2013年末に録画しっぱなしだった映画を見てます。
2011年 イギリス
昨日見た「砂漠でサーモン・フィッシング」といい、ずっと好きで見ていた「ダウントン・アビー」シリーズ、「アバウト・ア・ボーイ」といいあまり知識も持たずにあらすじだけで判断して録画してきたものだけど、イギリスの作品が好きなのかも?
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そういえば、思い返せば「ブラス!」という映画も好きだった。ダウントンのカーソンさんも出てたし、今調べたら、これにもユアン・マクレガーも出てた。これで知ったのかもしれない。
この映画は、イギリスのノッティンガムの養護施設からオーストラリアに児童移民させられた人々の家族を探すことになった社会福祉士マーガレットの話。
慈善団体や教会は貧困家庭の子供を(半ば強引に?)孤児院に引き取り、名前も変えてオーストラリアに送った。その子供たちが幸せに育っていたらそれでもよかったけど、オーストラリアで育てられた子供たちは強制労働や性的虐待などを受け、決して幸福とは言えず、今もトラウマを抱えていた。
慈善団体や教会は過去のことをなかったことにしようとし、マーガレットは中傷や暴力を受ける。そのうち、自身も心的外傷後ストレス障害になって苦しむ。
休暇を取って個人的に活動しようと思っていたところを公的資金で活動できるよう動いてくれた女性上司や、協力的な夫、家族が見つかった人々などマーガレットに味方してくれる人がたくさんいて救われました。
この映画が見られてよかった。こういう事実があったのだということを知れてよかった。