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ドラマの感想など

【ネタバレ】橋田壽賀子脚本ドラマ 道 第15話「満たされない心」

TBS 1979年2月15日

 

あらすじ

舞台はわんこそば屋の“伊和田”。 亡き夫の法要の日から始まる。 母にすればこの日に跡継ぎを決めてしまおうと長男の遺産相続と3人の娘たちの遺産放棄を提案する。 だが、長男の嫁はお店の跡継ぎを拒否する…

2023.7.5 BS11(イレブン)録画。

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主な登場人物

伊和田(いわた)家

わか(京塚昌子)…わんこそば屋「伊和田」の女主人。

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福太郎(小野寺昭)…長男。家庭裁判所の調査官。

亜紀(長山藍子)…長男の嫁。「伊和田」の若女将。息子が2人いる。

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高子/こうこ(結城美栄子)…長女。レコード会社のプロデューサー。28歳。

周子/しゅうこ(中田喜子)…次女。男子高の教師。25歳。

朋子(大竹しのぶ)…三女。獣医学生

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小玉栄二(佐藤英夫)…郁の夫。

小玉郁(乙羽信子)…わかの姉。

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従業員

古出長子/ちょうこ(泉ピン子)…高子と同じ歳。

三浦太平/たへい(岡本信人)

中田国夫(尾藤イサオ)

松島時枝(茅島成美)

泊三生(金子扇太呂)…「心」では「一村」の従業員・太郎。

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酒井夏子(木原光知子)…亜紀不在のため雇われた山形出身の女性。24歳。

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時枝の息子・松島哲也(吉田紀人)…「心」のター坊。

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藤原市郎(中村勘九郎)…小型犬・モンタの飼い主。

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森村初子(園佳也子)…スナック葵のママ。

健(田島真吾)…亜紀の弟。グレて家裁送りになり、福太郎と亜紀の出会いを作る。

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長谷部克利(豊田清)…周子の生徒。

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大坊(たいぼう)吾郎(渡辺篤史)…周子の見合い相手。高校教師。

 

茶の間

周子を怒るわか。やっぱり跡は継がないという話。

 

福太郎の部屋

家で仕事している福太郎を呼びに来た郁。ただの親子喧嘩だからほっとけと言う福太郎に福太郎夫婦のせいでわかが焦ってるんだと連れ出した。

 

茶の間

周子は吾郎に言われて心変わりをした。周子は部屋を出て行き、残ったわかと郁と福太郎で話し合い。わかが一人で相続すると相続税が払いきれないので跡継ぎ問題に焦っている。母さん太ってるんだからいつまで元気でいられるか分からないみたいなことを言うのが面白い。当て書き?

 

高子が帰って来たのに、まだ朋子は帰って来ない。

 

店の前まで市郎に送られてきた朋子だが、国夫が玄関から入るより店に出ていることにした方がいいと口裏を合わせてくれた。

 

長子、夏子、時枝は店で片付けしながら朋子にボーイフレンドでもできたかな?と噂し合う。そこにわかが入って来たので慌てて作業に戻るのが面白い。

 

朋子は改めて国夫にお礼を言う。

 

茶の間

わかは国夫たちがかばっていることに免じて何も言わないとは言うが、郁が朋子に早く風呂に入るよう部屋から連れ出した。

 

朋子は周子が心変わりしたことを郁から聞き、母さんをバカにしてると周子に文句を言いにいくが、周子はさっさと結婚してこの家から逃げる、朋ちゃんが継げばいいと言われ、何も言い返せなかった。

 

茶の間に戻った郁は、わかから国夫が朋子を好きだと聞く。わかの機嫌は直ったらしく、羊羹を食べようと誘い、わかはあきれる。さっき、自分で太ってるからと言ってたのにね。

 

吾郎が小玉家を訪問。栄二と一緒に朝食を食べてるのは行きつけの飲み屋のママ・清子(奈良岡朋子)。吾郎は郁に知られたらどうするんだと問い詰めるが、栄二はヘラヘラしている。

 

伊和田家客間

吾郎は郁に報告。郁はおもちゃより女遊びの方がいいと笑い飛ばす。そこに周子が来て、この間のお礼がしたいと吾郎を食事に誘う。

 

朋子も出かけようとしていたが、わかが作った甘酒を国夫のマンションに届けるように言う。周子に届けさせればいいと朋子は反発するが、わかは周子が吾郎と出かけると聞くと嬉しそうにお小遣いをやると言い出す。

 

吾郎はわかを呼び出し、郁を何とか栄二の元へ帰らせるように言う。

 

公園

お互いの親を気にしてしばらく会わないことにしようと話し合う。昨日の予告のシーンね。

 

茶の間

わかは長子が福太郎のことを好きなのを知っていて、あまり順や洋の世話をさせることに躊躇していた。孫の世話が大変で〜という京塚昌子さんは当時48歳。わかは郁がいたら亜紀が帰りづらいのではと家に帰そうとするが、どこでのたれ死のうとも関係ないでしょ!と出て行こうとするので、わかは追い出すことを断念。郁に謝った。

 

国夫たちのマンション

長子、夏子、国夫、太平で麻雀。順と洋は退屈して帰りたがるが、長子たちは麻雀に夢中。時枝に甘える哲也を見た洋はお母さんのところへ行きたいと順に言う。

 

スナック葵の2階

浴衣を作る亜紀。ママは亜紀を褒める。帰って来た健は知り合いから紹介された物件で学生相手の軽食屋をやろうと言い出す。お金のことを心配する亜紀だが、店から出た健は警察に捕まってしまう。健は“ミカミ”というのね。

 

国夫たちのマンション

わかが甘酒を持って訪れた。子供たちは空き地に遊びに行ったと言うが、間もなく帰ってきたのは順と哲也だけ。洋は先に帰ると言ったが行方不明になった。

 

わかはスナック葵に電話したが、亜紀は不在。

 

茶の間

長子は申し訳なさに泣き出し、郁は亜紀が連れて行ったと言い、福太郎は亜紀をかばう。

 

朋子は克利を連れて、スナック葵に行くが、帰って来た亜紀は何も知らない様子。

 

もう一度探しに行こうとするわかだったが、電話が鳴る。(つづく)

 

今なら未就学児だけで遊びに行かせるなんてないんだろうけど、あんなに大人がいたって昔はあんなものだったね。麻雀に夢中でもわかも福太郎もそのことは責めなかった。

 

予告

福太郎は定期預金をおろす手間が面倒?だから通帳に入っている100万円を貸してくれとわかに言う。洋が入院とか言ってな…何があった?

 

今日は22話。

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ライバル登場。トムとかうぐいすとか名前はかわいいんだけどね。