徒然好きなもの

ドラマの感想など

【ネタバレ】 おんなは一生懸命 第15回

TBS 1988年1月18日

 

あらすじ

桃(泉ピン子)が献身的な世話をして回復した良介(三田村邦彦)。ふたりはお互い惹かれていくが、桃は二枚目俳優の彼に遠慮し、身をひくことに。思いが募った良介は彼女にプロポーズするが、心とは裏腹に断る桃。諦めきれない良介は、桃の実家まで乗り込んだ。彼の熱意に平吉(藤岡琢也)や高子(林美智子)も桃に結婚を勧めるが、桃は結婚できないと頑なに言い張る。

↑原作本ではなく、エッセイ集らしい。

peachredrum.hateblo.jp

2023.11.6 BS11(イレブン)録画。

 

ナレーション:奈良岡朋子

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神野桃:泉ピン子

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神野杏:紺野美沙子

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神野高子:林美智子

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神野はつ:赤木春恵

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良介の仲間:広井純

      吉田悟

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太田事務員:山崎智

踊り子:ファーストプロモーション

その他:芸プロ

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伊能良介:三田村邦彦

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曽我:岡本信人

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青山幸代:浅田美代子

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大川勇:矢崎滋

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神野平吉:藤岡琢也

 

昭和51年、桃24歳。伊能と出会ったが、実家に帰り、高子に見合いをしたいと言う。

 

桃のステージはボディースーツ漫談。舞台終わり、勇から伊能が連絡してきたことを聞かされた。

 

ラーメン屋

なんでマネージャーの勇が桃と伊能カップル推しなんだあ!? 桃はお見合いして結婚すると話し、勇の青春の時間を奪ったと頭を下げ、自分の分のラーメン代を置いて店を出た。

 

桃のアパート前で伊能が待ち伏せていた。伊能は一生そばにいて欲しいと口説く。ん〜、なんだか萌えないカップルだ。桃は伊能の言葉を信じようとしないが、伊能は桃への気持ちを伝えて帰って行く。

 

伊能のマンション

青山が見舞いに来て花瓶に花を活けていた。家政婦が来ていないことに驚く青山だったが、家政婦協会から来ました、神野桃です。と明るく挨拶をする桃の姿があった。忙しいとすぐ帰って行く青山は桃が来たことに喜ぶ。

 

桃は料理は苦手だと言うが、手慣れた包丁使い。伊能は自分の部屋から包丁の音が聞こえることに感動する。

 

日曜日、桃のアパートに杏が顔を出した。お見合いの日取りについての話だったが、寄るところがあると言ってもついて行くと言うので桃は渋々実家に帰った。はつは着物も用意し、お見合いを心待ちにしている。お見合いは今度の日曜日。平吉は事務所に挨拶した方がいいと言う。

 

伊能のマンション

遅れてきた桃にイライラの伊能。1日来ないだけであんなに食器がたまるか!? 桃はお見合いして結婚すると話すが、伊能は今すぐ結婚しようと言う。桃はこれからスターになる人だから今結婚するのはダメだと言う。

 

実力さえあればと言う伊能だけど、意外とそれで人気の落ちる俳優さんっているもんだよね。私もある女優さんが好きだったけど、結婚相手がチャラい男で夫婦でテレビ出演し出してめちゃくちゃ冷めた。カッコいい女性を演じていたのを好きになったから勝手に幻滅してしまった。結婚したという事実より相手による。

 

夜、実家に帰った桃。伊能が来ていて両親に結婚の話をしていた。平吉や高子はこんな人がいるなんてと喜ぶが、桃は結婚する気持ちがないことを話す。伊能が帰り、平吉は桃に相手に失礼だから見合いを断ることにしようと話す。

 

平吉のいい話を聞いていた桃は、結婚しないで影の女になればいいんだ!と伊能の世話をしにマンションへ走った。「やっぱり来ちゃった。よろしくお願いします」と目を輝かす桃。何でそうなる? 平吉がサジを投げるのがよく分かる。

 

古葉プロ

曽我に辞めることを伝えた桃と勇はアパートを引き払うことも話す。曽我は独立するつもりじゃないの?と疑うが、違うと分かると勇に他の芸人のマネージャーになって欲しいと引き留めた。

 

桃のアパート

勇と片付け。勇は伊能の所に行くのは賛成だけど結婚した方がいいと言う。勇は桃が戻ってきてもいいように古葉プロに残ることにした。いつまでもいい友達でいてと言う桃。勇は桃の才能に惚れ込んでいる便利な存在だよなあ。

 

神野家

今になってお見合いをやめるという話に驚くはつ。私が育てればよかった、みんな親が悪いんだと高子の前で泣き出す。はつさん、たまにこういう本音を漏らすね。

 

伊能のマンション

なんだかんだラブラブな桃と伊能。へえ〜。

 

伊能はギプスが取れたと桃を持ち上げる。きゃあ〜ってなんないんだよな。伊能のためだけに生きる桃。

 

仕事復帰した伊能は忙しくなり、突然の夕食キャンセル。

 

バー?で飲んでいた伊能は仲間にトイレと言って抜けようとするが、仲間が許してくれなかった。

 

夜中にマンションに帰った伊能を責めることもなくベッドに寝転んだ伊能の靴下を脱がす桃。

 

後日、勇がマンションに顔を見せ、喫茶店でコーヒーを飲んだ。たまにはこうして会ってと桃が勇にお願いした。

 

午前4時にベロベロで帰ってきた伊能の体を気遣って起こさなかった桃だったが、寝坊した伊能は桃に遅刻したことなかったんだとキレる。すきま風の吹く二人。(つづく)

 

しかし、当時の三田村邦彦さんファンの人にしたらどうだったんだろ? 半年前は大人気アイドルの中山美穂さんの相手役だったのにさ〜!

 

キャラに共感はできずとも話運びがうまくて最後まで見ようと思ってしまう。

 

wikiには舞台版のキャストも載っていました。神野桃、高子、平吉はテレビ版と同じ。赤木春恵さんはおばあちゃんではなく、ドラマ版で草笛光子さんが演じた立野君子、浅田美代子さんが演じた青山幸代が沢田雅美さん、桃のマネージャーの大川を岡本信人さん。舞台ってどの辺からどの辺を描いたんだろう?

 

そんなことより! BS松竹東急の「兄弟」の次の作品が「あしたからの恋」と分かって嬉しい! リアルタイムと同じように「おやじ太鼓」第2部→「兄弟」→「あしたからの恋」とやってくれるんだ~。

 

主演は「おやじ太鼓」の進藤英太郎さん。脚本は木下恵介、忠司兄弟の妹である楠田芳子さん。リアルタイムだとこの作品の次が「二人の世界」となってます。だから次は違う作品が来るだろうな。

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未見の木下恵介アワーをどんどんやってほしい。