TBS 1976年10月21日
あらすじ
舞台は東京の老舗のせんべい屋「はまかわ」。 はまかわの次男 草刈正雄とお店で働く大竹しのぶとの恋愛模様を軸に、 定番の嫁・姑・親子の問題を交えて描く昭和のホームドラマ。
2023.8.22 BS11(イレブン)録画。
浜川家
信乃/しの:京塚昌子…「はまかわ」の女主人。幼なじみの恒介には「しーちゃん」と呼ばれる。
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東作/とうさく:関口宏…信乃の長男。
千絵:長山藍子…東作の妻。前夫と死別。息子2人。
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南平/なんぺい:草刈正雄…信乃の次男。
トキ:市川翠扇…信乃の姑。
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明:羽田勉…千絵の次男。
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戸倉家
克子:赤木春恵…千絵の前夫の母。
聰:松田洋治…千絵の長男。
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上條家…千絵が17歳から奉公していて、親代わり。
祐人:山村聰…千絵の仲人。人類学の教授。
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三浦桃子:大竹しのぶ …「はまかわ」の従業員。
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高木則夫:岡本信人…「はまかわ」の職人。
湯村敬太:江藤潤 …「はまかわ」の職人。
小田常吉:田武謙三…「はまかわ」の職人。
協力/九段・一口坂 さかぐち
浜川家玄関
千絵は電話で「戸倉でございます」と出てしまい、タシロと言われても誰のことか分からない。千絵は桃子に聞く。世田谷のおばさまはトキの妹、と。
「おやじ太鼓」の高円寺の伯母さんと同じく地名で呼ばれるのってあるあるだね。
茶の間
東作は南平とビールを飲み、ビールを運んできた信乃に一緒に飲もうと誘う。南平はこういう時は嫁さんと飲めよと怒るが、東作は信乃に千絵をよろしくと頼む。信乃は一緒に飲もうと言われて笑顔になり、千絵をよろしくと言われて真顔に戻る。
その時、トイレに起きた明が階段から落ちておもらしをしてしまって、てんやわんや。南平は明を風呂に入れてくれた。
それにしても昔の子役って裸にされること多かったよね。無意味な裸というか、昨日もおもらししたとズボンを脱がされ、お尻丸出しだったし、前はぼかしが入ったり…。
風呂上がりに台所に来た南平と明。千絵に寝る前に飲み物を飲むなと言われていた明だったが、俺が一緒に寝るんだからとトマトジュースを飲ませた。千絵は風呂場で洗濯。
戸倉家
眠れない聰。克子は子供2人連れて行くのは大変だから、1人連れて行くように千絵に言っていたらしい。浜川では2人でもいいと言ってくれていたという。しかし、おばあちゃんを1人にしてやれないと戸倉家から出ないことにした聰。まあ、克子は優しいんだけど、聰に無理させてる感じもあるな。
浜川家茶の間
南平が明と寝ると言うと、東作は明は千絵と俺の子だと反対。東作もそれなりに千絵にも明にも愛情はあるらしく、千絵と飲み直し。明を膝に乗せるが、お兄ちゃんどうしてるかなあ?と言われて、何も返せない。関口宏さんは当時もう息子さんもいたから子供に慣れてる感じはある。
翌朝、明は「おしっこおしっこ」と早くに起きた。
信乃と桃子が台所に立っているとトキが起きてきて、階段をドタバタ降りてうるさかったと文句を言い、千絵が起きてくると、信乃は朝寝坊だったとバラす。
トキがいなくなると、おばあちゃん何もすることがなくてますます口が悪くなってと信乃が言い、おばあちゃんの言うことは聞き流せばいいというアドバイスを千絵にする。おばあちゃんの仕事全部取り上げないで店番とかさせたらいいのに。
工場
信乃の手伝いをさせてほしいと千絵が言うが、近頃は女はそういうことはやらないからいいとし、明が工場に入ってくると信乃が子供を工場に入れるなと明が泣くほどきつく叱った。
ダイニング
東作、南平、トキが食事をしていた。昔は信乃も東作や南平を工場に入れていたと話すトキ。千絵は何をしたらいいか分からず空回り。そこをフォローするのが東作だろう〜!? 「道」の福太郎と違って家業やってんだからよお!
千絵は着替えて明を幼稚園に送る。「行ってらっしゃい」と信乃が言うと、ふてくされたように「行ってきます」という明。時間なく弁当を作れなくてパンを買った千絵だったが、南平が信乃の作った弁当を届けてくれた。
帰ってきた千絵は急いでご飯をかき込んでいると、信乃が買い物袋を抱えて帰宅。お昼と夕飯の食材というが何が何やらと混乱しているうちにいきなり店番を任された。祐人が様子を見にきたが、ろくに相手もできなかった。
店の客
藤田啓而…たくさんのドラマに出演。知ってるタイトルもちらほら。
岩城和男…「おしん」の医者役とwikiにあったけど、何話あたりだろ?
幼稚園から帰った明は店に入ってきたが千絵に店に入って来ないよう叱られた。家に入ってもトキは趣味を楽しみ、工場ではみんな忙しく明は相手にされない。明は行方不明になってしまった。
昭和あるあるだけど、幼稚園の帰りは普通に1人で歩きとかあったよね~。今では考えられない。
戸倉家
明が帰ってきた。よそのおばちゃんにくっついて電車に乗ってきたと言う。しかし、信乃のお弁当はおいしかった。信乃に「あのー、あのさ」と話しかけたのはお礼が言いたかったらしい。明も自然な演技。ター坊的な。
千絵に克子から電話。明は帰らないと言い張っている。もうやっていけないと泣いてしまう千絵。(つづく)
本編が終わった後、「おやじ太鼓」を見るためにチャンネルをすぐBS松竹東急に変えてしまうんですが、今日は草刈正雄さんの歌唱シーンが流れたそうであとで録画を見直しました。あの時間帯、CMが結構長いんだよなあ。1回見られたからいいか。
主題歌
ほんとうに
東宝レコード
作詞 藤公之介
作曲 川口 真
唄 草刈正雄
耳のうしろが なんだかかゆくて
何かありそう ほんとうに
ゆうべあれこれ 悩んだことが
噓のようです ほんとうに
あの角曲がれば きのうとは
違う匂いの 風が吹く
思いもよらない 幸せに
角でばったり 出合うかも
ほんとうに ほんとうに
ほんとうに ほんとうに……
びっくりするほどカッコいい草刈正雄さん。先日、「ファミリーヒストリー」を見たばかりで売れてよかったねと思ってしまう。持って生まれた美貌だけじゃなく、歌も演技もできるんだもんね。
ドラマ内でまあまあ長く流してたとはいえ、「道」の時の豊田清さんもこういう歌唱コーナーがあってもよかったのに。
それにしても、何もやらなくていいじゃなくて、何もしなくていいけど、一日くらい一緒について教えてほしい。背中を見て覚えろみたいなの、苦手だな。しかし、1時間早いぞ!