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【ネタバレ】日曜劇場#60 初孫や…(脚本/宮内婦貴子)

1983年1月23日 TBS

 

あらすじ

札幌の古い商店街にある、ひときわ古い豆腐店・店主大造(芦田伸介)のもとに、ある日突然、勘当した長女の赤ん坊が届けられる。結局、大造と次女の雪子(紺野美沙子)が赤ん坊の面倒を見ることに。そんな中、銭湯の息子・四郎(金田賢一)が、大造に雪子との結婚を申し込んでくる…

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四郎のアパートの部屋の前に赤ちゃんが捨てられていた。職場には母親が危篤だと嘘をついて札幌へ向かう。飛行機に乗ってたから東京から?

 

古い豆腐屋には夕べから何度も無言電話がかかっていた。

 

赤ちゃんを抱いて、その豆腐屋を訪れた四郎。店主の大造に大造の娘のヒロコから預かったと話すが、信じてもらえない。一旦、実家の銭湯で母親(菅井きんさん)に預けた。四郎の母が豆腐屋にズカズカ上がり込んで世話を始めた。

 

大造が結婚を反対し、ヒロコはバンドマンのヤスオカに認知してもらうため、沖縄に飛んでいた。四郎と大造の次女・雪子も以前は恋人だった?!が大造に反対された。

 

3年ぶりに再会した四郎は雪子を連れて東京に行きたいと思っていた。3年前、雪子は父を見捨てられず四郎の約束をすっぽかした。今度は雪子が赤ちゃんを置いていけないと言った。その割に赤ちゃん世話してるのは四郎の母ばっかり。

 

大造は、誰もいないときばかり赤ちゃんをかわいがっていた。しかし、子供の前でも平気でタバコ吸ってるんだよね。昔は普通の光景だった。

 

誰も赤ちゃんの名前を知らないため、大造が「大介」と勝手に名付けた。

 

四郎が豆腐屋を訪ねてきて雪子を下さいと言いにきた。写真家を目指して上京したが今はスーパーの事務をやっていた。大造は先祖が苦労して開拓してきた故郷を捨てた四郎が許せない。今はちゃんと働いてるよぉ!

 

明日の10時の飛行機で東京に行くと大造と雪子に告げて去って行く四郎。雪子はついていけるわけがない、人のせいにするなと大造と言い合いになった。

 

早朝、まだ外が真っ暗のうちから大造は仕事を始めた。赤ちゃんの世話をする雪子にボストンバッグを渡す大造。

 

銭湯では、四郎の母が四郎のやったことはあまりにも大造を踏み付けにしてると雪子に断らせようと豆腐屋に向かうが、大造も雪子もいなかった。

 

四郎に会った雪子は、大造に許してもらったけど行けないと断り、四郎は手紙を書くと言って東京へ戻って行った。

 

大造は石狩川で赤ちゃんに語りかけているところに雪子が大造を探しに来た。四郎は写真も雪子のことも諦めないと言っていた。(終)

 

うーん、せっかくスーパーの事務で働いてるというのに、橋田壽賀子さんもサラリーマンより自営業っていう価値観だったな。大造が雪子に見合いをさせようとしていたのは道庁の職員だったから東京暮らしが気に入らないのか。

 

いやー、でも最後にヒロコが赤ちゃん迎えにくるのかと思ってたけど、このまま大造と雪子で赤ちゃん育てるの??

 

昔のホームドラマにありがちな妻を亡くした父親と若い娘の擬似夫婦っぽい図が本当に嫌いなので、何だかな〜。父と母親代わりの長女のパターンが多いけど、雪子は奔放な姉に振り回された次女か。

 

単純に四郎と雪子は私の好きな長身美男美女でお似合いだったから、すんなりくっついて欲しかったよ。