徒然好きなもの

ドラマの感想など

【ネタバレ】橋田壽賀子脚本ドラマほんとうに 第30回

TBS  1977年4月28日

 

あらすじ

 

舞台は東京の老舗のせんべい屋「はまかわ」。 はまかわの次男 草刈正雄とお店で働く大竹しのぶとの恋愛模様を軸に、 定番の嫁・姑・親子の問題を交えて描く昭和のホームドラマ

2023.10.9 BS11(イレブン)録画。

peachredrum.hateblo.jp

浜川家

信乃/しの:京塚昌子…「はまかわ」の女主人。幼なじみの恒介には「しーちゃん」と呼ばれている。

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東作/とうさく:関口宏…信乃の長男。中卒で職人の道へ。

千絵:長山藍子…東作の妻。前夫と死別。息子2人。

明:羽田勉…千絵の次男。

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南平/なんぺい:草刈正雄…信乃の次男。大学を中退し、せんべい職人へ。24歳。

トキ:市川翠扇…信乃の姑。東作と南平の祖母。

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戸倉聰:松田洋治…千絵の長男。

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三浦桃子:大竹しのぶ …「はまかわ」の従業員。4月で20歳。

三浦杏子:東海林典子… 桃子の妹。スーパーの店員。

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高木則夫:岡本信人…「はまかわ」の職人。のんちゃん。

湯村敬太:江藤潤 …「はまかわ」の職人。秋田出身。南平と同じ歳。

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小田常吉:田武謙三…「はまかわ」の職人。常さん。

小田麻子:大鹿次代…常吉の妻。「はまかわ」でパートをしている。

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はまかわのパート主婦

時枝:益田愛子

 

協力/九段・一口坂 さかぐち

sakaguchi-arare.com

 

階段を上ってきた信乃。信乃の部屋って2階だっけ。廊下で待ち伏せていた南平が信乃に続いて部屋に入ってきた。南平は信乃にお礼を言い、桃子にプロポーズしたことを報告した。あいまいにしとくのはやりきれないし、世田谷のおばさんに目をつけられて焦った。行き当たりばったりだねえ。

 

信乃は桃子の両親のこともあるし…と言うが、南平はいざとなったら引き取ると言い出す。まあ結局周りがお膳立てしてくれるんでしょ。最初のころの好感度はどこへやら、後半になるにつれ桃子と支店のことばかり。

 

東作の部屋

東作はクラスメイトとケンカした聰を気にするが、千絵は子供はケンカするものだし、わがままだとまで言う。先生のことも迷惑だとか…。浜川の皆さんによくしてもらってる、東作に申し訳ない、じゃないよ! 最後までこうなんだろうな。

 

翌朝、桃子は支店に行くため、杏子は送り出す。桃子は母の字が乱れていておかしい、寝ている状態で書いたんじゃないかと疑うと、杏子は母ちゃんは病気なんかじゃないと変なキレ方をする。そこまでして隠す理由が分からなくなってきた。

 

ダイニング

信乃と南平と桃子しかいないところであれこれ桃子に話しかける南平。信乃にも報告したと南平が言うと、桃子はそっけない。私の気の済むようにさせてくださいと桃子も千絵もよく言うよね〜。

 

あられ老舗はまかわ

杏子にまたお金を貸す敬太。敬太としては桃子のためなのかな。今夜、のんちゃんと3人で飲みに行こうと誘うが、養子に迎えたい人が来るので行けないとのんちゃんは断る。

 

支店

南平みたいな店員がいたら客途切れないかも。外見はいいんだよ、外見は。

 

客:大原穣子…金八第1シリーズ4話の電話の声とか、BK朝ドラの方言指導とか。

 

ダイニング

聰の帰りが遅いのは、担任の先生に勉強を見てもらっているからだが、どこか迷惑そうな千絵。

 

茶店かと思ったら、敬太がキープボトルしてるからバー? 「二人の世界」みたいなスナック? ヤケ酒しようとしている敬太を介抱する気満々の杏子。しかし、敬太は正気に戻り、杏子の好きなところに行こうと誘う。杏子も好きな敬太に誘われてうれしいのは分かるけど、がっついてる感じがしてちょっと怖い。

 

ダイニング

まだ養子を迎えたいという人が来ないと千絵に愚痴をこぼすのんちゃんは、信乃から今日は客は来ないと言われ、常さん夫婦のいる茶の間に呼ばれた。

 

茶の間

のんちゃんが他所へ行くのならうちへ来ないかと言う常さん夫婦。その言葉を神妙に黙り込んで聞いているのんちゃん。

 

ダイニング

他人は他人と言いまくるトキは東作に血の繋がった孫が欲しいと言う。うえ〜。東作が他人の子に気を使いまくるなんて可哀想という認識。聰が大人に気を遣わせる気難しい子供扱い…トキや信乃に戸倉の家での聰を見せてやりたいよ。

 

東作の部屋

聰と今後について話し合う。塾に行くか家庭教師を雇うという東作に聰は家庭教師はおばあちゃんが反対してるからと先生にこれからも教えてもらうと言う。先生のマンションでシャワー浴びた発言にはギョッとした。

 

杏子は「青春時代」を口ずさみながら敬太と帰宅。

青春時代

青春時代

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一生の思い出にするとかいちいち言うことが重い杏子。店先で待っていた桃子に新宿に遊びにいってきたと報告。

 

東作の部屋

千絵は聰のことは諦めてる、東作の子供を産みますと宣言。おいおい〜、東作はいいって言ってたのに、ドン引き。東作はかなりまとも。桃子のところに子供できたりしたら、すごい対抗心燃やすんだろうねえ〜、千絵が。

 

ダイニング

学校の創立記念日で連休になり、どこか行かないのか聞く明。東作は29,30,1日と連休にすると言い、明と旅行に行くと決めた。信州のペンションやってる友達がいるからそこに頼んでみる。敬太だって田舎に帰れると喜んでいるのに信乃は休みの度に旅行に行くなんておかしな世の中ねとチクリ。長時間労働反対! 

 

1977年は4月29日(金)が天皇誕生日で休み。30日は土曜日。1日が日曜日。当時は土曜日が休みという概念がないから、1日は休みを取ったんだろうね。

 

で、5月は2日(月)で平日、3日(火)が憲法記念日で休み、4日(水)が平日、5日(木)が子供の日で休みと見事な飛び石連休。昔はこれが当たり前だった。

 

あられ老舗はまかわ

敬太は連休に実家に行こうと杏子を誘う。杏子は嬉しそう。

 

東作の部屋

聰は先生の実家の千葉に行くから信州には母さんと明で行って来なよと言い、千絵はビンタ。東作が止める。

 

敬太とのんちゃんの部屋

敬太はのんちゃんも実家に誘うが、のんちゃんは常さんの家に遊びに行こうかなと語る。

 

支店から帰って来た桃子に信乃と千絵が母から送られてきたという現金書留の封筒を見せた。中身は母が15万円手をつけずに返してきたので、桃子が杏子を責めた。杏子も杏子で、母のことはすっかり忘れたように敬太さんにプロポーズされるかも!じゃないよ。

 

桃子を気にする南平を今日は遅いから寝なさいと諭す信乃。(つづく)

 

信乃は今回ずーっとテンション低いね。それにしたってこんなムカつく女性ばかり何で書けるんだろ〜? 明日1回ではいろいろ投げっぱなしで終わりそう。千絵も年を取るとトキみたいな姑になるのかね。