徒然好きなもの

ドラマの感想など

連続テレビ小説 おしん(136)

早朝に「おしん」、夕方に「ゲゲゲの女房」の再放送を見る日が続いています。

 

昨日は長々「おしん」の感想を書いていたのに、変な風に文章が選択され消してしまいました。復元してみたけど、消えた部分はそのままだったので諦めました。恒子さんのこといろいろ書いたのに。

 

 

今朝(136話)のおしんにはさすがにちょっと引いた。迷信を信じてる人に「バカバカしい、信じてない」って言っちゃダメでしょ。加賀屋の大奥様やお師さんみたいな尊敬に値すべき人には、それを態度で示すけど、そうじゃない人に対しては、ちょっとひどい感じするな。

 

竜三の第一印象だって「ひどくバカバカしい男」だし(あながち外れてないけどさ)、恒子さんのこともあまり好きじゃなかったって。あんなに大きなおにぎりを作ってもらったこともあったのに、なんだかなぁ。心の中でこんな姑に口答えせず従ってるなんて馬鹿じゃねーの?くらい思ってたのかと思ってしまう。昨日の回では心から忠告をしてくれたのに。竜三だってそんなに親しくなかった頃に警察から助けてくれたことだってあったのに!(←なんだかんだいってもやはり竜三さんは好きです、ドジョウのことで恒子さんを責めたのは許せないが)

 

しかしおしんの性格は小さい頃から変わってないし、そこが耐え忍ぶだけだと思っていたおしんの印象をいい意味で変えてくれました。海外に受けたというのもすごく納得します。気が強くて、何でもできるスーパーウーマンだからスーパーの経営者にだってなれたんだろうし。

 

おしん」を見る前のおしんの性格のイメージはこのドラマで言う、ばんちゃんやおふじさん、はる姉ちゃん、恒子さんみたいな感じ。そうなると土地を離れないし、ずーっと同じ場所で虐げられっぱなしだもん、ドラマにならない。

 

かといって今日はなぁ。お清の言うことを聞きたくないだろうけど、恒子さんの忠告はちゃんと心にとどめて欲しかったな。佐賀に来た老おしんが佐和さんには会いたいみたいに言ってたけど、今後もおしんの恒子さんに対する印象はあまり変わらないのかなー?

 

おしんはすごく仕事のできる人で働きで認めてもらおうと思ってるけど、仕事ならそれでもいいけど、家族だと働きだけってわけにもいかないのでは? なーんて独身が何を言う(-_-;)

 

 

昨日書きたかったのは、公式(※ネタバレ注意)で短いあらすじをチェックしていて、初見ながら先を知った気になってるけど、あらすじとドラマでは受ける印象は全く違うってことです。

 

例えば135回

 

関東大震災ですべてを失ったおしん(田中裕子)夫婦が、竜三(並木史朗)の実家へ世話になって8か月が過ぎた。おしんは、しゅうとめのお清(高森和子)の冷たい仕打ちについてゆけず、夫婦の中まで冷えてしまい、一度は東京へ家出をしようとまでした。しかし、二度目の出産をひかえ、なんとか竜三との心のふれあいをとり戻すことができた。おしんは、田倉家の嫁として、田倉家で子どもを産み、田倉家の人間になろうと決心する。

 

昨日の回のあらすじというよりこれまでのざっとしたあらすじっぽいから、恒子さんのことも全然書いてないし、福太郎が「見ざる聞かざる言わざる」をモットーにしてることもドラマを見ないと分からない。だからこそやっぱり毎日見たくなります。

 

ちなみに今日の回は

 

しゅうとめのお清(高森和子)は、竜三(並木史朗)の妹・篤子が田倉家へ帰ってきてお産をするために、篤子と同じ月に子どもを産むおしん(田中裕子)を他家に出そうと考えていた。迷信にこだわり、どこまでも娘を大事にするお清に、おしんは嫁という立場の情けなさを思い知った。しかし、嫁だからといって、なにもかもしゅうとめのいいなりにならなければならないことが、おしんには理不尽に思え、怒りがわいてくるのだった。

 

リロードすると放送済分のあらすじは消えてしまうのですが、何とか見ることができました。うーん、佐和さん折檻回のあらすじも残しておけばよかった。あの回もすごかったー。

 

しかし、おしん怒らないでー! 今日、情けないと泣いたのはお清だしね。あらすじだけ読んだときは迷信にこだわるってなんだよー、って思ったんだけど、昔の医療体制を思えば、お清の言うことを全否定できないと思います。「透明なゆりかご」というドラマをみてたせいで今だって100%安全な出産なんてないんだと分かったし。いざとなれば一人で出産とか自分を過信しすぎてハラハラします。