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【連続テレビ小説】純ちゃんの応援歌 (67)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

昭和二十八年六月。昭(西川弘志)と雄太(唐沢寿明)は高校3年生になっていた。純子(山口智子)がブラジャーのパットが無い、と探していると、犯人は昭と雄太だった。キャッチャーのミットに入れると具合がいいと先輩に教わった、というので、純子も納得してしまう。純ちゃん食堂は開店から4年たって、なかなかはやっていた。朝、純子たちがいつものように出かける支度をしていると、和歌山からもも(藤山直美)が来て…。

昭和二十八年六月

 

純子は洗濯物を取り込み、あきはミシン。純子はブラジャーの中に入れるアンコ(パット)を探していた。

 

昭和28年。純子の2人の弟・昭と雄太は高校3年生になっているのであります。

 

とうとうこの日が来た。唐沢寿明さんが出るのは楽しみだったんだけど、昭と雄太の子役の子たちがかわいくて結構好きだったので、寂しい気持ちも大きい。

 

雄太(唐沢寿明さん)「おい、昭、バレとるぞ」

昭(西川弘志さん)「ほんまか?」

雄太「お姉ちゃん、必死に捜しとるわ」

昭「お前、そやから姉ちゃんに断ってからにしよて言うたやないか!」

雄太「言えんやろ、そんなこと」

昭「どないしよ」

雄太「知らん顔しとるしかないやろ」

 

純子が下から顔を出し、2階に上がってきた。何か隠し事をしていることを察した純子が「怒るよ。お姉ちゃん怒ったら怖いよ。昭、雄太、こら」と二人の耳を引っ張って立ち上がらせた。

 

グローブにアンコが挟まっているのを見つけた純子。もう一つはグローブの中に入れてあった。雄太が先輩がとっときの秘密を教えてくれたと言い、アンコをグローブに入れるとボールを受けるときに痛くないという。買いに行くのは恥ずかしいし、お姉ちゃんのを頂こうと雄太が提案し、昭が賛成した。

 

昭たちのおしりをたたいたものの「あげるさかい、ちゃんと頑張りや」と許してしまう純子。部屋からいなくなると、裏切ったなとじゃれ合いを始める昭たちに階下から怒る純子。

昭「女も24にもなったらあかんな」

雄太「ああ、お姉ちゃんもはよ嫁にやらなあかん」と笑い合う。

 

ところで開店から4年たった純ちゃん食堂。安くてうまい上に純ちゃんの魅力もあって、まずはご覧のとおり、なかなかはやっているのであります。

 

小平治に出前を頼む純子。店には久助がやって来て今度出版するという「かわいそうなやぎ」という本を持ってきた。純子宛のサイン本。今度の土曜日に内輪の人に集まってもらってお祝いの会をするという。しかし、雑談に夢中になり、客に催促される。

 

今度の土曜日の夕方6時。14~15人分の料理を頼まれた。ぬひもするめとピーナッツを寄付する。店内を見ると山うな丼は80円になってた。

 

校長を退職し、若い仲間と子供の本を出すためにわらべ出版を始めて4年。雑賀久助は今、幸せなのであります。

 

村山はきもの店の店内が映し出されるのは珍しいなと思っていたら…

 

さて、4年の間にはいろいろなことがありました。組合長の村山さんは長いやもめ暮らしに終止符を打って、つい2か月前に再婚したのであります。この子供たち3人、みんな奥さんの久代さんが連れてきた子供であります。

 

失礼ながら組合長は結構年輩の方だと思っていたけど、小学生の子供が3人いるような若い奥さんをもらっていた。

 

村山は純ちゃん食堂に寄り、久助と野球談議に花を咲かす。甲子園の予選ももうすぐ。雄太がいい球を放る。今年は行ける、ベスト4は堅い、ひょっとしたら優勝と語る村山。

 

村山「それがな、オーバーハンドの本格派やがな。ほれ、あの昔、海草中学に島ちゅうピッチャーいてましたやろ」

久助「おりました」

村山「あれによう似とるんだ」

ja.wikipedia.org

字幕は”島”でwikiにも本名は”島”となっていました。甲子園のスターだったけど、学徒出陣で海軍で戦死。

 

村山と久助が出かけていくと、純ちゃん食堂に村山の妻の久代さんが来て、何のために結婚したんか分からしませんわと笑顔でこぼす。純ちゃんより年上、ぬひさんより年下に見える。

 

昭はレギュラーから外れ、ユニフォームを返すことになっていた。雄太は主戦投手なのでレギュラー。純子はユニフォームを洗って返すから出しなさいと昭に言うが、昭はそんなに汚れてないし、そのまま返すという。ボタンや綻びを調べないといけないから出しなさいという純子。

 

ユニフォームには”上町”。大阪市立上町中学校っていうのはあるんだね。

 

昭と雄太はよく食べて、お弁当にもお茶碗5杯分(!)のご飯を入れている。それでも山盛り5杯にしてくれるかという昭。

 

翌朝、純子は弁当箱にご飯を入れて、梅干しを置いた。昭と雄太は起きて、外で歯磨きしようとすると、玄関の外にももが荷物をしょって立っていた。夜には着いていたのに玄関前で一晩過ごしていた。

 

でっかくなった弟たち。ぽっちゃりした雄太からほっそりした雄太に。大人キャストが子供キャストとイメージが逆のように思うけど、しっかり者の雄太のキャラには唐沢さんの方が合ってるかな~。