公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意
かをる(沢口靖子)と惣吉(川野太郎)は、千代の葬儀に出かけ、門前で梅木(柴田恭兵)に止められる。納得できないかをるだが、惣吉とるい(加賀まりこ)に説得される。入兆では、律子(桜田淳子)が演劇の勉強をしに東京へ行きたい、と言い出し、英一郎(鷲生功)は進学を諦めて家にいる、と言う。久兵衛(津川雅彦)は二人が逆だったら、と嘆くが、律子にるいが後妻として入るのを見たくない、と言われ、それは無いと否定する。
- 価格: 33000 円
- 楽天で詳細を見る
梅木の私情入り過ぎ!と思っていたけど門前でもめているところにるいが来て、助け舟を出すかと思いきや、高神の叔父さん叔母さんも来てるし、業界の方も来ていて気まずい思いをする、旦那様の体面もあると説得した。惣吉もるいの言うことに納得し、かをるとともに帰った。
「梅木さんが決めることじゃないでしょ」とか惣吉以外の男には意外と強気なかをるが出てるね。もっと人出が少なくなった頃でもよかったのかもね。
また弥太郎のシーンが来たけど、入兆のときは下っ端ながら一緒になじんで騒いでた印象だけど、今度の納屋はいじめのシーンばかりでより嫌だ。一人がご飯をやめたら全員やめる、一人が服を脱いだら全員脱ぐ、船の上では一心同体だからという理由だけど、食べかけのご飯をやめさせるとか、ほんっとに見たくない。
イワシが大漁でも自分たちで値段をつけられないから安くなってしまう。イワシの糠漬けをしながらとねとかをるとツエが話をする。
とねはるいが後妻になると思っていたが、かをるはならないと思うと返した。誰が後妻になるかという話になっちゃうんだね、昔は。
千代の仏前に久兵衛と律子と英一郎がいて、久兵衛は「見合い結婚だったけど、心底惚れとった…」とか言ってるけど、まあそれもあったんだろうけど、でも妾いるよね?って思ってしまうし、かをると英一郎は歳が1学年違いだったと思うけど、誕生日的にはあまり差がなかったら嫌だよな。
律子は東京で演劇の勉強、英一郎は高等学校の受験はやめるとそれぞれ言い、久兵衛は嘆き悲しんだ。英一郎はそのまま家で久兵衛の脇につけて商売の勉強ではいかんのか? あまり勉強が得意じゃないというのならさっさと家業の勉強をした方がいいと思う。
律子が行きたい築地小劇場はプロレタリア劇団が上演したりしてたところで、同志がいっぱいいるってことか。
律子が東京に行きたいのは、るいが後妻になるのが嫌だからというのもある。しかし久兵衛はきっぱり否定。律子に「私はお父さん好きよ」と幾度となく言わせてるのは、男性脚本家だな~と思ってしまう。
冒頭は昨日の梅木とのやり取り、ラストは「恋のあらすじ」ぎゅうぎゅうに内容が詰まってると感じる日とそうでない日と差があるね。言っても「おしん」だけじゃなく「はね駒」も挿入歌もなくぎちぎちだったからねー。