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ドラマの感想など

【連続テレビ小説】澪つくし(53)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

入兆から家宝の掛け軸が盗まれたことがわかり、久兵衛津川雅彦)は律子(桜田淳子)を疑う。そんな時、タイミング悪く惣吉(川野太郎)がかをる(沢口靖子)と結婚したいとやってくるが、久兵衛は会いもせず追い返す。律子はかをるに、なぜ追わなかったのかと聞くが、かをるは、お父さんの許しが出るまでいつまででも待つ、と答える。会ってくれないなら、と惣吉は醸造組合の会合帰りの久兵衛待ち伏せるが…。

 

昭和2年12月4日の日めくりカレンダーを破いて5日へ。ハマは奥様がお正月も病院では寂しいのではないかと久兵衛に言った。ハマは奥様を心底心配してる。

 

秘かに惣吉の来訪を待っているかをるだが、久兵衛に来た客は沖田と古美術商の竹馬堂の店主だった。竹馬堂に入兆の家宝である平田篤胤の書が持ち込まれ、沖田がそれを目にしたため持って来たのだった。

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↑沖田と河原畑と宍戸に見せびらかした回があったねぇ。

 

竹馬堂店主の久保晶さんはいろんなドラマで見かける人で、印象深いのは「ショムニ」の社長だけど、ドラマはとにかくいっぱい出てる。髪型もあまり変わらない。

www.vip-times.co.jp出入りの仲買人から持ち込まれたものだったが、結局、久兵衛が300円の大枚をはたいて買い戻す羽目になった。

 

律子とかをるを呼びだして問いただす久兵衛。掛け軸のある部屋に出入りできる人間は限られているため、女中部屋を調べると言い出す久兵衛に「人権蹂躙ですよ」と言う律子。さっさと白状しないとまた余計な人が巻き込まれるよ~と律子の言動にハラハラ(掛け軸が売られていたという時点で活動資金だなとピンときた)。

 

そんな時、吉武惣吉が訪ねてきた。正々堂々と来るのがいいよね。小畑と梅木で対処しているところに、ハマが旦那様は会わないと言いに表に出てきた。通りかかった広敷連中にも「俺がここへ来たのはかをるさんをもらうためです」と堂々と言う惣吉。

 

惣吉はハマの目をまっすぐ見て「旦那にお伝えください。吉武惣吉はかをるさんを妻に申し受けたいと…お願いいたします」。ハマの表情が変わる。

 

今西「よう! ハマさんならよ、タダでくれてやっと!」常日頃、広敷連中にこんな扱いを受けているハマに惣吉の言葉が届いたのかもしれません。

 

久兵衛に報告するハマ。どんな男か問われ、「入兆の若い衆とは比べもんになりません。漁師でさえなかったら頼もしい青年やよと思いました」。そうだそうだ! かをるも一度会ってくださいとは言うが、すっかり拗ねてしまった久兵衛だった。

 

ハマにお礼を言うかをるだったが、ハマは「私は見たまんまをいうただけです」とそっけない。でも嘘のつけない性格なんだよな。それでずいぶん損してる気もする。

 

律子は正攻法より押したり引いたり敵の裏をかいたり、奇襲作戦するなどした方がいいとは言うが、小細工はしないほうがいいと思う。掛け軸を売ったのは律子かと問い詰めると「同志、あなたは勘がよろしい」。同志はやめて。

 

銚子醤油醸造組合の会合。業界で最も苦しんでいるのは醤油の価格。政府から押し付けられた価格の中で販売競争をするのは愚かしい。あとはカルテルしかない。

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協定を結んで、生産量を減らして操業短縮をする。各社一律一割減らす、しかし抜け駆けがあるんじゃ? 人件費を減らすにも従業員は血縁地縁で簡単にはできない。

組合員にまた見たことある人がいた。

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この方もまた「ショムニ」の専務だ。他にもいっぱい出てるけど。

 

会合が終わって、久兵衛の前に惣吉が現れた! 「かをるさんを嫁に下さい」と直球を投げ込む。「待ち伏せするような奴は、わしは嫌いや」と車に乗ってしまったけど、話くらいしたらいいのにねぇ。惣吉さんだって忙しいのに。