TBS 1981年1月8日
あらすじ
東京・神楽坂のとんかつ店「一村」を舞台に、互いを思い合う姉弟愛がテーマ。 糸(山岡久乃)、平(宇津井健)、寛(篠田三郎)、友(長山藍子)という4人の姉弟がいた。糸と平は両親代わりとなって、年の離れた寛と友を育ててきたが、友はお客と駆け落ちし、家を飛び出していた。ある日、家業を盛り立てるために40歳まで独身を貫いてきた平が結納を迎えることに… そんな中、友が姉たちの前にひょっこり姿を現す。
2023.6.5 BS11(イレブン)録画。
年末
店には“迎春”の貼り紙
佐和の引っ越し。平さんの水色ジャージが珍しい。三和も手伝いに来ている。寛は寝坊して遅れて来ると、母さん一人だからと三和は帰って行った。
糸も友も機嫌が良く、哲子も鶴次郎に誘われてスキー旅行に同行することになった。
沢木家茶の間
三和が帰ると喜和が一人で泣いていた。佐和が引っ越して行って寂しくなって、嫌々店を継ぐんだという三和とケンカになってしまった。
佐和が来ると三和が旅支度をして顔を見せた。独身の友達と旅に行くと言う。佐和は喜和と三和の仲を心配する。
翌朝、鶴次郎や友、恵一、ター坊、哲子がスキー旅行に出掛けていき、平と佐和もハワイ旅行に出かけた。
大晦日
一人で年越しそばをすする糸。喜和も一人。
年明け
一人お屠蘇とお雑煮を食べる糸。一人で「お正月」を歌ってみたり。ちゃんと作るのが偉いよ。
路地でばったり顔を合わせた糸と喜和。きちんと年始の挨拶をする。おせち料理は平や佐和がそれぞれ用意してくれていた。さすがに自分のために料理はしたくないらしい。一緒に初詣に行き、沢木家でおせちをつまみつつ飲み会。なぜか意気投合している。またそれぞれ悪口言い合うんだろうな。
お正月に一言も電話もないとお互い嘆き、糸は「佐和」で働くと言い出し、喜和は感激で泣き出すが、本当!?!? 今度は三和が働きづらいぞ。20分くらい赤木春恵さんと山岡久乃さんの酔っ払い芝居を堪能。
その夜、糸と喜和はそのまま飲み会続行。佐良直美さんの「世界は二人のために」を歌う。人生は77年と糸は言ってた。あと25年って糸は50前じゃないの?
ハワイから電話。平と佐和が泊まるホテルの窓の外は思いっきり合成。酔っ払って死ぬまで一緒!と騒ぐ2人に佐和は早く帰った方がいいかしらと心配する。
翌朝、一村家を訪れた喜和。昨夜、糸は留守番がいないとダメと帰って行き、こたつで寝ていたと言う。一緒に働く話も覚えていた。喜和は糸のために料理をふるまう。4日まで芝居や成田山へ行こうと盛り上がる。
孝子の働く旅館前に野村が待っていて、恵一に今の生活を壊されたくないと言われたと話し、恵一たちと暮らせなくても、僕がいると言いに来た。孝子は母と子の絆がある、実の母親が顔を見せれば絶対ついて来ると言い、早く坊やのお母さんを見つけてくださいと頭を下げた。
一村家茶の間
スキー旅行から帰ってきた鶴次郎たち。恵一、ター坊、哲子は糸に反物をプレゼントした。友や鶴次郎に「佐和」の手伝いに行くと言い、友は驚く。間もなく平たちも帰ってきて、友はお姉ちゃんが変なこと言ってると平たちに言い、佐和も電話の様子がおかしかったと納得する。
姉弟が揃い、お土産を広げながら、糸の決断を止める平や友。糸の思いを尊重していいよ〜。平もなんで止めるかなー? 寛は賛成する。明日から働きに行くという糸に平たちは黙り込むしかない。
沢木家茶の間
同じくお土産を広げながら、喜和から報告。三和は賛成し、家を出て、お勤めをして結婚すると言う。
一村家
糸は「佐和」に出かけて行き、佐和は家の掃除をしようとするが、友が掃除機をかけていて、これからは早く起きないととチクリ。恵一たちもしつけとして自分たちで掃除をさせると言う。うーん、やっぱり友は厄介。
店の前では孝子が立っているのを哲子が見つけた。声をかけようか…というところに宮寺が現れ、孝子とどこかへ行ってしまう。
哲子は恵一に話そうとしたが、友がいたので言えず、何となく哲子の後をつける友。(つづく)
重要な回でもあるけど、正月明けのお遊び回でもあるような。糸と喜和の酔っ払い演技が結構長かった。最近、ドラマを見ていてイライラし通しだったけど、糸が喜和と店やると分かって、こう来たか!となぜか爽やかな気分。
こちらは今日が最終回です。
明日から「二人の世界」が始まります。
キャストがかぶってるからどうせなら「3人家族」の続編が見たかった。