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【連続テレビ小説】はね駒(125)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

同じ見習い記者の三島(加藤純平)が次々と記事を書き、りん(斉藤由貴)は焦り、編集長・津村誠吾(地井武男)に、記事を書きたいと直訴する。しかし津村は「仕事を与えられるのを待つな。自分の書きたいものを考えるのが記者だ」と話す。未熟さを痛感したりんは、源造(渡辺謙)に相談。それを聞き源造が日曜日、りんに挑戦させたものは…?一方、弘次郎(小林稔侍)の店を訪れた嘉助(柳沢慎吾)と高木みどり(美保純)は…。

 

編集部。イケボの波多野さんと編集長が「万朝報」の英字欄が一部識者と学生の間で受けているという話からこれから新聞社独自の企画を争う時代になるということで、我が社としては何をやりますか?という話へ。編集長は既に何か考えてる?

 

三島が取材から帰って来て、記事としてまとめ上げようというとき、りんは新聞からいい記事をそのまま書き写していた。三島は「どうしておりんさんは書かしてもらえないのかな? 編集長も意地悪だね」と言い、りんも「いいのよ」みたいな諦めモードだったけど、女だから書かせてもらえないのかりん自身の能力の問題なのかちょっと分からないね。

 

編集長にお茶を出すと手紙を出すように渡されるが、「いつか新聞に掲載されるような記事を書かしていただけるんでしょうか?」と直談判。女だから…女だって…とりんは言っていたけど、うーむ…女だからなのかな。

 

編集長はりんに預けた手紙をコドモに託し、「いつ言い出すかと思っていたよ」「仕事を与えられるのを待っているんじゃ甘い! 書かせてもらうんじゃないんだ。自分から書くんだ」と言ってたけど、同じ見習い記者と思っていた三島くんは自ら行動して記事を書いてたってことなのかな?

 

「書きたいもの人々に伝えたいものを自分で考えるんだ。最初から白い場所をもらってそこに適当な文字を埋めるのが記者の仕事じゃない」編集長はりんをちゃんと育てようとしてるね。

 

夜、源造と話をする。「いい加減な気持ちで記者になった私のこと見透かされたみたいで」りん、いい加減な気持ちだったと告白!

 

自分の英語で仕事ができるってこと、新聞記者という仕事が新しくて面白そうなこと。そして自分の好きなことをやってお給料がいただけること。十分な理由だと思うけどなぁ。そんな立派な志なくちゃダメ? 英語が使えると言ったって、なんの職業があるか当時は分からないもんね。先生か、「花子とアン」の花子さんみたいな翻訳家とか。

 

いつになくしおらしいりんといつになく優しい源造。しかし昔の「男一生の仕事」というのも源造みたいに漬物を扱っている仕事から建築資材の店から西洋瓦の店とコロコロ商売替えしてるみたいに今の感覚では思うけど、商売をする商人だから同じ仕事ってことになるんだろうね。先生から商人になるのは別の仕事に転職という感覚だけど、八百屋から魚屋になるのは転職ではないみたいな。

 

日曜日の朝、後藤さんが血相変えてやえを呼びに来た。「私は女房にあだこと絶対させねえ!」

 

源造とりんが表でキャッチボールをしていた。花田が弘をおぶって、お向かいのヒサと六七郎とタマも見ていた。それにしてもタマはかわいい子だな。

ヒサ「まあなんというはしたない…」

六七郎「恐ろしい光景です」

 

やえも「女が足上げて…!」と驚いて止めたけど、結局りんとキャッチボールを始める。後藤は格子の隙間からのぞき、浦野はスケッチブック片手に楽しそうに見ていた。

 

日曜日も弘次郎は仕事(定休日は平日? それともないの?)で、そこに嘉助とみどりが来ていた。ミスターベーカーに気に入られ、弘次郎のコーヒーが気に入ったお客様が増えて後釜に代えるわけにもいかなくなった。弘次郎自身も気に入ってるっぽいけどね。

 

嘉助の仕事も順調、みどりは弘次郎を「いやだわ、そんな他人行儀なご挨拶なんかなさらないで、お父様」と呼んだ。ここ、これ、まだスカスカのwikiから一段階記述が増えて目に飛び込んできたところ! 早いよ、ネタバレが。

 

思えばみどりも初期から出ているメンバーだけど、なぜか嘉助とはずーっとすれ違いだったな。それが出会ってこうなって…面白いなぁ。

 

りんが西洋料理を作ってみんなにふるまおうとしたやえとの会話で「西洋料理の作り方が新聞に出ていたらいいんでねえかい?」という言葉から、自分のできること、知りたがっていることを伝えればいいと気付く。

 

編集長にそのことを伝え、仕事帰り、弘次郎にそのことを報告していると、常連である編集長が来た!

 

やっぱりはね駒ははねてなくちゃ。