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ドラマの感想など

【ネタバレ】二人の世界(全26話) #11-12

1970/12/01~1971/05/25 TBS

 

あらすじ

運命的な出逢いを果たし結婚した夫婦の歩みを、丹念に描く人間ドラマ。木下惠介に師事した山田太一の処女作『3人家族』(68)でも共演した竹脇無我栗原小巻が、支え合うカップルを好演し、姉想いの弟役のあおい輝彦が唄う主題歌もヒットした。著名な歌手のコンサート会場に入れなかった二郎(竹脇)と麗子(栗原)は、意気投合し深夜まで過ごすも別れ難く、急速に結婚を意識し始めた二人は、周囲の反対を押し切りゴールインするが、茨の道が待ち受ける。

11話

前回の振り返り。不当に左遷させられた職場の悩みを話さない二郎。

 

麗子はバレエのレッスン。恒雄は麗子を誘い、喫茶店に入った。恒雄は二郎と話がしたくて会社に電話をかけ、総務部に移動したことを知った。

 

恒雄は7つ上の片桐と釣り合わない、相手にされてないと感じていた。話を聞いた麗子は片桐を「美人じゃないし年取ってるし」とボロクソ言う。恒雄はそう言われたら冷めるかもしれないと直前に言っていたのに、いざ言われると怒る。やっぱり女はダメだ!と。

 

夜。夫婦でテレビを見ている時に恒雄の片想いのことを話そうと思ったが、話せなかった。テレビを見ていても思い詰めたような顔をしていたからだ。一人で本を読みたいという二郎は、一人の時間が欲しいと言った。

 

会社に不満があるのなら辞めてもいいんじゃないかという麗子に同じことの繰り返しになる、お嬢様育ちの麗子には苦労が耐えられないんじゃないかと二郎は言った。

 

翌日お昼前にスナックフジに行った麗子。やっぱり喫茶店に思える。二郎は自宅に電話をかけるが麗子は不在。大家さんのとこに電話をかけたのかな? 隣の同僚には朝別れたのに新婚ですねと冷やかされた。

 

恒雄は孝子に二郎に何かあったのでは?と話すが、孝子にそんなこと嫁の里で気にすることじゃないでしょうと一蹴された。

 

麗子と二郎は雷門で待ち合わせして浅草ですき焼き。割と外食する夫婦だね。二郎は父親と来たことのある思い出の店だった。二郎は会社を辞めることに気持ちが傾いていた。不満なら辞めればいいという言葉を反省していた麗子だが、二郎は麗子の言葉が響いていた。

 

家に帰ると10時過ぎ。しかし、二郎は会社を辞めるという決断が揺らぎ始めた。しかし、麗子は張り切りだし、それが二郎には重荷に感じた。

 

12話

一つの会社にいるのは時代遅れかもしれない、だが…と悩む二郎。

 

いざ辞めるとなると会社のいいところばかりが見えてくる。単調な仕事でも給料はいいし、一流会社だし、定年まで安泰。

 

麗子は父の遼一と喫茶店で会っていた。久々だよ〜、遼一さん。遼一ももちろん総務課に移動したことを知っていた。車のセールスマンを考えていると麗子が話し、二郎の収入がダウンするから就職したい、だから遼一に就職先を世話して欲しいとお願いした。経済的援助をお願いするよりマシ? 就職するまで孝子には内緒にして欲しい、元々麗子は働きたかったと話した。

 

二郎は関根に会社を辞めることを報告。関根は商売を勧める。食べ物屋はボロ儲けだぞ〜と食堂をプッシュ。笑うと愛嬌があるから女の子向けのアイスクリーム屋をやったら?と言われて二郎はまんざらでもなさそう。

 

夜、夫婦で部屋でゴーゴーを踊る。フリーダムな夫婦。しかし、大家に怒鳴り込まれる。「野中の一軒家じゃないんですから!」。大家が帰るとマンションを買ってやると意気込む。麗子に笑顔を見せて関根に商売を勧められたことを話すと、麗子はその考えを歓迎した。

 

一瞬、妄想シーンで二人でラーメンの屋台を引いてるシーンがシュール。

 

二郎は一人で屋台のラーメン屋に入って店主と話をした。店主は加藤嘉さん。55歳まで勤め人だった店主は、定年までにアパートを建てて生活には困っていないが、話し相手がいなくて商売を始めた。店主も飲み始め話が盛り上がる。

 

翌朝、二郎は会社を辞めること、何がしたいのかハッキリ決まったことを麗子に話した。会社を辞めて、商売を始める。今度の土曜日に田舎の父親に会いに行って話してくる。麗子は二郎の商売が始まるまで就職すると言った。バレエの先生はアルバイトだからいくらにもならない。

 

脚本家自体がフリーランスだからサラリーマンより商売!な感じなのか当時の日本がそうなのか分かりかねる。でも橋田壽賀子さんも割とこんな感じだよね。一流会社にせっかく入れたのにもったいないと思うのは小者の考え方か!?

 

あと同じ脚本家でも総務で真面目に働き続ける「兄弟」の静男の方が今の時代に共感を得やすいのかもしれない。