能。桃は女の1人や2人と気にしないフリをしてしゃべりまくるが、もう遅いんだよと伊能が言う。俺みたいなダメな男にお似合いとかあの女とか酷い言い方。女は男に仕えるもんだと思ってたとか。あの人は俺と結婚しても犠牲にするものはないとか酷すぎる。桃には才能あるから辞めるなとか…なんだかなあ。これから結婚する人をバカにしすぎ。
伊能は出ていき、桃は泣いた。
テレビ局
勇は桃が仕事に遅れているのでロビーで待っていた。青山は伊能が結婚してこれから会見するのだと言い、勇は驚く。
神野建設
平吉が仕事しているところにはつが乗り込んで伊能が知らない女と結婚すると言い、平吉は何のことやら?と状況が理解できない。
桃は姿を消した。昭和53年の冬だった。(つづく)
ザ・修羅場。伊能みたいな人と結婚しなくてよかったんじゃないの(棒)。
橋田壽賀子さんの脚本のドラマは確かに面白い。しかし、繰り返し見たいかと言われると…「おしん」はまた最初から見たら面白いだろうなと思うけど、このドラマが終わってまた再放送する「心」は面白かったけど、今はいいかなと思ってしまう。
あ! ロケが少ないというのもあるかも。木下恵介アワーだとロケも豊富だからあのロケ地、今はどうなってるんだろう?と気になったりもするけど、橋田ドラマって極端にロケが少ない。だから、今と見比べるってこともできないし。
橋田ドラマ、癖にはなるから多くの作品を再放送してほしい。