徒然好きなもの

ドラマの感想など

【ネタバレ】おもひでぽろぽろ

杉本タエ子(松坂慶子)のもとに、娘の夏希(杏)と孫娘のみずき(横溝菜帆)が引っ越してくる。賑やかな共同生活がはじまった。そんな中、タエ子は、みずきの姿にかつての自分を見る————初めて食べたパイナップルの苦い味、算数テストの悲惨な点数、学芸会で目醒めた女優魂————そんな小学生の日々を思い出してゆくタエ子は、永らくあきらめ封印してきた夢を解き放つ。「私、舞台に立ちます!」 さっそくオーディションを受け、シェイクスピア劇の稽古に打ち込むタエ子。だが、その矢先、公演を予定していた劇場が倒産してしまう。「また夢をあきらめなくちゃならないの!?」

おもひでぽろぽろ」といえば何と言ってもジブリ映画が有名です。私の好きな映画の一つでもあります。

大人になったタエ子の声優が今井美樹さんで、アニメのビジュアルも当時の今井美樹さんにそっくりだったので、タエ子が松坂慶子さんってイメージ違うなと思ったけど、このドラマを見ていたら、東京で生まれ育って、その後のタエ子さんが東京に住んでるという展開がしっくりきました。

 

映画では山形で有機栽培農業をしているトシオさんといい感じになるラストで映画は映画でよかったけど、実際問題やっぱり、全く環境の違う世界に飛び込むのは大変なんじゃないかと今は思います。それと映画公開は1991年だけど、映画の舞台はタエ子が27歳の1982年なんだね。バブリーなイメージがあったけど違った。

 

ドラマを見ているうちにほんわかした松坂慶子さんがタエ子のイメージにぴったりに思えました。そもそも映画版の大人になったタエ子は映画オリジナルだそうで…原作のあらすじが知りたいなと思ったけど、wikiも映画のあらすじが書いてある。原作は「ちびまる子ちゃん」みたいに子供の頃の日常エピソードだけなんだそうです。

 

映画もドラマも大人なったタエ子はオリジナル展開で、ドラマでは娘がシングルマザーになり、孫を連れて同居するところからスタート。孫と自分の子供の頃と重ね合わせるというストーリーで、子供の頃のエピソードは映画で見たことがあるものでした。

 

感想を見ると、トシオさんと結婚してなくてがっかり…みたいなのも見たけど、私はこっちの世界線の方が好きかもしれない。