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ドラマの感想など

【ネタバレ】日本沈没(1973)

1973年 日本

 

あらすじ

小笠原諸島の島の一つが一夜にして海に沈む。深海潜水艇“わだつみ”の操縦士・小野寺は海底火山学者・田所博士らとともに日本海溝を調査するが、それから各地の火山が活発化し、多数の死傷者を出す非常事態が発生。田所博士は日本列島を含むプレートが別のプレートの下に潜りつつあり、日本列島は十数カ月で海中に消えて無くなるだろうと警告。日本政府は日本国民を国外に脱出させる作戦に取り組むが、各地で大地震が発生し……。

オープニングは当時の街、海、プール、満員電車…人でごった返す様子が映し出される。

 

一つの島が一夜にして沈み、田所博士(小林桂樹さん)らと深海潜水艇「わだつみ」の操縦士・小野寺(藤岡弘さん)は海溝調査をする。小林桂樹さんはもっとおじいさんになった姿を知ってるけど、この頃は恰幅よかったんだな。

 

小野寺は見合いを勧められた。阿部玲子(いしだあゆみさん)27歳。お見合いと思えないほど急激に親しくなり「抱いて…」と言われるが、天城山が噴火し、それどころじゃなくなる。噴火は死亡者が200人以上出るほどだった。

 

山本総理(丹波哲郎さん)たちの前で説明している竹内教授は竹内均さんという本物の物理学者。専門家をそのまま使うのはすごいな〜。

 

小野寺は会社を突然辞め、田所博士のD計画に引き抜かれた。家に帰って留守電を聞く。ダイヤル式の電話の下に録音機。玲子の父は先日の伊豆地震で亡くなった。

 

関東地方に大規模な地震が起こった。街は火事も起こり、大パニック。関東大震災を知っているおじいさん(「おしん」の松じい!?)は絶対火を出すなと言う。都内は大規模な爆発が起こり、火事はどんどん広がった。

 

防衛庁長官は森幹太さん。「マー姉ちゃん」の棟梁、「3人家族」のキクの元夫、敬子、明子の父とたまたまだけど最近よく見る。

 

都内上空に消火弾を積んだヘリを集めたが、消火弾がなくなってもなお火はおさまらない。死者行方不明者360万人。

 

3か月後、街は平静を取り戻しつつあった。山本総理は妻を亡くした。

 

山本総理は近い将来、日本列島に地殻変動が起き、大きな被害が起こることが発表された。

 

日本人は世界中に避難することになった。アメリカや中国、ソ連などが日本人を引き取ることになった。

 

漁船で韓国、北朝鮮へ行こうとしている者たちにヘリで津波がくると呼びかけた小野寺。行った通り、津波が起こった。

 

これまでの死者行方不明者1300万人。

 

皇室はスイスへ。D計画は終了。田所博士は日本列島と心中するつもりでいた。祖国がなくなるのに多くの日本人を海外に行かせたことを後悔していた。

 

地球のどこかで阿部玲子や小野寺は生きていた!?(終)

 

うーん、私には合わない映画だった。キャストが一部同じの1974年版のドラマは、いいかな。やっぱりホームドラマが好き。