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【ネタバレ】乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…4巻まで

そういえば、ほかの漫画の感想を書く時に時々引き合いに出してた割に単独の感想を書いてなかった。

この漫画もやはり、Amebaマンガで見つけて、原作小説を読んで、コミックスだと一区切りつくのが4巻だと知って、買っているのは4巻(22話)までです。それ以上発売されているのは知っていますが、これ以上読み進める気はありません。

 

カタリナは8歳の時にオタク女子高生だった前世の記憶が蘇り、周囲への態度が自然と変わった。魔法学園で出会った物語の真のヒロインであるマリアにも慕われる。

peachredrum.hateblo.jp

「自称悪役令嬢~」とも話は似てるんだけど、ヒロインにも慕われているという所が最大の違いかも。それと、カタリナは攻略対象といわれる複数の男性たちからも慕われる逆ハーレム状態になっている。でもそれが不快な感じはしない。

 

ほかの転生ものは前世はあくまで転生装置みたいなものだから最初の1コマに出るくらいなんだけど、この話では前世の女の子の記憶や回想が時々出てくる。仲よしの女の子、あっちゃんもちょいちょい出てくるなと思ったら、ソフィアの前世があっちゃんだったのはびっくり。ソフィア自身は気付いてない!? 

 

カタリナの前世の女子高生と一緒の時期に亡くなったんだろうか?と思ったけど、yahoo知恵袋に実際の時間とゲームの時間は違うから、あっちゃんは天寿を全うしてゲームの世界に来たという回答にへ~! この漫画ってアニメ化もされてて、今まで買ったほかの作品に比べると格段に知名度が違うからyahoo知恵袋に質問も回答もあるんだろうな。

 

登場人物も多いし、みんな美形となればアニメ化したら楽しいだろうね。それと、一人の男の人に好かれる溺愛系の話より、みんなに好かれるハーレム系の話の方がアニメっぽい。なんとなく。私は何作も読んでたら溺愛系の話の方が好きだと気付いたけど。特に小説で読んでると人がたくさん出てくると訳分からなくなってくる。

 

自分が変われば周りも変わるというポジティブな話なのがよかった。それなのに、卒業後の新たなストーリーを読む気はないという…(^-^;

 

すごくきれいに終わってるから、ここでいいんです。原作小説は本編35ページがコミックス4巻(22話)分の分量で全てにおいてちょうどいいです。

 

漫画で興味を持って原作を見に行ったら100ページ以上続いてて、しかもまだ完結してないというのも山ほど見たし、どう転がるか分からないのにたった数回の連載でコミカライズが決まりました!というお知らせも見かけると、この界隈ってどういう世界なんだと不思議になります。

 

普通の少女漫画とはまた全然違うんだろうねえ。こんなにヒットした作品でいまだに原作小説が読めるのと、小説本出版あるいはコミカライズされるので原作小説は下げますとなってる人との違いは何?とか。

 

転生ものは前世が名もなき善良な市民で悪役令嬢を演じきれずに人のよさで何となく回りも一緒に幸せになるという話なら好きだけど、負の感情が強すぎるものは疲れる…。そんな人のいい女子高生が死んじゃったんだな…と思うと悲しくなるけど。

 

でもこれは漫画もアニメもヒットしたのは納得の作品。素直に面白かった。