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ドラマの感想など

連続テレビ小説 おしん(293)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

スーパー「たのくら」の危機にともなって、田倉の家族までが崩壊しようとしていた。道子(浅茅陽子)が離婚を切り出し、仁(高橋悦史)がそれを受け入れたのである。おしん乙羽信子)は、ふたりの離婚を誰よりも心配して、はいつくばってでも道子を引き止めろと仁に迫る。おしんにとって、道子が決して気に入った嫁ではなかったことを誰よりもよく知っている仁は、そんなおしんの強い思いが心底意外であった。

 

 

うぉぉ~、今になってまた面白いなぁ。

 

おしんが仁と道子が離婚することに反対する。辰則さえ道子をダメ嫁扱いしてる。おしんは、私みたいな姑と初子みたいな小姑がいては…と言ってたけど、禎の方がよっぽどきつい小姑だったと思うけどね。最初から常に喧嘩腰だったし。

 

初ちゃんに対しては百合みたいに心を開いて懐いていれば結構味方になってくれたのになぁと思う。初ちゃん元々長女だし(山形の実家に弟や妹がいると言ってた)、仁や希望、禎の面倒も見てきたから頼られたら嬉しいタイプの人なのにね。田中美佐子さんと田中好子さんがキャッキャッと仲良くやってるとこ見たかったな。

 

一方、道子のもとに初子と希望が訪ねてきて、それぞれの家や店の権利書を持って来た。初ちゃんは今日も着物だった。お母さんの世話はさぞ大変だったろうと道子をねぎらい、仁と離婚しないように頼むが、道子は聞き入れなかった。

 

家に帰った初子が「あーバカバカしい」みたいに本音を炸裂させてたけど、つい昔の初ちゃんならこんなこと言わないのに…と思ってしまう。私は、田中おしんから乙羽おしんへの移行より、スーちゃん初子から今の初子への移行の方がなじめないで終わりそう。

 

最初の現代パートを見ていて、チャキチャキしゃべる初ちゃんが好きだったけど、スーちゃんを経ると、スーちゃん初子の健気さみたいなのが好きだったんだと改めて思う。しかし、一人暮らしするまで必死に本音を隠して生きてきたのかも、と思うとちょっとかわいそうになる。

 

今日は、おしんと仁に辰則がお茶を入れ、初子と希望に圭ちゃんがお茶を入れ…初ちゃんが誰かにお茶入れてもらうなんて超レアな場面が見られたな。そうだ、その場にいる女性じゃなく若い奴が入れればいいんだ。

 

あかねやみどりはお父さんは家事もできずに大変そうだからお父さんにつくと宣言。あのくらいの年代であんなにパパっ子な娘たちって珍しく感じる。道子はいちばんに剛をかわいがってたからかもね。道子は仁が仕事人間だと言ってたけど、圭に対する態度を見ても、決して子供を遠ざけて生きてきたわけじゃないんだろうなと分かる。あかねも仕事を探して、母さんに生活費を送ると言い、みどりも名古屋の大学の下宿を引き払って働くと、禎と同じこと言ってるね。

 

そこに帰って来たおしんと仁。仁は道子にお茶をいれてくれ、と言う。あかねがいれると言うが、道子と二人で話し合いたいからと拒否。そこで仁がお茶いれて話し合おうって言えればいいのになぁ~と今日はたまたま男性陣がお茶をいれてくれた場面を見たので思ってしまった。

 

家族の話になってるけど、店はもうすっかり諦めざるを得ない状況なのか…。