【ネタバレ】ローマの休日

#NHK #BSP #プレミアムシネマ
『ローマの休日』
8/11（水）13:00～14:59
オードリー・ヘプバーンの初主演作。グレゴリー・ペック共演。ローマを舞台に、お姫様と新聞記者のロマンチックな恋を描く名作中の名作。監督は名匠ウィリアム・ワイラー。https://t.co/vMspN3v8Rc pic.twitter.com/duhz1yMpzQ
— シネマサテライト (@CinemaSatellite) July 8, 2021

1953年　アメリカ

あらすじ

オードリー・ヘプバーンがアカデミー主演女優賞を受賞。ローマを舞台にお姫様と新聞記者のロマンチックな恋を描く名作中の名作。ローマを訪れたアン王女は、形式ばった行事ばかりの日々にうんざりして逃げ出してしまう。街にでたアンは、親切なアメリカ人・ジョーと知り合い、一緒に名所を見物して楽しく過ごすが、ジョーの正体はスクープを狙う新聞記者だった…。共演はグレゴリー・ペック。監督は名匠ウィリアム・ワイラー。

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2021.8.11　BSシネマ録画。ど定番だし、昔見たことはあると思う。これで録画しているヘプバーン映画は最後かな。

世界各国を訪問する王女。滞在先のイタリアではドレスで立ったまま大勢の来賓客と挨拶をする。退屈でドレスの中で靴を脱いだり履いたり。

寝る前にはベッドで翌日のスケジュールを聞かされる。しかし、忙しい毎日に耐えきれなくなり、ヒステリーを起こした。侍女は侍医を呼び、王女に鎮静剤を打った。夜中に目を覚ました王女はブラウスとスカートに着替えて滞在先を抜け出した。トラックの荷台に潜み、街中を見ていたがトラックが止まった隙に荷台から降りた。

賭け事をしていた男はお金がなくなったので、一足先に抜け、一人で歩いていると、ベンチで寝ている王女を発見した。酔っ払いだと思い、起こしてタクシーに乗せようとする。何度自宅を尋ねてもコロッセオというので、男は仕方なく自分のアパートに連れて行った。

王女は眠くなったと言い、着替えを手伝って欲しいと、男の前に立った。男は10分経ったら戻ると言って自身のパジャマを預けて部屋を出た。長椅子で寝て欲しいという男の言葉を無視してベッドで眠っていた王女。男は長椅子をベッドの隣に移動させ、王女を長椅子に転がした。

翌朝、アン王女が急病だと一斉に新聞記事が出た。アン王女を泊めた男はアメリカ通信社のローマ特派員ジョー・ブラッドリー。会社に遅刻し、支局長には王女の記者会見に行っていたと嘘を言った。アン王女は高熱で公務は全て欠席するという新聞記事を見せられ、ようやく遅刻を認めるが、アン王女の写真を見て、アパートの管理人に部屋に誰か寝てないか見に行かせ、まだ寝ていると聞くと部屋に誰も入れるなと言った。

支局長にスクープがあると言って高額の報酬を約束させ、部屋に戻った。アン王女はまだ寝ていて、ジョーが長椅子からベッドに戻した。ようやく目を覚ましたアン王女。アーニャと呼ぶようにいう。

ジョーがカメラマンに連絡をとっている間、掃除のおばさんが部屋に入り、シャワー室にいたアーニャをシャワー室から出して、自分の娘ならビンタしてるよと叱り飛ばした。

アーニャはジョーにお金を借りて帰ろうとしていた。ジョーは後をつける。市場を見学していたが、さらに歩いて美容院へ。長い髪を切ろうとしていた。何度も美容師に確認されながら、髪を短くし、店を出ると屋台のジェラートを買い、外にいるところを偶然を装ってジョーが近付き、アーニャのしたいことを叶えることにした。

カフェに行き、アーニャはシャンパンを注文。ジョーはカメラマンのアービングを呼び、儲け話に乗らないか？と協力を仰いだ。ローマ見物をするアン王女を撮影するアービング。ジョーと2人乗りしてベスパを運転。あの有名なシーンね。その後の真実の口に手を入れるところとか。

夜はテベレ川のダンスパーティーへ。アービングは帰らせた。昼間、髪を切り、パーティーにしつこく誘った美容師も来ていて、アン王女と一緒に踊っているところを再び合流したアービングと見ていた。

今度踊ったのはアン王女を探していたアンの国の情報部員でアン王女がジョーに助けを求めたため、殴り合いになった。情報部員たちは警察に連れて行かれ、川？に落ちたジョーとアン王女は寒さに震えた。その時、見つめあってキス。

アン王女はジョーの部屋に戻り、ジョーの服を着て、髪も乾かした。ラジオからアン王女の重病説が流れていた。アン王女はジョーには正体がバレていないと思っていた。しかし、もう帰ると言って送らせた。最後に抱擁&キスをして別れた。滞在先に戻るとお付きの者たちには毅然とした態度を取るアン王女。

翌朝、支局長はジョーの特ダネを確かめに来たが、ジョーはそんなものはなかったと追い返し、アービングには「俺には書けない」と言った。アービングは仕上がった写真を見せて、ジョーも思い出して喜んだが、やはり記事は書けないという。アービングが写真を売るのは自由だという。

アン王女の記者会見。ジョーも仕事だからと出向く。ジョーを見つけたアン王女はジョーを見つめた。記者たちの質問に答えていく。「どの街か印象に残ったか」と聞かれ、どの街もそれぞれに～と言いかけたアン王女だったが、ローマだとはっきり答えた。最後に記者たちと挨拶すると言って一人一人と握手していき、アービングはローマ訪問記念だと言って封筒に入れた写真を渡した。ジョーとも初対面のような挨拶を交わし、最後に笑顔を見せた。

記者はそれぞれ帰って行ったが、ジョーは最後まで立ち尽くしていた。歩き出し、もう一度アン王女がいた場所を振り返った。(終)

やっぱり見たことあるというのは気のせいだったかも。定番の場面しか覚えてないから、コントのパロディとかそういうのを覚えていただけじゃないかな。それくらい有名な作品だったけど、こんな感じかあ〜。切ないねえ〜。