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ドラマの感想など

【ネタバレ】橋田壽賀子脚本ドラマ 道 第11話「婿候補あらわる」

TBS 1979年1月18日

 

あらすじ

舞台はわんこそば屋の“伊和田”。 亡き夫の法要の日から始まる。 母にすればこの日に跡継ぎを決めてしまおうと長男の遺産相続と3人の娘たちの遺産放棄を提案する。 だが、長男の嫁はお店の跡継ぎを拒否する…

2023.6.28 BS11(イレブン)録画。

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主な登場人物

伊和田(いわた)家

わか(京塚昌子)…わんこそば屋「伊和田」の女主人。

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福太郎(小野寺昭)…長男。家庭裁判所の調査官。

亜紀(長山藍子)…長男の嫁。「伊和田」の若女将。息子が2人いる。

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高子/こうこ(結城美栄子)…長女。レコード会社のプロデューサー。28歳。

周子/しゅうこ(中田喜子)…次女。男子高の教師。24歳。

朋子(大竹しのぶ)…三女。獣医学生

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小玉栄二(佐藤英夫)…郁の夫。

小玉郁(乙羽信子)…わかの姉。

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従業員

古出長子/ちょうこ(泉ピン子)…高子と同じ歳。

三浦太平/たへい(岡本信人)

中田国夫(尾藤イサオ)

松島時枝(茅島成美)

泊三生(金子扇太呂)…「心」では「一村」の従業員・太郎。

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酒井夏子(木原光知子)…亜紀不在のため雇われた山形出身の女性。24歳。

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時枝の息子・松島哲也(吉田紀人)…「心」のター坊。

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藤原市郎(中村勘九郎)…小型犬・モンタの飼い主。

藤原菊乃(風見章子)…市郎の母。朋子を気に入っている。

藤原笑子(里見奈保)…市郎の妹。高校生。

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森村初子(園佳也子)…スナック葵のママ。

健(田島真吾)…亜紀の弟。グレて家裁送りになり、福太郎と亜紀の出会いを作る。

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教頭(太宰久雄)…周子の勤務する男子高の教頭。

 

オープニング見る限り、初登場人物が多い。

 

朝、玄関

周子の誕生日なのでお祝いをするとわかが言うが、周子は今日明日と生徒たちの国立の一次試験があり、その気になれない。

 

順や洋の世話を焼く長子は「順ちゃんや洋ちゃんのママみたい」と哲也に言われてニヤニヤ。

 

ダイニング

長子の手際の良さを褒める高子。姑に支えるくらいなら結婚しなくていいかもねえと言う高子に手元にいてもいいかもねと言うわか。高子は亜紀より長子の方が気兼ねがなくていいまたまた褒める。高子は調子良くその場にいる人をおだてるのかもね。

 

高校の職員室

教頭に長谷部という生徒について呼び止められる周子。伊和田先生に担任はまだ早いという声を押し切ったことを後悔してるっぽいことを言う。

 

長谷部克利の母・定子(大森暁美)が職員室に乗り込んできた。試験を受けに行かなかったことを周子に八つ当たり。

 

玄関

郁が周子の誕生日パーティーに来た。料理は仕出し屋に頼んだ。パーティーとは口実でわかと郁が計画していた周子の見合いだった。栄二が連れて来たのは大坊(たいぼう)吾郎。演じるのは渡辺篤史さん。「マー姉ちゃん」の直前だから全然変わらないね。

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吾郎は厨房を見学。“わんこ”は“そば”が命とわかが言う。「建もの探訪」風に解説する吾郎。朋子たちは吾郎を税務署の署員と勘違い。吾郎は小料理屋の三男なので先生になったと言うが、三男だったか。昨日の話だと長男だと勘違いしていた。

 

吾郎は落ちこぼれを集めた私立の三流校教師で周子は有名私立進学校の教師。周子は帰りが遅く、帰って来てもそんな気分になれないと落ち込んでいる様子。わかは周子を無理矢理パーティーに参加させようとして福太郎に高子と親しくなっただけでもいいとなだめられる。

 

玄関

長谷部克利(豊田清)が周子に会いに来て試験を受けなかったとだけ話して帰ろうとした。周子は追いかけるが抵抗され、吾郎が捕まえた。

 

茶の間

克利を家にあげると、家にはずっと帰ってないし帰りたくないと話す。豊田清さんは1978年に歌手デビューした人らしい。新人らしい演技。昭和は劇団でしっかり学んだ人とそうでない人の演技の差が激しい。

 

ダイニング

従業員だけで食事。いつもなら従業員たちも一緒なのにおかしいと長子は不審がるが、夏子は従業員だけの方が気楽だと言い、知らない男を呼んだのは見合いだろうと話す。私も似たことされたことがあるとポロリ。哲也が起きて来て太平の膝の上へ。娘たちの見合いだろうと言われて慌てる国夫と全く慌てる様子のない太平。太平ってもしかして、時枝さんを気にかけてたりする?

 

玄関

周子は福太郎に部屋に泊めてほしいと頼む。家には連絡した方がいいと思うけどな。わかはすでに布団を福太郎の部屋に敷いていた。

 

翌朝、出勤前の周子は克利にどこにも行かないように話して出かけた。自室に置いて好きな本読んでていいよってすごいな〜。私はできない。

 

玄関

周子はわかや夏子に克利のことをお願いして出かけた。

 

周子の部屋

夏子が訪れ、克利にクヨクヨ悩んでる時は体を動かした方がいいと厨房に行こうと誘う。

 

職員室

教頭からシンナー遊びをして補導された子のアパートに長谷部のカバンがあったと言われた周子。シンナー遊びって! 昔の表現ってすごい。

 

茶店

福太郎と亜紀が会っていた。亜紀は福太郎に再婚してください、再婚するなら子供たちを引き取りたいと言う。亜紀は子供たちのために編んだセーターと買った下着を福太郎に預けた。

 

市郎は朋子に電話して、母と妹が急に上京して来たから店に連れて行ってもいいか聞くが、朋子はお母さんに紹介してないからと断った。

 

市郎のマンション

母は朋子を気に入っていたし、妹も朋子の仕事ぶりを見たがっていた。相変わらずおとなしく抱かれているモンタ。

 

帰って来た福太郎はこっそり子供たちの寝ている部屋へ。亜紀からと言って服の入った紙袋を渡した福太郎だったが、下着を買ってもらってないと思ってるのかと怒り出す。いるよね〜、嫌な方にしか取らない人!

 

茶の間

プリプリ怒っているわか。(つづく)

 

吾郎さんは誰かの婿になるのかな? 新キャラ楽しそう。うっかり豊田清さんを調べてしまい、歌手と知ってしまったので、高子と出会って…みたいな展開はあるのかな?

 

今日は17話。

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「3人家族」の雄一と違い、料理上手な二郎さん。