徒然好きなもの

ドラマの感想など

【ネタバレ】鳥

1963年 アメリ

 

あらすじ

新聞社社長令嬢のメラニーは、小鳥を売る店で知り合った弁護士ブレナーを訪ね、彼が週末を過ごすという郊外の漁村へやって来る。その村で、メラニーは1羽のカモメに額をつつかれてしまう。さらに翌日、彼女は屋外で開かれるブレナーの妹の誕生パーティーに招かれるが、そこへカモメの大群が飛来してきて、子どもたちを襲撃する。それ以来、村の各地で鳥たちの群れは次々と人間を襲い始め……。

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2013年に録りためた映画を見ています。三谷幸喜のシネマセレクションということで三谷さんの解説付き。主人公のティッピ・ヘドラン(メラニー役)はCMタレントだったのがこの映画でデビュー。ヒッチコックといろいろあったらしい? スザンヌ・プレシェット(ミッチの元カノ・アニー役)は「千と千尋の神隠し」の英語版で湯婆婆の声優をしたそうです。

 

アルフレッド・ヒッチコック作品は今まで見たことありません。驚かされるのが嫌いなので、ホラーもパニック映画も嫌いです。

 

ペットショップで出会ったミッチという男性が気になって(?)、ミッチが妹への誕生日プレゼントに欲しがっていたラブ・バード(ボタンインコ)のつがいを買って自宅に届けるメラニー。しかし、週末はボデガ・ベイにいるという話を聞いてオープンカーに乗ってまで送り届ける。ボートに乗って湾の向こうまで行ったメラニーは1羽のカモメに襲われ、額にけがをした。

 

映画の内容より60年代のファッションとか町並とかが気になりました。女性同士でも普通にタバコ吸うんだな、とか、吸ったたばこ道路でもみ消して終わりか、とか。

 

ミッチの妹が11歳。品のいい白髪頭の母親。年齢設定どうなってんだ? ミッチもメラニーも20代なのかな。メラニーは父が新聞社をやっていてお金持ちのお嬢様。ブロンドで毛皮のコートでやんちゃっぽい。ミッチは脂ぎった顔の濃いモテそうな弁護士。

 

偶然知り合ったアニーはミッチの元カノでミッチの母親のリディアが結構強烈な人物だと教える。メラニーがリディアと話をすると、4年前に夫を亡くし、不安があるからミッチを頼りにしてるということらしいけど。

 

翌日、ミッチの家でミッチの妹のキャシーの誕生パーティーが開かれるが、カモメの大群に襲われ、夜も暖炉から雀の大群が家に入ってきてパニック! 時々、いかにも人形っぽい鳥が出てくると笑ってしまう。冒頭、ラブ・バードを乗せたオープンカーでカーブの度に鳥の体(人形っぽい)が傾くのが面白かった。

 

どんどん鳥が狂暴化し、避難先で住人にあなたのせい、とまで言われるメラニー。イヤイヤ、そんな。

 

いくら凶暴に描かれても鳥はかわいいものだとしか思えないし、当時のCGだとあまり怖くないので、ホラーが嫌いでも見ることができました。結局、なんで狂暴化したか不明。鳥の顔ってアップで見ると、ホントかわいい。

 


The Birds Official Teaser Trailer #1 - Alfred Hitchcock Movie (1963) HD