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【ネタバレ】橋田壽賀子脚本ドラマ 心 第1話「結納の日」

TBS 1980年4月24日

 

あらすじ

東京・神楽坂のとんかつ店「一村」を舞台に、互いを思い合う姉弟愛がテーマ。 糸(山岡久乃)、平(宇津井健)、寛(篠田三郎)、友(長山藍子)という4人の姉弟がいた。糸と平は両親代わりとなって、年の離れた寛と友を育ててきたが、友はお客と駆け落ちし、家を飛び出していた。ある日、家業を盛り立てるために40歳まで独身を貫いてきた平が結納を迎えることに… そんな中、友が姉たちの前にひょっこり姿を現す。

2023.4.3 BS11(イレブン)録画。たまたま当日の朝、番組表をチェックして見つけたのでキャストにひかれたのもあり見てみようと思いました。

 

wikiによると、どのへんで出てくるかわからないけど金八第1シリーズ直後の田原俊彦さん、杉田かおるさんの名前発見。赤木春恵さん、茅島成美さん、三木弘子さんもいる。吉田紀人さんは「本日も晴天なり」の子役順平。1時間×全40話だからかなりのボリュームだけど、これから月~木曜日に放送されるので毎日見ていきたいと思います。

 

主題歌は佐良直美さんの「心」

心

宇津井健さんが主人公で一村家の長男・平(まさる)、山岡久乃さんは姉の糸(いと)。次女の友(とも)が長山藍子さん、次男が寛(かん)が篠田三郎さん。「渡る世間は鬼ばかり」では山岡久乃さんと長山藍子さんが親子役だそう…って渡る世間~は長いシリーズだから見たことないんだよね~。でもキャストは何となく分かる。

 

やっぱり字幕なしか。冒頭から糸が喋りまくる。江戸っ子の早口。朝から折詰作りをしている。杉田かおるさんは従業員の若林哲子役。金八の浅井雪乃的なおとなしい感じかな。当時まだ16歳くらいだよなあ? 中卒設定なのかな。

 

今日は40過ぎて独身だった平の結納の日だが、結納の日でも朝から忙しく働きまくる平と糸に寛は文句を言う。

 

小料理屋「佐和」の女将・喜和(赤木春恵さん)は娘の佐和(大空眞弓さん)と平の結納について語る。平と佐和は昔何かあったっぽい!? 赤木春恵さんは桜中学の校長とは全然違うな〜。それにしても怒涛のセリフ量!

 

喜和は一村を訪れ、お祝いを言う。

 

沢木家

ぼんやりしていた佐和は妹の三和(沢田雅美さん)に平との関係を指摘される。どちらも気持ちがあったものの駆け落ちする勇気がなかったという佐和。お互い跡取りというのもあるのかな?

 

仲人は佐伯(太宰久雄さん)と昭子(三木弘子さん)。三木さんは「本日も晴天なり」とは全然違う和服〜。話していくうち平と糸の妹である友の話題になる。友は糸の反対もあり、店の客だった子持ちの男と駆け落ちして蒸発してしまっていた。

 

結納に出かける佐伯夫妻と平と糸。平はさっきはスーツを着てたのに和服に着替えてる。和服を着慣れてると和服の方が楽らしい。

 

ひとり留守番している寛。電話をかけてきた伸子(東てる美さん)は平の結納の話を聞かされ、お祝いしないと!と手伝いの千代(大鹿次代さん)に話しかける。伸子は“チーバ”って呼んでる? ちーばぁ? 字幕欲しい〜。この家は芸妓の置き屋で伸子の母・志津は写真のみの出演だけど山田五十鈴さん。

 

お祝いを持って一村家に駆けつける伸子。寛は平の結婚には反対!? 姉の糸に押し付けられた結婚だと怒っている。糸と平の稼ぎで大学を出してもらい、研究室で働いている寛は強く言えない。結納から帰ってきて伸子の顔を見た糸は男一人のところに!と憤慨。怒られるのを察していた伸子はさっさと帰る。

 

帰ってきた平は何度も吐いて苦しがる。

 

寛は滝村医院へ。院長の圭造(桜井センリさん)を呼ぶ。妻は岩本多代さん! 「マー姉ちゃん」が終わって半年後くらいか。大学病院に勤め、滝村医院に手伝いに来ていた圭造の甥っ子の花輪大介(おりも政夫さん)も圭造と同じく結納が嫌だという精神的なものだろうという診断を下した。

 

八百屋の鶴次郎(小倉一郎さん)が一村家の近所で友を見つけて声をかけた。2年も帰らなかった友は家に入ろうとせず、鶴次郎はお茶に誘った。

 

食欲が戻った平は、寛に「一村」の嫁じゃなく、兄貴の嫁なんだぞと言われても結納相手と結婚するという。(続)

 

1時間あっという間だった。早口だったな〜。切実に字幕欲しい。聞き取りにくいということじゃなく漢字を確認したい。平も糸も40過ぎて独身姉弟らしいが、さすがの貫禄。明日には続きが見られるのが嬉しいな。