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ドラマの感想など

【ネタバレ】 おんなは一生懸命 第7回

TBS 1987年11月16日

 

あらすじ

番組で日本犬役にスピッツしか調達できず途方に暮れるAD青山幸代(浅田美代子)。しかし桃(泉ピン子)の発案でスピッツの毛を刈り、茶色に染め柴犬に仕立てて切り抜けた。ところが、なみどん太(いかりや長介)に断りなく楽屋を抜け出した為に、桃は先輩・絹子(沢田雅美)からクビを言い渡される。しかし幸代から事情を聞いたなみは、桃に小遣いをくれた。クビも免れ、初めてもらった手当に桃は感激する。

↑原作本ではなく、エッセイ集らしい。

peachredrum.hateblo.jp

2023.10.23 BS11(イレブン)録画。

 

ナレーション:奈良岡朋子

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神野桃:泉ピン子

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神野平吉:藤岡琢也

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神野高子:林美智子

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神野はつ:赤木春恵

南マネージャー:矢島健一

森田春樹:水谷大輔

野口ミカ:今野りえ

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落語家:雷門五郎

漫才師:ふじゆきえ

    ふじはなこ

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大川勇:矢崎滋

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青山幸代:浅田美代子

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楽屋番:小池幸次

演出家の声:渡部猛

ミカのマネージャー:清水大敬

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振付:花柳日夏

踊り:花柳糸之社中

殺陣指導:國井正廣

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鳴り物:森トシ

春風亭柳八

三遊亭おま之

その他:芸プロ

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立野春子:東てる美

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和田絹子:沢田雅美

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なみどん太:いかりや長介

 

桃がなみどん太の付き人になって1ヶ月。おお、やっと矢島健一さん分かった。なみどん太は着物に着替えてスタジオへ。桃は青山に頼まれてアイドルの代役で歌を歌い、セリフを言う。ちょっとドリフのコントちっく。絹子は桃が代役をしていることに怒るが、なみどん太は相身互いだと言う。

 

青山は動物プロダクションが連れてきた犬がスピッツで困っていた。江戸時代にスピッツはいない。桃と勇はスピッツの毛を刈って茶色のスプレーで染めようと言う。いやー! やめてー!! 昭和はこれがあるから嫌。そんなに時代考証に厳密な作品ではないだろ。

 

スピッツの毛刈り、毛染めで時間を取られ、絹子に付き人失格だと叱られる桃。

 

スタジオで撮影が始まり、ミカはこの犬、変! 気持ち悪い!と撮影を中断させるが、青山は柴犬で押し通した。本当に再現することないだろ!

 

うーん、橋田さんは犬好きで、よく劇中で犬を登場させるの? ああいう扱いならやめてほしい。木下恵介アワーは動物が出て来ないので平穏でいられる。

 

桃は楽屋から閉め出され、クビにされたとガッカリするが、青山が桃をかばって誤解が解けた。なみどん太は青山の前ではニコニコ。

 

トーク番組の収録。絹子からなみどん太の自宅の電話番号とガールフレンドの電話番号を渡され、それぞれ電話をかけるように言われる。自宅には仕事で徹夜になる、ガールフレンドには今夜行くと伝えた。

 

電話から戻った桃に付き人を辞めると言う絹子。絹子も喜劇役者を目指して、なみどん太についてきたがなみどん太にはなれないと悟ったが付き人を辞める気はなかった。付き人と重宝されて5年。しかし、桃が現れて辞めどきが来たと思えた。

 

やっぱり沢田雅美さんいい芝居するわ〜。「おやじ太鼓」のかおるちゃんがタバコ吸ってる〜とショックでもあったけど。古葉プロからお手当をもらっていない桃を気遣って、なみどん太からのお手当を絹子から渡された。

 

青山と勇に誘われてオシャレなレストランへ。ビフテキのコースを注文。桃はなみどん太からのお手当を見ると3万円! 3人はそれぞれ夢を語り合う。青山さんは石井ふく子さんのモデルなのかな〜? いやいや、それなら泉ピン子さんより年上の俳優を使うか。

 

朝、春子が河岸に行く前に桃のアパートに来た。朝ごはんも昼のおむすびも用意してくれるなんてありがたい。春子は古葉プロの曽我に内情を聞き出し、平吉から給料を出さないようにキツく言われていたと話した。桃はもらった3万円から春子に1万円を返そうとしたが受け取ってもらえなかった。

 

こっそり様子を見に行く平吉。1ヶ月以上経ち、はつや高子は桃がどうしているか平吉に詰め寄り、ようやくなみどん太の付き人であることを話す。高子は私が会いに行くわけにはいかないとはつに託す。

 

寄席の楽屋

なみどん太を送り出した後、同室の女芸人に褒められる桃。

 

楽屋にいた女芸人は元々は宮田 洋容・布地 由起江(みやたようよう・ふじゆきえ)という夫婦ではない男女コンビでミュージカル漫才をしていたが、男性のほうが1983年に亡くなった。以降ふじゆきえ・はなこというオペラ漫才をしていたが、2006年引退。ツイッター阿佐ヶ谷姉妹みたいというのを見かけたけど歌を歌ってたのなら遠くはないね。

 

そこにはつが風呂敷包を持って訪ねてきた。荷物を受け取り涙を浮かべる桃。

 

テレビ局へ車で戻るなみどん太一行を陰で見ていたはつと高子は甘味処へ。高子は桃が生き生きしていたと安心するが、はつは今後を思い心配する。高子も元・旅芸人だったもんね。はつは自分がおなかを痛めた子じゃないからとすかさず嫌み。それ言う?

 

青山がなみどん太の楽屋を訪ね、勇が辞めたと桃にこっそり言う。桃は自分も勇や絹子と同じ思いをすることになるんじゃないかと不安になった。(つづく)

 

絹子がカッコいい女性だった。桃みたいに周りを気にせずガツガツいける人が成功するんだろうな。