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ドラマの感想など

【ネタバレ】橋田壽賀子脚本ドラマ 道 第7話「吉備路の出逢い」

TBS 1978年12月21日

 

あらすじ

舞台はわんこそば屋の“伊和田”。 亡き夫の法要の日から始まる。 母にすればこの日に跡継ぎを決めてしまおうと長男の遺産相続と3人の娘たちの遺産放棄を提案する。 だが、長男の嫁はお店の跡継ぎを拒否する…

2023.6.21 BS11(イレブン)録画。

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↑ひでぇタイトル。手伝わないのは福太郎も一緒だよ。

 

主な登場人物

伊和田(いわた)家

わか(京塚昌子)…わんこそば屋「伊和田」の女主人。

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福太郎(小野寺昭)…長男。家庭裁判所の調査官。

亜紀(長山藍子)…長男の嫁。「伊和田」の若女将。息子が2人いる。

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高子/こうこ(結城美栄子)…長女。レコード会社のプロデューサー。28歳。

周子/しゅうこ(中田喜子)…次女。男子高の教師。24歳。

朋子(大竹しのぶ)…三女。獣医学生

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小玉郁(乙羽信子)…わかの姉。

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従業員

古出長子/ちょうこ(泉ピン子)…高子と同じ歳。

三浦太平(岡本信人)

中田国夫(尾藤イサオ)

松島時枝(茅島成美)

泊三生(金子扇太呂)…「心」では「一村」の従業員・太郎。

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酒井夏子(木原光知子)…亜紀不在のため雇われた山形出身の女性。24歳。

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時枝の息子・松島哲也(吉田紀人)…「心」のター坊。

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藤原市郎(中村勘九郎)…小型犬・モンタの飼い主。

丸山敏之(赤塚真人)…市郎の部屋に居候している。

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森村初子(園佳也子)…スナック葵のママ。

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健(田島真吾)…亜紀の弟。グレて家裁送りになり、福太郎と亜紀の出会いを作る。

 

朝、「おはようございます」と伊和田家の玄関に大きな声がした。長子が起きると、夏子が朝の6時から出勤してきていた。朋子もわかも目を覚ます。朝食の準備するように言う長子に「味噌汁ってどうやって作るんですか?」と聞く夏子。料理は苦手らしい。しかし、掃除や洗濯など言いつけられたことは一生懸命やる。

 

福太郎とも顔を合わせ、色男だ、独身に見えると長子に言い、長子焦る。起きてきた高子を福太郎の妻と勘違いしてあいさつし、高子は飲んでいた牛乳を吹き出した。長子から奥様はいないと言われ、亡くなったとさらに勘違い。

 

夏子役の木原光知子さんは元水泳選手ということもあり、1940年代生まれの女性としては長身の167cm。スタイルいいし、美人だし、そういえば昔は板東英二さんもだけどアスリート出身から俳優をやる人もいたけど最近とんと見ない…って最近のドラマを見ないから知らないだけかな? 設定的には夏子と周子は同い年ということだけど、木原さんが当時30歳で中田喜子さんは当時25歳。

 

夏子は洗濯物を干しながら加山雄三さんの「恋は紅いバラ」を英語で口ずさむという意外な一面も。高子も一瞬足を止め、出勤前に聴き入る!?

恋は紅いバラ

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DEDICATED

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朝食時、時枝が哲也を連れてやってきた。時枝のアパートに泊めた夏子がいなくなり、逃げられたと思って慌てていた。

 

店でわんこそばのレクチャーを受ける夏子。ピンポンやテニスや水泳をやっていたので体を動かすのは得意だと言い、テンポがよい。厨房の男性従業員たちも練習台として駆り出された。

 

朋子が家に帰ると茶の間で子供たちの相手を夏子がしていた。子供たちはすっかり夏子になついている。炊事ができないという夏子が店から何か持ってこようとすると、朋子は、わかは店と家の食事はきっちり分けていてそんなことはしないのだと教えた。そのうちわかが戻ってきて、夏子を店に出すと言うが昨日の今日で心配する。

 

案の定、店で本当の客を前にした夏子は緊張してわんこそばを客にかけてしまう。朋子は友人と岡山へ旅行に行くのを取りやめようと思ったが、わかも従業員たちも岡山行を勧める。

 

朋子が岡山に行く日。日曜日で周子が順と洋をスケートに連れて行くと言う。福太郎も休みで一緒に行く。

 

朋子が荷造りしていると福太郎が部屋に来て話をする。しかし、福太郎、家庭裁判所の調査官としていろんな家庭を見てきた結果が亜紀を迎えに行かないってのはどうなんだ~? 福太郎にとってはあくまでわかが大事。

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友人の田代静子のおば(中北千枝子)がいる岡山に行ったが、静子にお見合いの席が用意されていて、朋子は一人で観光に出かけた。

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「心」では一度もなかったロケ! 一人、閑谷(しずたに)学校を歩いていた朋子の前に小型犬が走ってきた。犬を抱き上げると、飼い主を見ると市郎だった。市郎は岡山が地元で実家は大きなマスカット農家。一緒に歩いていたのは妹の笑子(里見奈保)。鶴田浩二さんの娘・鶴田さやかさんの旧芸名だそうで。「心」にも出演してたみたいだけど、どの役だったんだ?

 

マスカット農家の長男である市郎はもちろん後継ぎで朋子は市郎の母の菊乃(風見章子)からあれこれ聞かれる。わんこそば屋「伊和田」は渋谷にある。

 

スナック葵

健を育てるため、昼は工場、夜はスナック葵で働いていて、手に職のない亜紀はなかなか仕事が決まらない。夜の仕事しかないのだろうかと悩む。

 

きんつばを持ってきた郁は、夫が定年退職するから店を手伝うと言い出す。足が痛いだの店での失敗を目にしたせいか、わかはあまり乗り気ではない!?

 

一方、いざとなれば朋子を後継ぎにしようかなんてわかが福太郎に言っている。(つづく)

 

何となく話の流れとしては福太郎一家は別居し、朋子が後継ぎになるのかと思っていたけど、市郎との仲もあるし、そう簡単にはいかなそう。

 

今日は12話。

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ラーメン屋のおやじとして登場した加藤嘉さん。

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1977年のドラマで64歳だったんだから…当時50代だよ! すごい貫禄。