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ドラマの感想など

【ネタバレ】橋田壽賀子脚本ドラマほんとうに 第22回

TBS  1977年3月3日

 

あらすじ

 

舞台は東京の老舗のせんべい屋「はまかわ」。 はまかわの次男 草刈正雄とお店で働く大竹しのぶとの恋愛模様を軸に、 定番の嫁・姑・親子の問題を交えて描く昭和のホームドラマ

2023.9.25 BS11(イレブン)録画。

peachredrum.hateblo.jp

浜川家

信乃/しの:京塚昌子…「はまかわ」の女主人。幼なじみの恒介には「しーちゃん」と呼ばれている。

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東作/とうさく:関口宏…信乃の長男。中卒で職人の道へ。

千絵:長山藍子…東作の妻。前夫と死別。息子2人。

明:羽田勉…千絵の次男。

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南平/なんぺい:草刈正雄…信乃の次男。大学を中退し、せんべい職人へ。24歳。

トキ:市川翠扇…信乃の姑。東作と南平の祖母。

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戸倉家

克子:赤木春恵…千絵の前夫の母。狭心症で亡くなる(19話)。

聰:松田洋治…千絵の長男。

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上條家…千絵が17歳から奉公していて、親代わり。

祐人:山村聰…千絵の仲人。人類学の教授。

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三浦桃子:大竹しのぶ …「はまかわ」の従業員。4月で20歳。

三浦杏子:東海林典子… 桃子の妹。スーパーの店員。

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高木則夫:岡本信人…「はまかわ」の職人。のんちゃん。

湯村敬太:江藤潤 …「はまかわ」の職人。秋田出身。南平と同じ歳。

 

協力/九段・一口坂 さかぐち

sakaguchi-arare.com

 

あられ老舗はまかわ

組合の途中で帰ってきた南平。おめかししている敬太とのんちゃんの姿に一緒に飲みに行こうと誘うが、明が店に顔を出し、千絵も帰ってきたこと、聰も来たことを知る。

 

ダイニング

聰はニッコニコで南平に教わった手品を披露する。算数の宿題も教えてもらったと言うと、東作はそんなに戸倉の家に行ってたのかと驚く。本来は東作がやることだよ!

 

千絵は挨拶だけして帰るつもりでいたが、明日は日曜日なんだから泊まっていけとみんなで止める。しかし、東作だけは浜川に帰るつもりでいるのか?と言い出した???

 

あしたは日曜日…1977年2月26日(土)かな?

 

ラーメン屋

杏子から敬太との結婚のことを聞かれる桃子。杏子は桃子の気持ちが聞きたいと言う。桃子は杏子が敬太のことを好きだと気付く。杏子は東京にいるのが嫌で九州に帰ろうかと思ってると話し、桃子と敬太の結婚には賛成している。

 

敬太とのんちゃんが桃子たちを探し当てるが、杏子も桃子も帰ってしまった。のんちゃん、ラーメン屋の店員にスープをかけられそうになり、一張羅なんだから!と大声でキレる。店員に横柄な人嫌だね。

 

ラーメン屋の店員:征久美子

 

茶の間

東作は、東作、千絵、子供たちで戸倉家から通うことを提案するが、千絵は浜川の主婦の仕事ができないこと、戸倉家の位牌は菩提寺に預けるつもりでいること、聰は3学期まで今までの学校に通い、新学期から近所の小学校に通わせたいと話すと、トキは長男が家を出るなんてとんでもないと千絵の考えに賛成。信乃は東作の言うことも一理あると言う。

 

私もまあ、東作寄りかな。

 

しかし、千絵は浜川のような大家族で育てたいと言い、聰は店番でも何でもするから置いて欲しいと頼む。んで、犬のナンペーはどうすんのかな? 

 

千絵は廊下で南平のおかげだとお礼を言う。そうそう、全部、南平がやったこと。

 

翌朝、千絵は戸倉家の整理をしに出かける。東作や子供たちも一緒。

 

桃子は敬太とお芝居に出かけるため、トキに着物を着付けてもらっていた。着物は着てるけど、さすがに頭はこの前の桃割れスタイルじゃないよ。南平は誰と行くの?って分かってんだろう? 信乃は敬太にお小遣いを渡す。信乃もトキもお似合いねえとニコニコ。南平は茶の間に移動。日本家屋に不似合いなスタイルだな〜。脚長い。

 

南平はこういうことは周りがお膳立てするもんじゃない、桃子がかわいそうだと言う。信乃は南平に組合の親睦旅行に行くように言う。南平が茶の間を出ていくと、トキと信乃は南平のお嫁さん候補の話をする。組合の役員の高橋さんの娘がいいとか…組合はじいさんばかりだと南平が言ってなかった?

 

戸倉家

引っ越しの片付けをしていたところ、祐人が顔を出した。浜川で親子4人暮らすことになったと聞き、昭子の耳に入れないでことを進めてよかったよと喜ぶ。まだ克子の四十九日も過ぎてないのか。そんなに急ぐことあった?

 

戸倉家は人に貸し、家賃収入は聰名義で貯金して、大きくなったら家を建て替える。庭の植物よりナンペー…。聰は一人誰もいない部屋へ行き、克子と会話する。「おばあちゃん…」

 

浜川家

運送屋が荷物を運び終えた。手伝っていた南平が倉庫にある雛人形は誰のものか聞く。信乃が嫁入りの時に持ってきたもので女の子が生まれたら出そうと思っていたが、出す機会がなかった。今年は千絵や桃子もいるから出そうという話になる。

 

そこに杏子が顔を出し、桃子が芝居に行ったと聞くとがっくり肩を落として帰って行った。

 

運送屋:白川孝一…「太陽にほえろ!」など活動期間3年ほど?

 

料亭?に敬太と桃子がいる。桃子は来ちゃいけなかった、敬ちゃんとの話をお断りしたいと言い出した。敬太は桃子の気持ちが何となく分かっていた、好きな人も分かっていると言うが、桃子は杏子が敬太のことを好きなことが分かったからと話すが、敬太は無理に理由をこじつけなくていいよと流された。勝手に杏子の気持ちを話しちゃダメでしょ。

 

南ちゃんは知ってるの?と敬太から聞かれ、坊ちゃんのこととは関係ないと帰ろうとしたが、敬太は初恋とさよならするために一緒にいてほしいと頼んだ。

 

茶の間

雛飾りが飾られ、聰たちも見惚れる。放送当日はひなまつりの日だけど、ドラマ内だと日曜日でまだ2月という設定だったのね。

 

南平が店の戸締りをしていると、敬太と桃子が帰ってきた。南平が桃子に声をかけたが、桃子は家に入って行った。

 

桃子は信乃とトキからお式はいつにするか話し合った?と詰められるが言葉を濁し、部屋に戻り手紙を書いていた。

 

南平はスーツに着替えて旅行の準備。信乃から桃子も敬太も煮え切らない態度だと聞き、桃子に話を聞こうとしたが、桃子はいなかった。

 

桃子は九州に帰る、仕事も辞めると置き手紙を残していた。南平は後ろ髪引かれる思いで親睦旅行へ。(つづく)

 

まあ、こうなっちゃうのか。それにしても南平のコート姿がカッコいい。敬太役の江藤潤さんもイケメンキャラのはずなのに分が悪すぎる。