TBS 1980年11月20日
あらすじ
東京・神楽坂のとんかつ店「一村」を舞台に、互いを思い合う姉弟愛がテーマ。 糸(山岡久乃)、平(宇津井健)、寛(篠田三郎)、友(長山藍子)という4人の姉弟がいた。糸と平は両親代わりとなって、年の離れた寛と友を育ててきたが、友はお客と駆け落ちし、家を飛び出していた。ある日、家業を盛り立てるために40歳まで独身を貫いてきた平が結納を迎えることに… そんな中、友が姉たちの前にひょっこり姿を現す。
2023.5.24 BS11(イレブン)録画。
オープニングの名前が
一村平 宇津井健の次が
一村佐和 大空眞弓になってて、おお〜と声が出た。
とんかつ「一村」
平(まさる)が店に帰ってきて、「川本」を案内した女性について様子がおかしいという話をする。佐和は友(とも)に奥を全部任せると言っているのに洗濯を終えて店の手伝いをしようとする。「私も一村の人間よぉ〜」って散々店が忙しくて子供達の面倒が見れないと言っといてさ!
芸者置き屋「川本」
三條の妻・里子が伸子のもとに訪れた。里子はあっさり伸子が三條の娘だとバラす。里子さんの声、すんごく上品で好きだわ〜。世界名作劇場のお母さんみたいな。しかし、東恵美子さんの経歴には映画の吹替はあるけど、アニメはないんだね。里子さんは全てお見通し。
「一村」厨房
ター坊が帰ってきたので、佐和は友にター坊と奥に行くように言うが、ター坊は鶴次郎の手伝いに行ってしまった。友は私は私のやりたいようにやるの!と逆ギレ。店のことやらなくていいってなったら、家のことやりゃあいいのに。
友が皿洗いをしていると恵一帰宅。皿洗いをしている友を気の毒がり、友もここぞとばかり佐和が来てから気疲れするなどと言う。男に取り入るのが上手いよね。さっさと夕飯作れよ!
沢木家
夕飯を食べに帰ってきた佐和。喜和も三和も歓迎。佐和は善意で言ったことも素直に受け取ってもらえないとこぼす。なんだかんだこの家族は一村家よりあたたかい家に見えてしまう。
とんかつ「一村」
志津が来店。三條が実の父と知った伸子は部屋に閉じこもってしまい、寛(かん)のマンションを訪ねたが、まだ帰っていなかった。糸や平に相談して、平が話をすることにした。
長谷川家
平が伸子を訪ねた。平も伸子の父親のことを知っており、伸子は知らないのは私だけと改めてショックを受ける。
一村家茶の間
糸と志津が飲んでいる。あんなにいい娘に育ったじゃないのとか糸が言うとはね。友は寛に連絡を入れるが、まだ帰ってない。
長谷川家
平が伸子に志津と三條が愛し合っていたが、やむにやまれず別れてしまったことや、志津が伸子を一人で育てたことなどを必死に語る。そこに寛がやってきて「あんまり気にするなよ」って。伸子は寛が三條の会社に入るのは、三條が伸子の父親だから利用してるなどと言い出し、あんまりバカにするなとケンカになる。
寛のマンション
ため息をついてソファに寝っ転がる。寛が怒るのもわかる。
長谷川家
志津は伸子に分かってもらえなかったと嘆くが、伸子は母とチーバに育てられた感謝を語る。チーバのいる家、いいなあ。
とんかつ「一村」
糸がいなくなったら佐和がカウンターに立つことになり、友も店に出ることになった。店の暖簾を出しに行った哲子は学校帰りの恵一と話をする。哲子は恵一が元気になって素直に嬉しい。そこにやってきた友は2人に気疲れしてるように匂わす。友も恵一もそれぞれ去り、店の前を乳母車を押す孝子が通り過ぎて行き、気になる哲子。
恵一の部屋
勉強している恵一に孝子が店の前で3回見かけたと話す。恵一は今度は孝子が“あの女”になってる。哲子は乳母車を”引いた”と言ってたな。
孝子のアパート
野村は赤ちゃんの預け先を見つけた。個人でやってる託児所。孝子は恵一とター坊と暮らすために家を出る。野村は親子3人で暮らせるような資格を取ればと言うが、孝子は野村に申し訳なく、アパートを出た。野村と一緒の方がいいのにね。一番まともな人に思える。
喫茶店
寛と伸子の話し合い。寛は三條の会社に行かないことにした。伸子は突然寛に別れを切り出す。え! 伸子は母の苦労を知り、結婚せず「川本」を継ぐと言う。志津の生き方を軽蔑してきたが、今は違う。反抗してきたお詫びだと言う。
とんかつ「一村」
寛が来た。糸は浩介の荷物が届いたとはしゃいでいて、とても話をする雰囲気ではなかった。(つづく)
「別れ」というサブタイトルは糸と浩介のことだと思ったけど、三條と伸子や野村と孝子などいろいろあったのね。
今日の再放送は18話。前に一度見たのに見たくなる。BS松竹東急は最近見始めたので、以前はどんなドラマの再放送をやってたんだろう? 同じく山田太一脚本の「兄弟」「二人の世界」はもうやった? 日本映画専門チャンネルで2~4話のまとめ再放送で見てたから1話ずつで見るのっていいね。