徒然好きなもの

ドラマの感想など

【ネタバレ】 おんなは一生懸命 第12回

TBS 1987年12月21日

 

あらすじ

桃(泉ピン子)とそのマネージャーになった勇(矢崎滋)たちを、古葉(丹波哲郎)も春子(東てる美)も応援。ドラマの制作AP・幸代(浅田美代子)に、ふたりはテレビ出演の手助けを頼み、彼女の尽力で桃は新人登竜門である番組への出演が決まった。しかし本番で桃はステージに上がったとたん咳が出て止まらず、ついに一言もしゃべれずに終わってしまった。そして桃は楽屋で悔し涙に暮れるのだった。

↑原作本ではなく、エッセイ集らしい。

peachredrum.hateblo.jp

2023.10.31 BS11(イレブン)録画。

 

ナレーション:奈良岡朋子

*

神野桃:泉ピン子

*

神野杏:紺野美沙子

*

神野平吉:藤岡琢也

*

神野高子:林美智子

*

神野はつ:赤木春恵

*

川村貞夫:渡部寛二

戸部:清水大敬

清:坂本真

*

司会:牧島邦一

アシスタント:中村三賀美

フロアディレクター:渡部司

*

青山幸代:浅田美代子

*

立野春子:東てる美

*

川上みどり:松本伊代

*

漫才:春風こう太

   春風ふく太

落語家:三遊亭窓里

*

コント:笑パーティー

インストラクター:岡部睦

その他:芸プロ

*

大川勇:矢崎滋

*

曽我:岡本信人

*

古葉公三:丹波哲郎

 

古葉プロ・社長室

5年ぶりに再会した桃と勇は古葉社長に2人揃って報告。まあ、社長はいい人そうに見えるけど、一方でいい加減な感じだね。社長は曽我に勇の名刺を作るように命じる。岡本信人さんはちょっと嫌みっぽい役の方が多い? 「ほんとうに」ののんちゃんはレア。

 

小料理屋「辰巳」

桃の顔を見てツンとしていた春子だが、桃が八木とは切れたことを話すと店に入れてくれた。桃は勇が桃専属のマネージャーになったことを報告し、実家に戻ったことも伝えた。プライベートの食事では割り勘にすると決めた勇だが、春子が出したマグロ料理の値段にドキドキ。しかし、春子は出世払いにした。

 

公園

桃は八木とのことを話すが、勇はプライベートには関知しないとし、体操を習ったり、本を読んだりした方がいいとアドバイスする。明日、青山に会いに行こうと言い、桃は嫌がるが、勇は強引に誘う。

 

桃のアパートの前まで送り届けた勇は帰って行く。桃の部屋の前にはゴミ袋の山。嫌がらせかと思ったら、はつ、高子、杏が桃の部屋を大改造していた。おお〜! カーテンは杏が生地を選んで高子が縫った。はつはファンシーケースを購入。

 

レストラン

桃と勇は青山と再会。青山はドラマ制作のアシスタントになった。勇は端役でもいいから出して欲しいと頭を下げる。しかし、桃は青山にそんなことを頼むなと勇を注意する。青山は紹介だけすると食事をおごってくれた。

 

古葉プロ

桃の仕事で対立する曽我と勇。地方巡業を入れたい曽我とテレビの仕事を入れたい勇。仕事を減らして歌や芝居を習わせたい。

 

制作部

プロデューサーに突撃し、居座る勇。

 

桃は体操教室に通う。

 

2週間も制作部に通い続ける勇に青山はやんわり止めるように言うものの、止めるつもりはない。

 

暑い夏になり、汗を拭き拭き帰ってきた平吉。あの時代も36度あったの? 

www.data.jma.go.jp

1975/昭和50年7月の最高気温は35.6°で8月は35.5°。やっぱり東京って暑いね。まあ、でも「おやじ太鼓」のときも当時の気温を調べたけど、昼間はそれなりに暑くなっても夜はそこまででもない。7月の最低気温は21.5°。8月は27.2°…ん? この年はめちゃくちゃ暑かったのかも。

 

桃がそうめんをかきこんで出かけようとしていた。そこへ勇から電話。「お笑い新人王」というテレビ番組に出演が決まった。

 

楽屋でみどりと一緒になった。あ、こっちは巡業先か。勇は今度テレビに出るとみどりに言い、みどりは素直に喜ぶ。あんまり性格がいいのも成功しにくいのかもね?

 

昭和50年の夏、勇がマネージャーになって2ヶ月のことだった。

 

当日、勇と平吉の前でネタの稽古。微妙に下ネタなのに親の前でよくやるなあ。はつは赤飯持参で訪れ、高子は自分でも作っていたから、はつが「お母さんが作ったのよ」と言い、高子も「お義母さんが持ってきてくれたのよ」と譲り合い。

 

テレビ局

楽屋にはトリオやコンビの芸人たちがネタ合わせしていた。

 

神野家のテレビは東京オリンピック時に購入したので画面の映りが悪い。春子も桃のことが気になり、仕事が手につかない。それぞれがそれぞれの場所で桃の出番を気にする。

 

「お笑い新人王」の生放送が始まる。桃は咳き込んで喋ることができない。はつはテレビに向かってコップを差し出し、社長室で見ていた古葉社長も驚き、曽我はニヤニヤ。結局、桃はそのまま舞台を降りることになってしまった。

 

楽屋で勇も青山も励まし、勇は笑って帰るようにアドバイスする。実家に帰った桃はケロッとしたフリをし、はつたちは戸惑う。心配して電話をかけてきた春子にも明るく振る舞った。(つづく)

 

おしん」が昭和57年だから、ブレイクまであと少し!? 私はさすがに「おしん」前はあんまり知らない。「道」は昭和53年だからぼちぼちドラマからも声がかかるよ!