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ドラマの感想など

【連続テレビ小説】澪つくし(42)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

律子(桜田淳子)はかをる(沢口靖子)の気持ちを試すために、惣吉(川野太郎)が遭難したとうそをつき、かをるは取るものもとりあえず、外川へ駆けつけた。久兵衛津川雅彦)は、かをるが家にいないのを聞いてカンカンだが、律子はかをるの本当の気持ちがわかって喜んでいる。かをるはだまされたが、惣吉に対する思いがどんどん大きくなっていることに気づき、やるせなくなった。漁から帰った惣吉にかをるは気持ちをぶつける。

 

外川駅からダッシュで浜へ向かうかをる。英一郎は律子がかをるの気持ちを試すために嘘を言ったと知り、びっくり&かわいそうやないか。

 

改めて、律子と英一郎、かをるもきょうだいと言われても違和感のないパッチリ二重のかわいい顔立ちだなと思った。同じ坊主頭でも善吉と英一郎はやっぱり違うもんね。

 

吉武の家に行き、おかみさんが浜にいると聞き、大慌てで浜へ向かう。とねと善吉が並んで船の帰りを待っていた。そこで利根川丸遭難が嘘と分かり、とねに抱きついて泣き出すかをる。

 

久兵衛と弥太郎の将棋タイム。当時のさんまさんは飛ぶ鳥を落とす勢いの若手芸人で今でいう第7世代の人気芸人が朝ドラに出てる感じなのかな? 正直いらんわ。対局してる中、かをるのために呉服屋が来ているが、ここで久兵衛にもかをるがいないことが発覚。

 

とねと善吉に惣吉に会っていくように勧められ、かをるも一緒に待っていた。

 

久兵衛は弥太郎に労働組合を作りそうなやつはいるかと探りを入れる。二人の後ろで久兵衛の言うことにうんうんとうなずく呉服屋さん。久兵衛のことは好きだが、資本家は労働者の敵だという弥太郎。

 

ここから今日のお勉強タイム。

イワシを取る巻網漁は焼き玉エンジンの網繰船(あぐりせん)2隻と手こぎの櫓船(やぐらぶね)3隻から成っていて、これを例えば利根川丸一ヶ統と呼んだ。網繰船にはそれぞれ12~13名が乗り組み、巨大な網を張ってイワシを取るのである。

 

船が着くと女性たちも魚をかごに入れて運び出す。この辺は「おしん」が伊勢に来たばかりの頃を思い出した。この後セリが始まるのかな。時代もまあまあ同じくらいのはず。惣吉もかをるの存在に気付いた。

 

なかなか帰って来ず、久兵衛が怒っているので、吉武の家に電話しようかという英一郎に、「ほっときなさい。子供じゃないんだから」と返す律子。

 

惣吉とかをるは真っ暗な浜で二人きり(このシーンはセット)。惣吉もかをるの夢を見ることがあるんだって。かをるは佐原の「大茂」にお嫁に行くこと、相手をとても好きになれそうもないこと、どんな顔かも忘れてしまったこと、あさってには結納があることなど惣吉に話した。

 

惣吉の答えは「そうか。幸せになれよな」

かをるは「そんなことしか言ってくれないんですか?」とぐいぐい。ついに自分から言い出した妹設定も否定した。そしてまあまあ長いキスシーン。キスシーンがあるなら外で撮影できないね。

 

うむ、私は正直キスシーンのある朝ドラは好きじゃないんです。そういうシーンがなくてもラブラブである表現はできると思うんです。「おしん」も「はね駒」もとっても仲良かったじゃないですか。

 

日曜劇場はホームドラマなのでラブシーンは少ない、推理傑作劇場は適度にお色気シーンありとそれぞれのすみわけがあるなら、朝ドラはホームドラマ寄りだし、あんまりやって欲しくない。←嫌なら見るな、なんですけどね~。

 

そういえば、以前、斉藤由貴さんと南野陽子さんがゲストの「ごきげんよう」が動画サイトにあって見たのですが、斉藤由貴さんは若い頃から「キスシーンはしたくない」とすべて断っていたそうで、ちょっと意外…というかそういえば見たことないかも。司会の小堺さんが沢口靖子さんとキスシーンをしたことがあると言ったときには心底驚いてました。