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【連続テレビ小説】澪つくし(108)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

かをる(沢口靖子)に吉武家から形見分けが届く。惣吉愛用の万祝(まいわい)と潮来を旅行した時の記念写真数葉だった。眺めていると幸せな記憶がよみがえり、涙がにじむかをるだった。久兵衛津川雅彦)が銚子の素人将棋大会で勝ち進むと、準々決勝で当たったのは弥太郎(明石家さんま)だった。弥太郎は勝って、入兆へ戻ることになる。かをるは、外川へ惣吉の墓参りに出かけ、今の境遇を報告し、強く生きていくと誓うのだった。

 

かをるを励ましに由岐、みずえの旧友が集まる。みずえは4月から高神小学校に転勤。由岐の子供は4歳。

 

いたずら小僧の紀之が障子からコマを投げ込んで由岐に注意される。

由岐「あの子もかをるさんのごきょうだい?」←久兵衛の巷の評判か!?

 

漁労長の船村と蛸島が先日の非礼のお詫びととねが親方代行として一ヶ統をまとめる事になったという報告、そして形見分けとして惣吉の万祝と写真を持って来た。

 

夫婦で潮来に旅行した時の記念写真である。のびのびと童心に返ったあの幾日かは思い出の中でも珠玉のように輝いていた。

 

昭和初期に外でスナップ写真撮るかあ?などと野暮なツッコミはしちゃいけませんね。そこから潮来旅行の回想。しかし、惣吉が川に落ちるシーンは今となってはトラウマになるよ。

 

部屋の鴨居に惣吉の万祝をかけるかをる。

 

万祝は漁師の晴れ着である。初めて外川の浜で巡り合った時、惣吉はこの万祝を着ていた。出会いから2年、妻となって3年、5年間のさまざまな思いを抱きしめるようにかをるはむせび泣いた。

 

「銚子素人将棋名人戦」に参加していた久兵衛は順調に勝ち進む。対戦相手の緒方巡査は「鎧袖一触(がいしゅういっしょく)」と言ってたけど、久兵衛がとても強いということか。こういう今あまり使われないような言葉がポンポン出てくるのが面白い。

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しかし、ここから先の展開は…次の対戦で勝てば準決勝に進める。次の相手は顔を包帯でぐるぐる巻きにした弥太郎! 久兵衛に勝てたらまた「入兆」で働かせてほしいという条件を出し、弥太郎は優勝カップを持って、入兆に帰ってきた。

 

けんかっぱやくて大飯食らい、能書きばかりたれて、仕事は駄目のいいとこなしの弥太郎をまた雇うことに神山は難色を示すが、久兵衛の男の約束で雇われることになった。

 

4月 かをるは外川に出かけて、とねに挨拶し惣吉の墓参りをした。

 

本来心の中で言うようなことを口に出すかをる。善吉も墓に来て、かをるを励ます。善吉のあの服装は漁業組合はやめて、漁師になったということか。

 

とねが親方代行だから善吉はそのまま給料がもらえる漁業組合の方がいいと思ったんだけど、とねはあくまで代行だから、いずれ善吉が親方になるということか。善吉がかをるを好きになったらまた違う展開になるんだろうけど、それはないか。

 

昨日のバイプレイヤーズは小浜と河原畑がいた! たくさんいるバイプレイヤーズの中で一緒の回というのが嬉しい。今回は恋のライバルではなかったね。